【続報】ラ・フォーレ西貝(練馬区)取り壊し開始 - 立ち退き問題のその後
はじめに
以前の記事「【実録】賃貸マンション立ち退き要求への対処法 - 「ラ・フォーレ西貝(練馬区)」での事例」で詳細にお伝えした、練馬区中村南のラ・フォーレ西貝の取り壊しが、2025年10月ついに始まりました。
本記事では、立ち退き問題のその後の経過と、現在の取り壊し状況について報告します。
物件の概要(再掲)
ラ・フォーレ西貝(東京都練馬区中村南1丁目)
築年数:1983年3月築(築42年)
構造:RC(鉄筋コンリート)造4階建て
総戸数:48戸
特徴:中庭に桜並木があり、ベランダからお花見ができる良好な住環境
取り壊しまでの経緯
2024年9月
所有者が株式会社クマシュー工務店に変更
「地位継承確認書」の提出を求められる
2024年10月
立ち退き要求開始
退去期限:2025年3月まで
当初提示額:93万円(実質61万円)
2025年9月
順次、住民が退去
全戸が空室となる
2025年10月
取り壊し工事開始
取り壊し工事の状況
現在、重機による解体作業が進行中です。現地には解体工事の届出書が掲示されています。
工事概要
工事名称:ラ・フォーレ西貝 解体工事
工事場所:東京都練馬区中村南1-23-2(←住所、間違ってないか?)
工事期間:令和7年(2025年)10月17日〜令和7年(2025年)12月27日
解体工事業者:
株式会社 金房鷲土木
代表取締役:佐藤 弘樹
登録番号:特29-17923
電話:03-3929-5551
所在地:東京都練馬区東新町1-1-4
元請業者:
株式会社 クマシュー工務店
代表取締役社長:熊倉 秀史
電話:06-6771-7000
工事の種類:建築物等の解体工事
構造および階数:鉄筋コンクリート造4階建て
建築物の延べ面積:約2,808.57㎡
作業時間:午前9時00分〜午後4時00分(作業日数:約60日)
解体方法
建築リサイクル法に基づき、以下の手順で解体が進められています:
分別解体の実施
建設資材(コンクリート、木材等)の分別
アスベスト(石綿)含有建材の適切な処理
騒音・振動規制への対応
現地の特定建設作業実施届出書によると、騒音・振動を伴う作業として「鉄筋コンクリート造4階建ての解体工事」が届け出られています。
現場の様子
築40年以上でありながら新耐震基準に準拠し、10年前には外装工事や防水工事も実施されていた物件でしたが、「設備の老朽化」を理由に取り壊されることとなりました。
工事現場には「近隣のみなさまへ」という看板が掲げられ、「工事中は大変ご迷惑をおかけ致しまして恐縮です。我々関係者一同、安全第一に作業中です」との文言が記されています。
振り返り:立ち退き問題から学んだこと
1. クマシュー工務店のビジネスモデル
前回の記事で詳しく報告した通り、クマシュー工務店(親会社:ビーロット・東証グロース上場)は、民間から物件を買い上げ、立ち退きを進めた上で大手デベロッパーに転売する「不動産再生事業」を展開しています。
ラ・フォーレ西貝は、まさにその事業モデル通りに取り壊され、今後は更地として転売される見込みです。
(周辺に、売れ残りのマンションがたくさんあるが。。。w)
2. 交渉の重要性
当初の提示額は明らかに不十分なものでした。しかし、粘り強い交渉により、より適正な条件での合意に至ることができました。
重要なポイント
最初の提示額を安易に受け入れない
実費を正確に見積もる(引っ越し代、家賃差額、各種費用)
法的知識を身につける(借地借家法第28条など)
時間をかけて交渉する
3. 見えない費用の存在
実際に立ち退きを経験して分かったのは、見積もり以上に多くの費用と労力がかかるということです。
おわりに
1983年から42年間、多くの人々の生活を支えてきたラ・フォーレ西貝が、今まさに解体されています。
中庭の桜並木、日当たりの良いベランダ、静かな住環境。それらすべてが間もなく更地になり、新たな建物に生まれ変わることでしょう。
この経験を通じて学んだことは、賃貸住宅に住む以上、いつ立ち退き要求に直面してもおかしくないということです。その時に慌てず、適切に対処できるよう、知識を持っておくことが重要です。
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相談窓口
ブラック地主・家主対策弁護団
電話:03-3634-5311
ウェブサイト:http://blackjinushi.com/
※この記事は個人の体験に基づくものです。法的な判断については専門家にご相談ください。
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ラ・フォーレ西貝 元地主 西貝秀夫 氏 所有 東京都練馬区中村南1-24-17アプリカーレ練馬も最近空室が目立つようですが いつ何時売却され賃借人は、立退きを迫られるかも知れませんね。 地主 西貝秀夫 氏 大地主とはいえ相続対策等でおカネ忙しいでしょうから
アプリカーレ練馬もですか。。。 アプリカーレ練馬は比較的新しい物件なので、老朽化で取り壊しはないと思いますが、売却の可能性はありそうですね。 西貝秀夫氏は所有物件の管理から身を引いて(ご健在です)、現在は御子息に代替わりしています。 相続にむけて、着々と対策を進めているんでし…