【電波人間 RPG FREE】「ノーマルキャッチ」の仕組みを解説。
初めに
ヘッダーは今流行のAIに作ってもらいました(便利)
それはさておき、本題に
『New 電波人間のRPG FREE!』の「ノーマルキャッチ」で出現する個体は周囲のアクセスポイントのMACアドレス(BSSID)から生成されています。
いきなり結論から入りましたが、そもそも 「MACアドレスって何?」ってなると思うので今回はわかりやすくかみ砕いて説明します。
1.そもそもMACアドレスとは何か
MACアドレス とは
Media Access Control Address を略したもので
PC、スマートフォン、Wi-Fiルーター、ゲーム機など、ネットワークに接続できるすべての機器に割り当てられた「固有の識別番号」です。
構造:
02:11:45:14:4D:5E
上記のように
16進数の数字とアルファベットが6つのグループ(合計12桁)で並んでいます。特徴:
すごく簡単に言うと
原則として、世界に一つだけであり、一生変わらない。
(※厳密には変更可能だが、製造段階では「指紋」や「DNA」のように、その機器固有のIDとして焼き付けられています。)
ちなみに、
Wi-FiアクセスポイントにおけるMACアドレスのことを、「BSSID」と呼び
実際にゲーム内で参照されているのはこの値です。
(専門用語なので、そこまで細かく考える必要はないです)
2. IPアドレスとの違い
勘違いされがちですが、「IPアドレス」と「MACアドレス」
この2つは役割が全く異なります。
違いを人間に例えて解説します。
MACアドレス = 「氏名」や「DNA」
「その機器が誰なのか」を示す。
場所が変わっても、その機器自体が変わらなければMACアドレスは変わらない。
ゲームでの役割: キャラクターの「個体」を決定する素となる。
IPアドレス = 「住所」
「その機器がネットワーク上のどこにいるか」を示す。
接続する場所(家、コンビニ、会社)が変われば、割り当てられる数字も変わる。
ゲームでの役割: 毎回コロコロ変わるため、キャラクター生成の基準には不向き(基本的に使われない)
Switch勢の方ならお分かりかと思いますが、このゲームがリリースされたとき
地図共有って流行りましたよね?再現性がないパターンがありませんでしたか?
もう一度言います。
「その機器が誰なのか」を示すのが「MACアドレス」です。
例えば、その付近にある機器が撤去されていたら?
一時的にテザリングが使用されていたら?
地図共有での再現性なんて精度が低すぎるってことです。
ここで、ちゃんと読んでいる方は
「その機器が誰なのか」を示すのが「MACアドレス」
ならテザリングガチャが何で成り立っているのか不思議に思う事でしょう。
結論からお答えすると、
スマホのテザリングはオンオフするだけでMACアドレスが変わります
(※SSID変えないと変わらなケースもあり)
そのため、成り立っています。
皆さんが、当たり前のようにしている行為は
人為的な操作でMACアドレスが違う電波をばらまいているという自覚を一応持っておきましょう(倫理警察さんのダブスタを突いたら炊かれるので注意)
ここで、なわけねぇだろ
って言われることは目に見えてるので目次を追加し解説します。
3. なぜスマホのテザリングは都度MACが変わるのか?
単刀直入に言います。
「プライバシー保護です」
皆さんが知らないうちにメーカーは皆さんを守っている。良い時代です。
・MACアドレスのランダム化した経緯・背景
かつて、MACアドレスは「一生変わらない」のが常識でした。
しかし、それを逆手に取り、
街中のWi-Fiセンサーで通行人のスマホのMACアドレスを記録し、
「この人がいつ、どこの店に行ったか」を行動追跡(トラッキング)する技術が生まれてしまったことがありました。
これに対抗するため、
近年のiPhoneやAndroidは、テザリング(ホットスポット)機能を使う際、「本物のMACアドレス」を使わず、
その場限りの「偽のMACアドレス(ローカルアドレス)」を自動生成してばら撒くようになったわけです。
ちなみに、OSによって挙動が違います。
iPhone(iOS)の場合:
プライバシー保護を重視しているOSなので
「インターネット共有」のスイッチをOFFにし、再度ONにするだけで、
Wi-Fiの名前(SSID)がそのままであっても、内部的なMACアドレス(BSSID)は毎回新しい値にリセットされます
Androidの場合:(例外有)
多くのAndroid端末では、接続の安定性を重視するため、Wi-Fiの名前(SSID)が同じである限り、
前回と同じMACアドレスを使い続けようとする傾向がある。
簡単に言うと、そのSSID覚えてれば同じ端末で同じバージョンなら再現性があるよって話です。
4. なぜiPhone版には「ノーマルキャッチ」がないのか
結論から言えば、Appleのセキュリティポリシーが厳しすぎて、アプリが「周囲のWi-FiのMACアドレス」を見ることが禁止されているからです。
さきほど、プライバシー保護を重視しているOSと説明しましたが
ここに顕著に表れていますね。
これが、どうプライバシーに関係するのか可視化されてないので分からないですよね。
しかし、明確な理由があります。
「周囲にどんなWi-Fi(BSSID)が飛んでいるか」という情報は、
GoogleやAppleが持つデータベースと照合すると、GPSを使わなくてもユーザーの正確な現在地がバレてしまいます。
(豆知識程度に…これをWi-Fi測位と呼んだりしますね)
こう考えると、
「QRキャッチ」はAppleのセキュリティポリシー上、最適解の実装手段だったといえるでしょう。
また、「QRキャッチ」に関していえば、
任意の文字をQRコードにしてガチャをしているので周囲に影響なく
使いたい人間が選んで読込めるので技術的にも倫理的にも一番健全です。
プロフィールに「QR未使用(ドヤ顔)」
みたいな感じで謎COしてる方をたまに見かけますが、
実際は「テザリングを悪用」して電波を周辺にまき散らしてるだけなので
偉くはないんですよね…。(※あおハルムさんの意見です)
と、まぁここまでです。
技術的には、スマホ側のMACを変えるのではなく、
「発信する側のAP」のBSSIDを偽装することで下記のツイートみたいなことができます(※私は電波撒きたくないので、特殊な環境で再現してます)
ノマキャ談合ありがとうございました。 https://t.co/9CVNAmWoVq pic.twitter.com/jnWPXJxIDv
— ゆう (@yu_) January 11, 2026
この記事を書こうと思った理由は2つ
・私の投稿を見て「チート」と決めつけた人間の存在
・ノーマルキャッチの個体で周辺の機器をある程度特定できてしまうこと
まあ、これを伝えたかったわけです。
住みがある程度バレているユーザーが周辺のノーマルキャッチの画像を出すと普通に時間の問題でバレます。
みんなでキャッチを除いても、
おおよそ 1/281兆 の個体がピンポイントで居たら…って考えたら怖いですよね。ってことで投稿しちゃってる方は今すぐ削除おすすめです。
あとは、目の前に起こっている物を全て否定しないこと
簡単に人を信用しないという事の次に大事なインターネットのリテラシーですので
考えること。調べること。知ろうとすること。この3つがある方は仲良くしましょう。
ありがとうございました。


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