「制作会社のディレクターで、思想がより強い方々っていうのは、希望を出すなりなんなりして、こういった報道特集なりサンデーモーニングなり行ったりするわけですね」
強い思想を持つ者たちが、磁石のように特定の番組へと吸い寄せられていくのだという。
「引力」と自由な「吹きだまり」
こうして出来上がった閉鎖的な空間を、小林氏はあえて次のような過激な言葉で表現した。
「そしていわば、まあちょっと正直言いますよ。もうTBSの中では、こういった番組っていうのは、もうそういった人たちの、ま、吹きだまりというか、なんかこう引力で吸い寄せられていくんですね。そういう人たちがこの番組に」
異論を挟む者がいない環境下で、番組はさらに先鋭化していくこともあうるという。
「で、ここでもう自分のやりたい放題やるという、もう会社の構図になっちゃってるんです」
編集長のさらに上にいるプロデューサーがグリップを利かせてバランスを取るべきだが、組織のガバナンスを離れ、番組が暴走する可能性があることを淡々と並べてみせた。