21歳を迎えた本島純政「一日一日を大切に過ごして、21歳にしかできない新しい経験やチャンスを丁寧に積み重ねていきたい」

2026/02/09 18:00

21歳を迎える前の2025年年末にインタビューに答えてくれた本島純政
21歳を迎える前の2025年年末にインタビューに答えてくれた本島純政  撮影=樽木優美子

「仮面ライダーガッチャード」(2023~2024年テレビ朝日系)の主演で注目を集め、着実に俳優としての階段を駆け上がっている本島純政。2025年はエリートサラリーマンから癖の強いオタク役までさまざまな役どころに挑戦し、表現の幅を大きく広げた一年となった。そんな彼が出演する最新作は、ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた映画「禍禍女」(2月6日〈金〉公開)。自身のパブリックイメージを裏切るキャラクターをどのように作り上げたのか、その制作エピソードをじっくりと聞いた。さらに、初舞台となった『光が死んだ夏』での葛藤と成長、21歳を迎えた現在の心境についても等身大の言葉で語ってもらった。

自分なりに拓哉のバックボーンを考えて落とし込むようにしました


――映画「禍禍女」の撮影は、2024年夏頃だったとお聞きしました。

そうなんです。「仮面ライダーガッチャード」が終わって、ドラマ「未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜」の撮影が始まる前でした。オーディションで選んでいただいた役になります。

――台本を読んだ感想はいかがでしたか?

ゆりやん監督の恋愛体験がホラーに落とし込まれた作品で、そういうジャンルを演じること自体がまず楽しみだなと思いました。「仮面ライダー」では明るくて真っすぐな役でしたが、「禍禍女」で僕が演じる高校生・阿久津拓哉はその真逆というか。性格が結構どぎつい感じで、これはチャレンジングな役になるなと感じました。

――拓哉は、恵まれた容姿を持つだけでなく、サッカーも得意なモテモテ男子です。

はい。ただ、映画を見てもらったら分かるのですが…“なかなかの役”なんです。ゆりやん監督からはシンプルに「ひどい男であってほしい」と言われました(笑)。あと、現場で何度か言われたのは「もっと落ち着いて、“間を”とって芝居していいよ」ということです。その“間”から生まれる恐怖があるから、それを大切にしてほしいと。現場では、ただ単に“間”を空けるのではなく、その間に拓哉が何を考えているのかも自分なりに想像しながら演じていました。

――一足先に作品を拝見して、その“間”が効果を発揮するシーンが強烈に頭に焼き付いています。ネタバレになるので詳細は控えますが、とにかく驚きました(笑)。

分かります。あのシーンですよね(笑)。パパッとやるよりも、ゆっくり、ぐわ~っと時間をかけることで、見る人にも染み渡るものがあるといいなと。「仮面ライダー」では“自分の気持ちをいかに出すか”を主に意識していたので、今回のような“見る人を意識して芝居する”感覚は新鮮でした。このシーンを見る方がどう思うか――それを客観的に見る目ももっと鍛えないといけないなと思いました。

――拓哉のギャップを、絶妙に表現されていたと思います。

ありがとうございます。ギャップはかなり意識した部分だったので、そこが際立っていたならうれしいです。

一人で遊んでいます
一人で遊んでいます  撮影=樽木優美子

――“ひどい男”が滲み出るセリフは、表現に悩むこともありましたか?

最初は正直、“なぜこんなひどいことを言うんだろう?”と理解できませんでした。ただ、僕は今回に限らず、その役がどうしてそういう性格になったのかという背景を考えるようにしていて。拓哉なら、ずっとチヤホヤされる環境で育ったから調子に乗ってしまっている部分もあるのかなとか、実は家庭環境があまり良くなくて、そのストレスを発散したいがために…とかいろいろ想像しました。そういう言葉が出てくる背景がきっとあるはずなので、ただの“嫌なヤツ”で終わらせるのではなく、自分なりに拓哉のバックボーンを考えて落とし込むようにしました。

――これはもちろん褒め言葉ですが、“嫌なヤツ”感が満載でした。本島さんの公式コメントに「イメージを裏切れるキャラクターになっているんじゃないか」という言葉がありましたが、まさにその通りだなと。

ありがとうございます。自分でも、結構裏切れたんじゃないかなと思っています。監督やスタッフの皆さんの支えがあって、今までにない自分を出せた気がします。拓哉という役は、ビックリする人もいるかもしれませんが、お芝居としては本当に楽しくて。日常生活では絶対に言わないようなセリフを言えるのも俳優の仕事ならではだなと改めて思いますし、彼がなぜこういう性格になったのかというのを“理解しようとする”ことで少しは納得できる部分も出てくるんです。“こういう背景があってこんなことを言っているのなら、ちょっと寂しい人間かもしれない”とか。一人のキャラクターを掘り下げることで、その人の心がより見えてきたり、自分の視野が広がっていく感覚が楽しいなと思います。

恐竜を離さない
恐竜を離さない  撮影=樽木優美子
下に続きます
「禍禍女」
2月6日(金)公開
監督=ゆりやんレトリィバァ

もとじま・じゅんせい●2005年1月5日生まれ、東京都出身。A型。主な出演作に「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」(読売テレビほか)、「スクープのたまご」(TBS)、現在「まめで四角でやわらかで」が配信中

本島純政オフィシャルサイト/
https://www.amuse.co.jp/artist/A9000/index.html

公式Instagram=junsei_motojima

公式X=@junjunmj_0105o
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本島純政 (出演), 上村謙信 (出演), 今井悠貴 (出演), 宮地樹 (出演), 堀家一希 (出演)
エイベックス・ピクチャーズ
発売日: 2025/06/25
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画像一覧 32

  • 21歳を迎える前の2025年年末にインタビューに答えてくれた本島純政
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  • 一人で遊んでいます
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  • 恐竜を離さない
  • 車で遊んでます
  • 独特…
  • 車と恐竜を持って
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  • 自分で恐竜を顔に乗せていました
  • 本島さんが顔に恐竜を乗せたことをヒントにいろいろなお人形を体に乗せました
  • 「あ~」と言って態勢を崩す本島さん
  • 自然光を味方につけて撮影
  • 光が綺麗に入りました
  •  オーバーサイズのニットを上手に使って撮影
  • お綺麗です
  • 光も味方につけて
  • 舞台にハンサムライブの練習に、と多忙な中の撮影でした
  • 20歳は「自分と向き合う時間がすごく増えた一年でした」と語る本島さん
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  • あやとりのひもで遊んでます
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  • 「禍禍女」で演じた拓哉について「バックボーンを考えて落とし込むようにしました」と自分とかけ離れた役を演じる際に意識したことを教えてくれました
  • クマさんと仲良し
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