まったく予定通りではなかったケニアのランドリー開業劇
「1週間で3店舗のセルフサービスランドリーを開業させる!」と意気込んでケニアに渡航したものの、結果として1店舗しか開業をさせることが出来ずに、帰りの飛行機に乗ることとなってしまいました。
しかも、その一店舗も、洗濯機4台もあるのに、まともに稼働できる洗濯機は1台という始末。
何が起きてしまったのか?アフリカあるあるの10日間でした。
直面した課題
以下の課題は、全て次回は解決できるものだと思っています。良い勉強になりました。
マシン輸出入
・輸入関税の問題
今回は貨物の受け取りが3日も遅れてしまいました。
理由は、Invoiceの価格が安すぎるのではないか?ということで、100%近い関税をかけようとする当局との調整に時間がかかってしまいました。
関税の問題は、マシンだけでなく、私が手で持ち込んだ「子供服の古着」にも課せられました。
ナイロビの空港で、当たり前のように「非課税」の出口から出ようとした私を係官が呼び止めました。そして、私の段ボール箱を指して、中身を開ける様にと。そして中身は何か?と尋ねる係官に、「友達の子供たちへのプレゼントだ」と説明したものの。。。「Ksh7000(約8000円)の関税がかかる」と言われました。
「え~高すぎる!」というと、「じゃ、Ksh5000で」と瞬時に値下げをする係官。そして「今、5000ケニアシリング支払えば、直ぐに出れるよ」と囁くのです。
後で聞くと、徴収したお金は、いわば彼らの「売上」となるわけで、一度目を付けた客からはしっかり徴収するというのが彼らの流儀だとのこと。
店舗施工
今回は、私たち日本チームが到着したときに、店舗施工が完了していた店舗は3店舗中ゼロ。
未だに施工が終わっていない店舗もあります。
施工とは、床・壁・天井の内装工事、上水道下水道の敷設工事、電気工事、ガス配管工事です。どうなっているの?というほど何も進んでいなかった店舗もありました。
我々の到着以降、現場監督さんには厳しい目を送り、厳しい言葉を掛けて、何とか実地指導をしながら店舗の施工を進めました。
確かに、初めてのランドリーの工事。単なる内装だけでなく、上下水道の工事、電気も高圧の三相やら難しく、ガス工事まである。飲食店工事よりも難しいのも事実。
監督は3つの工事を続けていくことで、習熟度を増していきました。
そして何より、日本人の我々自身が率先して工事に手を染め、例えば洗濯機の固定のためのボルト締めなどは、私自身も床に這いつくばって作業する姿を見せたので、監督の姿勢も大きく変わりました。
マシン搬入
海上コンテナのまま、3店舗を回って搬入するというのも、大変な作業でした。
何しろコンテナトレーラーが大きいので、荷下ろし作業の駐車場所も大変です。店舗の前の道路ではない場所にきれいに停車させていたのですが、地元の警察から指摘を受けて、一時運転手が拘束されてしまいました。罰金も取られました。
マシン搬入は何しろ重い。マシンの一つ一つが重い。最大で1つ330KGもあります。
それをフォークリフトでコンテナから下した後は、ハンドリフトで移動させるのですが、Kiambu店は、道路から店舗までが下りのスロープ。330KGの乾燥機を手で必死に抑えながらスロープを下りました。
開業
開業準備の日、日本で作った「のぼり」をポールに通し、のぼりを持ってご近所を歩こうと私が言い出したのですが、それが失敗でした。
二人一組となって、ご近所を歩き、宣伝になればと思ったのですが、50mも歩いたでしょうか、私の携帯が鳴って、「まずい、警察に捕まった。直ぐにのぼりを仕舞って」と連絡が。。
道路上で不当に宣伝をしたということで、仲間2名が警察に拘束され、結果として5000KESの罰金を払う羽目に。
確かに日本でもチラシを道路で配布するには、地元警察の許可が必要ですが、甘かったです。
ただ、Ksh5000の罰金のレシートには、「Handbills/fliers(チラシ)Ksh3300」と書かれているのですが、私たちはチラシは無く、単にのぼりを持って歩いていただけなのですが・・・。気を付けたいです。
その話を聞いたケニアの方は「彼ら(警察官)は、Free Moneyを探しているから」と。。。
というわけで、勉強すること多数の10日間でした。
私たちは、今後もケニアでも出店しますし、年内にはモザンビークで、そしてリベリアやガボン、マダガスカルでの出店も年明けから続きますので、今回の教訓を生かしてまいります。



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