「強い特性パートナー」ゆえの孤立
このため周囲からは「立派な旦那さんなのに、なぜ?」と理解されず、妻はさらに孤立を深めるということが起こりうる。室井が陥った激ヤセや心身の不均衡は、この「見えない孤独」が肉体を突き破って表出した結果ということか。
室井の夫である米山氏は、東大医学部卒で医師免許と弁護士資格を持つという頭脳の持ち主。ただ自身のXを通じてたびたび批判者と激しい舌戦を繰り広げており、室井が入院していたさなかも激しい言葉を投稿し続けていた。このことから室井は病床から自身のXを通じて「毎日、外との喧嘩にあけくれる。もう離婚して下さい」「あなたはわかっていません」と三行半を突き付けるほど呆れていた。
その米山氏は、8日投開票の衆院選で新潟4区に立候補していたが落選。過去の選挙戦と違い室井のサポートがない中での挑んだが当選できず「私自身の大きな失敗もありましたし、不徳の致すところですが、やるべきことは全部やった」と肩を落としていた。
そんな米山氏を室井は「能力が高く、強い特性を持つ人」と評したうえで、「生活を共にする中で、関係の中で生じやすい役割や負荷があることを、ようやく整理して捉えられるようになりました」と前向きにつづり、「彼の特性を理解し、一緒にやってくつもり」と夫婦関係の継続を宣言。
「療養期間にいろいろ学んだ。いつか同じような立場にいる人の応援になれば」とも記しており、一度は言葉を失うほど衰弱したが、今はその経験を武器に再びペンを握るという姿勢を見せた。今後、米山氏との生活をどう「言語化」していくのか。同じ苦しみを抱える人たちにとっての光明となるかもしれない。
室井の投稿全文は、次の通り。