高市首相答弁は「中国の主権に挑戦」 中国外相がドイツでの安保会議で対日批判を展開

14日、ミュンヘン安全保障会議で話す中国の王毅外相=ドイツ・ミュンヘン(ゲッティ=共同)
14日、ミュンヘン安全保障会議で話す中国の王毅外相=ドイツ・ミュンヘン(ゲッティ=共同)

【北京=三塚聖平】中国の王毅共産党政治局員兼外相は14日、ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議で、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁について「中国の主権に直接的に挑戦した」と非難した。「(日本に)軍国主義の亡霊が付きまとっていることを物語っている」と主張するなど対日批判を展開した。

演説後の質疑応答で発言した。王氏は高市首相の答弁について「当然われわれは同意できず、14億の中国人も受け入れられない」と強調した。

王氏は演説では、「過去1年、国際情勢はさらに変動が絡み合い、一国主義がまかり通り、人類の平和と発展の取り組みは新たな岐路に立たされた」と述べ、名指しは避けつつも「米国第一」を掲げるトランプ米政権を批判した。王氏は「最も必要なのは原点に立ち返り、国連の主導的な地位を取り戻すことだ」と呼びかけた。

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