特集

衆院選2026

高市首相が1月23日に衆議院を解散し、同月27日公示、2月8日投開票の日程で「第51回衆院選」を行うことを表明しました。関連するニュースを特集します。

特集一覧

自民・石橋林太郎氏が広島3区で当選確実 「ついに議席取り戻した」

当選が確実となり、関係者と抱き合って喜ぶ石橋林太郎氏(中央右)=広島市で2026年2月8日午後8時28分、佐藤賢二郎撮影

 過去2回の衆院選で、公明だった斉藤鉄夫氏が与党の統一候補として議席を獲得していた広島3区。8日投開票の衆院選で、中道の共同代表に就いた斉藤氏が小選挙区から撤退して比例代表に回ったことで、自民や斉藤氏から支援を受けた中道などの候補者が議席を争った。新党の選挙協力の象徴区として注目されたが、自民前職の石橋林太郎氏(47)が初めて小選挙区での当選を確実にした。

 石橋氏は当選確実の一報の直後、広島市安佐南(あさみなみ)区の自身の事務所に現れた。集まった支持者を前に「この3区からついに自民の議席を取り戻して、国政に送り込んでいただける」と喜びをかみしめた。

 また、報道陣から非核三原則について問われると「『持ち込ませず』に関しては、日本を取り囲む状況が変わっています。『変えるべきだ』と思っているわけではなく、変えるならば具体的な方策を考えておかないと、いざという時に対応できない」と見直しへの議論を否定しなかった。

 広島3区は元々、自民の河井克行元法相が当選を重ねてきた。

 ところが、2019年の参院選広島選挙区を巡って大規模買収事件が起き、公職選挙法違反に問われた河井氏は公判中の21年4月に辞職した。

 この間、3区の支部長に内定し、小選挙区からの立候補を考えていたのが石橋氏だった。

 だが、世論の反発を受け、この年の衆院選では党本部の判断で与党の候補者擁立は公明に譲ることに。石橋氏は比例代表で立候補せざるを得なかった。

 今回、石橋氏は悲願の小選挙区で立候補。「まだ名前を(投票用紙に)書いてもらったことがない」。周囲には、そんな不安を漏らしていた。

 選挙戦では、中道の東克哉氏(44)が一番のライバルになった。東氏は前回、立憲から立候補し比例代表で復活当選。今回は斉藤氏から支援されていた。

 その中で、石橋氏は地元選出の地方議員らとの街頭演説など地道な活動に徹し、知名度アップに力を入れた。選挙戦終盤には、林芳正総務相や小野田紀美経済安全保障担当相らも応援に駆け付け、石橋氏の支持拡大を後押しした。【川原聖史、根本佳奈】

【時系列で見る】

衆院選2026を見る

当選が確実となり、関係者と抱き合って喜ぶ石橋林太郎氏(中央右)=広島市で2026年2月8日午後8時28分、佐藤賢二郎撮影

【冬得】1カ月無料で読み放題キャンペーン実施中!
政治からスポーツ、芸能まで最新ニュースをタイムリーに!通知設定をご活用ください