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Why Do Men Have Nipples?(全1記事)

男の乳首はなぜあるの? 人体形成の過程から、その理由を解説

男性の乳首はなぜ存在するのでしょうか? 女性のように授乳に使うわけでもなく、ただ無意味に胸の存在するように思えます。ランニングなどをした際に服で擦れて痛くなってしまったり、メリットよりはデメリットのほうが多いような気がする、この2つのポッチの謎をサイエンス・チャンネル「SciShow」が解説します(SciShowより)。

男性の乳首は進化の名残ではない

ハンク・グリーン:乳首! みんな付いているね。言うまでもなく、女性は赤ん坊に乳を飲ませるために乳首が必要だ。でも、なぜぼくら男たちは貴重な胸のスペースを明け渡してまで乳首があるんだろう?

ボディピアスをあける場所の選択肢を増やすため? ジョギングするときにすりむけるスペシャルな苦痛を味わうため? あるいは、お腹を空かせた乳児をあざけるためだけに、ただそこにあるの?

ずっと前に小さな胎芽だった頃、ぼくたちは実は女の子……みたいなもんだったから、男たちには乳首がついている、ということがわかってるんだ。聞こえただろ、屈強な奴!

現代の人間の身体には、必要ない親知らずや、役に立たない尾骨みたいな退化した機能がたくさんあるけど、男性の乳首は違う。それは男性が授乳していた過去に起こった何かの進化の名残りじゃないんだ。それはぼくたち自身の個人的な発展による遺物なんだよ。

乳首は性別が決まる前に発達を始める

子宮の中で、ほ乳類はほんの小さなまたたきから泣き叫ぶ子供に成長する間に、一連の発育段階をたどるんだ。

その過程は、受精卵……



胎芽……



胎児……



赤い顔の赤ん坊、と進んでいく。



ほとんどの赤ん坊は普通、男か女で、X染色体を持った女の子かXとYの染色体を持った男の子だ。

でも胎芽のとき、ぼくたちのホルモンが性に関して本気になる前は、女性の設計図をたどってぼくたちの人生は始まる。だからぼくたちの乳首は実は性別が決まる前に発達するんだ。

最初の数週間以内に、2つの乳腺がすべての胎芽で形成され、脇の下から太ももまでつながっている細胞層を厚くしていく。やがてこれらの組織は小さくなって2つの乳首を形成するんだ。

驚くほどたくさんの人が──そのうちほとんどは男だけど──それをただのしみだと思っているとしても、結局は初期の乳腺に沿った場所のどこかに余分な乳首が残ることになるんだけどね。



しみじゃないんだよ!

これらの乳首が赤ん坊に形成されてほどなくして、性別を決定する特別な遺伝子であるY染色体が、その胎芽が正式に男性であることを宣言して、男性ホルモン、ひいては男性の身体の発達を開始するんだ。でもぼくたちは乳首を取っておくんだよね。

ネズミのオスの乳首は消える

おもしろいことに、ほ乳類のすべてのオスに乳首があるわけじゃないんだよ。

例えば、ネズミを見てみよう。オスとメスの両方における胎芽の発達の初期段階で乳房組織が形成されるんだけど、その組織が形成され始めた数日後に、PTHRPと呼ばれる特殊なタンパク質が作られて、オスとメスに異なる結果を伝えるということをエール大学の研究者たちが発見したんだ。

そしてメスのネズミは、その乳腺芽がタンパク質に刺激されて、乳首と、母乳の生成に必要なすべての配管がそれに伴って生成される。でもオスは、さらなる乳房の発達が止まるだけでなく、それらの細胞は基本的に、循環し始めてあふれ出す男性ホルモン向けの特殊な受容体に変化する。

だから乳房細胞は発達が止まるだけじゃなくて、実は退化するんだ。そしてオスのネズミが産まれるときには、乳首は跡形もない。

もちろん、そのエストロゲンが、生物学上の女性たちの乳房細胞の発達において、乳腺を刺激し始める思春期の間に、変化を起こすんだ。

男性の乳首は積極的に存在しているわけではない

それはさておき、そんなに役に立たないなら、なぜそんなものが付いてるんだ?

男性と女性の特徴や分離は、繁殖成功の観点において正当な理由がある場合にのみ起こる傾向にあるんだ。進化に関する話をすると、女性の胸は種の生存に不可欠だ。男性の乳首は違う。でも、なぜ1つの性にとってそれほど重要で、もう一方にとっては害を与えないだけのものをずさんに扱うんだ?

だから男に乳首があるのは、その特徴が男性に選ばれることに賛同したからではなく、むしろ選ばれることに反対しなかったからというだけなんだ。

すべての特徴に相応の理由があるわけじゃないんだよ。結局、男性の乳首は遺伝的に生じた女性の胸の副産物ってことだね。

だから遠い未来に、ぼくと仲間たちはみんなケン人形(バービー人形のボーイフレンド。乳首がない)みたいになってるかもしれないけど、ぼくは驚かないよ。正直に言うと、ぼくはあれが好きになってきているよ。ペットボトルの蓋みたいじゃないか。

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#1 ”熱狂体験”をどうアップデートするか?(全2記事)

「週刊少年ジャンプ」を超えると宣言した日 「ジャンプ+」が受け継いだ“新連載推し”の文化 [1/2]

【3行要約】
・デジタル化で伝統メディアが苦戦する中、出版社やラジオ局の変革が急務となっています。
・集英社「少年ジャンプ+」編集長の籾山悠太氏とニッポン放送の冨山雄一氏が対談し、デジタル時代における新作重視の戦略を語りました。
・両者の共通点から、メディア企業は既存ブランドを活かしつつ新コンテンツ創出に注力すべきことが示されています。

前回の記事はこちら

『ゲルゲットショッキングセンター』を聴いていた中学生時代

入江美寿々氏(以下、入江):籾山さんは、ラジオの世界に対して何か思いとか、「こういうふうに見ていた!」というところはありますか?

籾山悠太氏(以下、籾山):僕は不勉強で、ラジオをこれまでたくさん聞いてきたわけじゃないんですけども。中学生ぐらいの時に『新世紀エヴァンゲリオン』がすごく流行っていて、エヴァンゲリオンの特集をすごいやっている『ゲルゲットショッキングセンター』というラジオ番組があったんですよね。

冨山雄一氏(以下、冨山):ニッポン放送の夜にやっていた番組ですよね。

籾山:それをよく聴いていました。当時、クラスでも『エヴァンゲリオン』の話はするんですけど、今みたいにSNSやインターネットもほとんどなかった時代だし、友だちもそんなに多くなかったので、クラスの中では話し足りないというか。もちろん会話ができるわけじゃないですけど、当時はラジオでエヴァの話題をたくさん聴いていて、その時一番「ラジオを聴いていたなぁ」という思い出があって。

そのあと、インターネットやスマートフォンが世の中に普及する中で、YouTubeも出てきて、出版と一緒で「ラジオって世の中にちゃんと残っていくのかな?」と思ったことはありました。今は編集部の後輩もラジオとか、Podcastとか、本当に音声のものをすごく聴いていて、その話題がたくさん出てきます。

そのタイミングで冨山さんの本もタイトルに『今、ラジオ全盛期。』と「全盛期」って書いていますし、めちゃくちゃラジオが盛り上がっているんだなと思って。なんで盛り上がっているのかとか、どうやってラジオがここまで来たのかというのを僕も聞きたいなと思って、今日は楽しみにして来ました。

出版社におけるデジタル部署の立ち位置

冨山:ありがとうございます。僕も今回『王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記』を読ませていただきました。聞きたいことがいろいろあるので、どんどん聞いていっちゃうんですけど(笑)。

僕の会社にもデジタルの部署があるのですが、やはりラジオ局なので、基本的にはラジオを作るのがメインなので、制作部とか編成部とか、営業部とかが、なんとなく会社のメインとしてあります。そういうところでいうと、2010年から今に至るまでの、出版社の中のデジタル部署って、どういう立ち位置なのかなと思って。

籾山:僕が移った2010年のタイミングでは、部署に何人ぐらいいたのかな? 正確な数字はちょっと覚えていないんですけど、10人はいなかったんじゃないかなと思います。当時はスマートフォンではなくて、ガラケー向けに1コマずつ携帯に漫画が表示されるような漫画を売っていました。

もちろん売上も大きかったんですが、ただ、僕は編集部にいる時に、正直に言うとそこまで意識をしていなくて。ガラケーで漫画も読みにくいし「そういうことをやっている部署があるなぁ」というぐらいだったんですね。しかも僕自身が、デジタルにあまり強くないというか(笑)。

冨山:あ、そうなんですね。

籾山:パソコンが苦手ということもあって、異動した時も「いやぁ、ちょっと……。どうしようかな?」みたいな(笑)。「困ったなぁ」みたいな感じでしたね、最初は。

「ジャンプLIVE」から「ジャンプ+」への転換

冨山:「ジャンプ+」の前に、先に「ジャンプLIVE」の立ち上げがあるじゃないですか。あれは、どういう中身だったんですか?

籾山:そうですね。「ジャンプLIVE」という、増刊としてお試しでやったものがあるんですけど。最終目標は「ジャンプ+」と一緒で、『週刊少年ジャンプ』のような、新しい漫画がどんどん生まれる場所にしたいということで、漫画アプリをスタートしたんですが、今の「ジャンプ+」とはちょっと内容が違いました。

まず1つ大きく違うのが、スマホならではの「紙の雑誌ではできないものがあったほうがいいんじゃないかな?」ということで、動画とか、グラビアとかミニゲームとか、漫画以外のコンテンツをたくさん配信しました。もう1つ、有料だったというのも「ジャンプ+」とは違うんですけども。そういうものが「ジャンプLIVE」でした。

冨山:それは、あまりうまくいかなかった感じなんですか?

籾山:そうなんです、はい。もちろんいろいろな作家さんにも協力していただいていて、人気はあったんですけども、「週刊少年ジャンプ」のようなものになりそうかというと「ちょっと物足りないかな?」みたいな感じがして、途中から作戦変更をして、それで「ジャンプ+」になった感じですね。

雑誌作りとアプリ運営に必要な2つの視点

冨山:ディレクターだと、もうその目の前の番組に集中すればいいというのがあると思うんですけど。たぶん今の籾山さんのお立場だと、アプリの中をどうやって使うかというところで、作品を作る脳みそと違う脳みそがある感じがしているんですけど。仕事の仕方ってどうなっているんですか?

籾山:確かに少し違うところはあるなぁとは思います。ただ、最終的にゼロイチで人気漫画を生みたいという意味では一緒です。

これは紙の雑誌もそうだと僕は思っているんですが、漫画家さんと、より漫画が魅力的になるように打ち合わせを重ねて、作家さんをサポートしながら漫画を生むという、漫画編集者としての仕事と、『週刊少年ジャンプ』なり、「ジャンプ+」なりの雑誌を編集する仕事。雑誌があってこそ、人気漫画も生まれやすくなりますし、人気漫画があってこそ、雑誌も活性化するので、それぞれちょっと違いますが、絡み合っているというか。最終的には目標も一緒なので、両方大事だなと思いながら、やっていますね。

入江:冨山さんが手書きで質問メモを書いてきてくださっているんですよね。

冨山:そうなんですよ(笑)。

入江:どうぞ、どうぞ。

競合が増える中で貫く“新作重視”の思想

冨山:あと、本の中に書かれていましたが、その10年ぐらいの中で、やはりどんどん競合の漫画アプリがたくさん出てきて。課金システムがあったほうが稼げるので、ポイント制にするか、ライフ制にするかみたいなところで、単純に雑誌じゃなくて、競合他社があることについては、どういうふうに考えていたんですか?

籾山:そうですね。おっしゃるとおり、LINEマンガさんとか、ピッコマさんとか、いろいろな漫画アプリが増えていく中で全体が盛り上がってスマホで漫画をたくさん読む人が増える、「場所が増えるのはうれしいな」とは思っていたんですが、一方で、周りの方はよく一括りに「漫画アプリ」とよくおっしゃっていたんですけど、僕はけっこう差があるなと思っていました。

「ジャンプ+」に近い漫画アプリは、あまり少ないというか。「ジャンプ+」しかないんじゃないかなみたいな(笑)。そう思っているところもあります。先ほど申し上げたように、本当に新作を生むということを目標にしているという。

「ジャンプ+」は、最新話は無料ですし、連載中の作品は、初回1回は全話無料で読めるんですね。それは『SPY×FAMILY』でも『怪獣8号』でも同じです。なので「そのアプリだけで利益、売上を求めるぞ!」というのもあまりなかったりします。ユーザー数、雑誌も部数とかが大事だと思うんですが、必ずしもその数字だけを追っていないんですね。

例えば『DRAGON BALL』とか、『幽☆遊☆白書』とか、『SLAM DUNK』とか、過去の名作をどんどん配信していけば、読者もいっぱいアプリを使ってくれると思いますが、それはしないようにしています。本当に新作を推すという、そういう思想を思い切ってやっているところは、けっこう少ないなと思っていて、漫画アプリはたくさんあるんですが、実は「ジャンプ+」っぽいのは1個しかないような気がしています。

入江:新しい作品を生んでいく場所というのが、もう固定でブレないものってことなんですね。

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