狛枝凪斗が嫌いだ
スーパーダンガンロンパ2の配信が解禁されて、いろんな人がゲーム実況している。
自分はすでにプレイ済みで、その感想もnoteに書いている(他のゲームのネタバレを避けたかったので、肝心の所は有料にしているが)。
で、人のスーパーダンガンロンパ2の配信を見れば見るほど、狛枝凪斗というキャラが嫌いになっていく。
狛枝凪斗は人間のクズ
狛枝凪斗というキャラは、スーパーダンガンロンパ2の面白さそのものといっていい。彼がいるからスーパーダンガンロンパ2は面白いし、名作で、ダンガンロンパシリーズでも屈指の人気キャラなのも認めざるを得ない部分はある。
でも、この狛枝凪斗というキャラはとんでもないクズだ。
ネタバレを避けるため、いろいろぼやかすが、取りあえずこいつは、仲間を殺そうとする。(実際に殺したかどうかまではガチのネタバレになるので断言しない)。
その理由はかなり自分勝手で、自分の考えや理想の確認や証明が主な動機で、いってしまえば、自分の理想を人に押しつけているわけだ。
こういった押しつけ行動は、仲間を殺そうとしたときに限らず、そこかしこで見られる。まずこれが見てて不愉快。当たり前だが、狛枝凪斗以外のキャラは別に狛枝凪斗の理想をかなえるためにいるわけでもない。だから自分勝手だと思うわけだ。
また、この狛枝凪斗とかいうやつは、人の弱み、気にしているところを平気で踏みつけ、踏みにじる。
自分の理想を押しつけてる相手が、自分より無知なのを知ればそれを平気で小馬鹿にし、自分より才能があると思っていた人間が実際にはないとわかれば、あからさまに態度を変えて見下す。後者はともかく、前者は何かに突出した人間が他の部分で足りない部分があることくらい想像できないのか。
書いてて、普通にまたムカついてきた。
そもそも推理の補助役は美味しいポジション
こんなクズこと狛枝、あ、間違えた。狛枝ことクズだが、ゲームシステム的にも、シナリオ的にもかなり美味しいところにいる(だから、印象に残りやすく人気が出やすいわけだが)。
シナリオ面には触れずシステム面だけ見ると、スーパーダンガンロンパ2はこの狛枝凪斗と、もう一人、七海千秋という女性キャラが主人公の推理を補佐する立場にいる。初代のダンガンロンパでいえば十神白夜と霧切響子のポジションがこの2人と言っていい。
この時点でかなり美味しい。最終的に敵なら「犯人はヤス」だし、味方なら味方でそれでいいわけだからだ。
で、初代ダンガンロンパの苗木誠・十神白夜・霧切響子の3人の関係を振り返っておくと、十神が絶妙にポンコツなのも手伝って、十神が間違った推理をするも、霧切さんの補佐を受けつつも苗木がそれを正し、最後にまとめるという流れがきちんとある。こういう流れがあるからこそ、徐々に周囲の信頼を得て、苗木は生き残ったメンバーのリーダー格のポジションに収まっていくというのがしっくりくる見せ方になっている。
一方、スーパーダンガンロンパ2の推理は、はっきり言ってしまうと主人公・日向創が狛枝凪斗の推理のおこぼれをもらっているだけといっても過言ではない。
それくらい、まず狛枝凪斗はどの事件でもまるで事件の全容を把握しているかのような状態にある。そして、ヒントをくれる場合も見るに見かねていった感じのことが多く、主導権は常に狛枝が握っている。それもあってか、狛枝に対する他のメンツは、頼りたくないけど頼らざるを得ないという関係性になってしまっている。(こういう、クズだけど頼らざるを得ない、というのがDV彼氏的な感じでいいのかもしれないが、自分は嫌いだ。)
もう一人の補助役・七海千秋が霧切さんほど押しが強くなく、目立たない感じなのもあって、傍目に見ても、狛枝頼りに謎を解いている日向、と言わざるを得ない構図が生まれてしまっているし、最終的に見ても、(サブストーリーを除けば)苗木ほどの信用を、日向が周囲から得られていない感は否めない。
スーパーダンガンロンパ2×2に期待
ただ、シナリオを考えると、推理の補助を他のメンツに任せるのは多分難しい。他のキャラがバカ・無能だからというより、「犯人はヤス」のように、近しい人間がやらないと出せない衝撃というものがシナリオの定石にあるからだ。
というか、狛枝・七海以外の他キャラがバカ・無能という面でいうと、スーパーダンガンロンパ2を見返すと、本当に生き残るメンバーが雑魚過ぎる。初代ダンガンロンパに比べると本当に月とすっぽん。
加えて、主人公自体が若干記憶喪失だから、シナリオの構成上、(特に冒頭の導入時は)狂言回しが必要、その役目は狛枝に、となると、狛枝無双とならざるを得ないゲーム構成だったのかもしれない。
この辺がどうなるのか、今年発売予定の「スーパーダンガンロンパ2×2」の気になるところではあるのだが、人気キャラだからさらに優遇もよくある話。
なので、自分の見たいダンガンロンパを期待するのではなく、何はともあれ面白くなって帰ってきてくれることだけを期待したい。



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