【葉山&秋谷】海街さんぽで立ち寄りたい、注目カフェ2選!

鎌倉ウイークエンダー 2025.05.08

長谷川真弓

御用邸で知られる葉山は、山と海に囲まれた、のんびりとした空気の流れる町。洗練されたレストランなどの店も多く、春から夏は沢山の人が訪れるが、それでものどかな雰囲気は変わらずにある。そんな葉山とその隣の秋谷にできた、居心地の良いカフェをご紹介。いつもの休日が、ちょっと特別な時間になりそう。

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葉山らしい、開放的なつくりの店内。散策の合間にちょっと休憩するのにもぴったり。

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カフェ、Yellow Houseの近くにある久留和海岸。人が少なく、静かな時間の流れるビーチ。


気軽に立ち寄って、コーヒーやワインを一杯
#01. HAYAMA SHINNASE CELLAR

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海とともにある森をイメージして、グリーンの壁に。

葉山の海沿いの道を進んでいくと、海の上に鳥居が浮かぶ、美しい海岸が見えてくる。

通りにはちょこんと建つ小さな「真名瀬バス停」があり、フォトジェニックなスポットとしても有名だ。

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海を背にした真っ白な真名瀬バス停。バスを待ちながらベンチに座ってゆっくり海を眺められると人気。

そのバス停の斜め前、道のカーブに沿うように建つグリーンの建物が、昨年12月にオープンしたHAYAMA SHINNASE CELLARだ。

ここは長年地元の人に親しまれてきた「やじま酒店」のあった場所。町内の集まりや釣りの帰りに立ち寄る人など、葉山に昔から住む人々の思い出が沢山詰まっている場所だそう。

120年続き、2年前に幕を閉じたその酒屋の歴史と温かさを未来につなぎたいという想いを持つメンバーが集まり、クラウドファンディングを立ち上げ、新たなお店として生まれ変わった。

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店内もグリーンをメインにしてカジュアルな雰囲気に。天井の梁は以前のまま残してある。

コンセプトは「今日の散歩が楽しくなる、小皿とワインとコーヒーの店」。やじま酒店の思い出を継いでさまざまなお酒を用意し、それに合う地元の食材を使った海沿いならではの小皿料理が並ぶ。

ワインは値段を気にせずに楽しめるように、カジュアルな価格帯のものが豊富。気に入ったら購入できるように、ボトル販売も。オリジナルの豆を使ったこだわりのコーヒーも人気だ。

朝は8時からオープン。モーニングに来る人はもちろん、朝からシャンパンを1杯だけ飲みに寄る人も。

「地域のコミュニケーションの場となりたい」と語る、オーナーの小野圭史さん。夕方、愛犬の散歩の途中に立ち寄る人々が談笑するなど、早くもその願いはいつもの光景となっているよう。

とはいえ、「ローカルの人以外は居心地が悪いようなクローズな場所にしたくない」という。はじめての人でもフラッと入ってこれるようにと、大きなガラス張りの開放的なつくりにしたそう。

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暴れタルタルフィッシュサンド¥1600、ワイン(グラス)¥850〜。グラスは赤、白が2種類ずつ、ロゼが1種類用意されている。

料理は、葉山で長年親しまれてきたカフェ「mani mani」の土屋由美さんが監修している。

「魚や海藻など葉山でとれた食材を使った料理も多いです。旬のものは次々と移り変わるのでメニューには書いていないですけどね」と笑顔で語る土屋さん。

人気のカレーは、小さいお子さんから高齢の方まで安心して楽しめるようグルテンフリーに。バターを使っていないのに濃厚な味わいが支持されている。

看板メニューは「暴れタルタルフィッシュサンド」。注文が入ってから一つずつ丁寧に揚げるサクサクのフライに、溢れるほどのタルタルソースがかかった、大満足の一品。

手作りのスイーツも絶品なので、カフェタイムにもぜひ。

HAYAMA SHINNASE CELLAR
神奈川県三浦郡葉山町堀内1051
050-7110-5852
営)8:00〜20:00
休)水、不定休あり
@hayamashinnasecellar

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心地よい時間が過ごせる、秋谷のオアシス
#02. Yellow House Kuruwa

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テラス席もあるので、愛犬家からも人気。

絶景で有名な葉山・長者ヶ崎のすぐ隣。南葉山と呼ばれることもある横須賀市秋谷は、相模湾を一望しながらドライブができる美しい海岸線と、昔ながらの小さな港町ののどかな雰囲気が残るエリア。そんな秋谷にできた1軒のカフェが今人気を集めている。

オーナーの梅田綾子さんは元々葉山に住んでおり、その後アメリカで5年暮らした後、帰国後の住まいに選んだのが葉山のお隣、秋谷だった。

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明るい笑顔で出迎えてくれる、スタッフの皆さん。右手前からオーナーの梅田綾子さん、スタッフのRyanさん、HIKARUさん、HANAさん。

「秋谷は漁港がある、本当にのんびりしたところ。そんな秋谷に人が集まる場所を作りたい」と、昨年秋にカフェをオープンさせた。

すると、近所の方やクチコミでたちまち人気に。すぐ近くには「Soil work Akiya Village」という日本橋や尾道、京都などにある注目のコワーキングスペースもあり、秋谷に対する注目度が上がっているのを感じるそう。

「でも、あくまでも目指しているのは地元の喫茶店。だからご近所のおじいちゃんがモーニングをしに来てくれるのがうれしいんです」という梅田さん。

出身は愛知県で、モーニング文化のある地だったこともあり、モーニングは必ずやりたかったことのひとつ。

朝8時から11時まで提供される、トーストとドリンクのセット(¥700)が好評で、トーストにはバターと小倉あんが添えられている。

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たまごサンドイッチも人気のメニュー。安田養鶏場の卵を使い、しっとりと仕上げた卵焼きが絶品! イエローハウスのたまごサンドイッチ-安田養鶏場¥1100、アイスラテ¥600

フードもスイーツも手作りにこだわっている。料理監修は、料理研究家の土屋由美さん。

ジンジャーソーダやジンジャーチャイは、生姜を煮出して自家製シロップをつくるのだが、その際に余った生姜をキャロットケーキのスパイスとして使う。そんなフードロスを減らす取り組みも。

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ジンジャーチャイ¥800、ジンジャーキャロットケーキ¥700

2階は靴を脱いで上がれる座敷となっているので、小さなお子様連れにも好評。トイレにはおむつ替えベッドも用意されている。

3階は「Yellow House Kuruwa STAY」という宿泊施設になっており、ワーケーションで訪れる人も多いそう。

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1階のカフェスペースは日の光が差し込む、気持ちの良い空間。

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人が少なく、静かな時間の流れるビーチ、久留和海岸。

カフェの横の坂道を下り、徒歩1〜2分で着く久留和海岸は、静かで波も穏やかな知る人ぞ知る穴場ビーチ。カフェで過ごしたあと、足をのばしてみては。

Yellow House Kuruwa
神奈川県横須賀市秋谷4292-1
営)8:00〜17:00
休)火、水
@yellow.house.kuruwa

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text & photography: Mayumi Hasegawa

長谷川真弓

エディター兼ライター。鎌倉在住、3児の母。大学卒業後、出版社に入社。女性ファッション誌の編集に携わる。現在はフリーランスとして活動中。

Instagram:@mm_kamakura

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5人の中島健人。

フィガロオム 2026.01.29

アイドル、アーティスト、俳優として活躍し、創作意欲は底を突かない。大の映画好きでもある中島健人が人生に影響を与えた作品の主人公に扮し、新しい表情を見せる。

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『Superman』
スーパーマンのシークレットアイデンティティ、クラーク・ケント。「世を忍ぶ仮の姿は、真面目で内気な新聞記者。その雰囲気が出せたと思います」。グレンチェックのジャケットにタイの合わせがクラシカルなムードを後押しする。コート¥579,700、ジャケット¥540,100、シャツ¥92,400、ネクタイ¥25,300/以上ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) アイウエア¥70,400/ボッテガ・ヴェネタ(ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス)


中島健人は一本気な人だ。裏表が一切なく、自分にも他人にも真摯に向き合う人間性は周知の事実。表現することに真っ向から対峙し、一等星のように唯一無二の光を放つ彼が、いつもとは異なる側面を見せるとしたら、果たしてどんなものなのか。そんな好奇心から、中島自身がインスパイアされたという5つの映画の主人公を軸にそのムードを纏ってもらった。

演じることは中島健人を形作る大切な要素のひとつ。

「素敵な機会をいただいて本当に感謝しています。作品選びは、ストーリーやその作品との思い出、そして衣装の雰囲気が似ないようにと悩みましたが、選りすぐりを挙げることができたと思います。今日撮影していただいて、あらためて映画とファッションの融合は興味深いということも感じましたね。"自分ナイズ"された表現にできたと思います」

スタイリングや撮影のことまで触れ、熱量たっぷりに語る。"ケンティー"とは、こういう人なのだ。プロデューサー目線があり、気配りができ、未来を見て物事を考える思慮深い人。

「いちばん好きな映画は、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。楽しみにしていました」

アイドルの最愛映画としては意外性のある作品だ。本作は、若き実業家クリスチャン・グレイと平凡な女子大生アナスタシアの、特殊な嗜好と関係性を官能的に描いたラブストーリー。

「アブノーマルな描写もありますが、実は美しいラブストーリー。僕自身の創作活動へも影響していて、この映画からインスピレーションを受けて作った作品も多いです」

初めて観たのは10年ほど前。主演映画『黒崎くんのいいなりになんてならない』を撮る前の参考にしたと言う。

「ある種のS的な共通点が気になって観ました。性表現もあるし、人間の不埒な部分に焦点をあてた内容かと思いきや、誰しもが抱えるトラウマから生まれる人格や人との出会いによる変化、そのプロセスが非常に美しく描かれています。グレイは繊細で人間味もある、"かっこいい主人公"として記憶に刻まれています。自分にとっては宝物のような作品です」

『スーパーマン』は、家族との絆を感じるパーソナルな映画。クラーク・ケントとスーパーマン(カル=エル)、一人の人物でありながら持つふたつの側面を、彼らしさたっぷりに披露した。

「健人は、両親がクラーク・ケントからつけてくれた名前なんです。母が無類の映画好きで、小さい頃からクリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン』のビデオを観ていました。恋人のロイス・レインといるとおどおどしているクラーク・ケントが、電話ボックスに入るとスーパーヒーローに変身する、そのギャップが好き。Sexy Zoneでライブ映像を手がけた時にそのオマージュで、公衆電話にメンバーが入って変身する演出をやったこともあるんです」

ロマンス映画に心奪われる、と中島。タキシードを颯爽と着こなしてみせた『ジョー・ブラックをよろしく』は、ブラッド・ピットが死神と素朴な青年の二役を演じ、死神の恋に落ちた悲哀や美しさを繊細に描いた作品だ。

「コーヒーショップで出会ったスーザンと青年が、お互い何度も振り返るけどタイミングがずれて、すれ違ってしまうシーン。好きですね。"人生の分かれ道"を感じる、あの時声をかけておけばよかったという後悔。勇気やタイミングひとつで人生は大きく変わることを学びました。一方で、『ショーシャンクの空に』は、泥水をすするような苦しみを乗り越えて、下水管を抜けたその先には地上で恵みの雨が降っている。脱獄劇ではあるのですが、あのラストシーンは人生のメタファーだと思っています」

「未来永劫残る作品は、狂気をはらんでいる場合がある」

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『Joker』
ホアキン・フェニックスが演じた『ジョーカー』を象徴する、狂気的な階段のダンスシーン。「忘れられない衝撃を受けた作品です」。鮮烈なカラーブロックとレトロなリネン素材のヴェルサーチェのルックは、陶酔の演技を加速させた。ジャケット¥407,000、パンツ¥200,200(ともに参考価格)、シャツ(参考色)¥220,000、中に着たタンクトップ¥100,100、ベルト¥95,700、ネックレス(参考色)¥517,000/以上ヴェルサーチェ(ヴェルサーチェ ジャパン)

映画から受けた感動や学びが血肉となり、人生やクリエイティビティに発揮されていく。最高傑作と讃える『ジョーカー』は、主演のホアキン・フェニックスが第92回アカデミー賞で主演男優賞を獲得した作品だ。

「大道芸人のメイクは表情を隠すけれど、メイクをしているから黒い涙が落ちてくる。その描写に感情が爆発しました。僕の『ピカレスク』という曲で"ジョーカーの眼から堕ちる 黒い涙と笑みは嘘かわかるでしょ"と書いた歌詞は、この作品から取らせていただいています」

各作品を掘り下げていくにつれ、もしかすると、中島健人は狂気や哀愁がはらんでいる世界観が好きなのでは?という思いがよぎる。

「確かに、そうかもしれないです。影があるものに惹かれますし、未来永劫残る作品にはそういう要素があるのかなとも思います。僕、全然"陽キャ"じゃなくて、社交的な"陰キャ"なんです(笑)」

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アイドルを全うする、覚悟と矜持。

ソロアルバム第2弾として2月に発売する『IDOL1ST』は、中島自身の核である"アイドル"をテーマに据えた意欲作だ。作詞を手がけ、作曲にも携わった『XTC』のほか、セカンドシングル『IDOLIC』も収録。

「ナンバーワンアイドルというプライドを持って作ったアルバムです。全国ツアー中に『JUST KENTY☆』という曲が生まれて、自分を前面に出して曲を表現する楽しさを知って、このテーマに繋がりました」

自らの名前を歌詞に入れるアーティストはなかなかいない。そこにはアイドルとしての矜持と覚悟が宿る。

「僕かBLACKPINKのジェニーぐらいですよね、きっと(笑)。最初、アイドルをテーマにという話になった時に、難しいのではないか?と思いましたが、自分のいまの情熱を込めて制作しました。『XTC』は先にトラックが浮かんで、そのままイントロにして生まれた曲です。『IDOLIC』が表のアイドルの姿だとしたら、『XTC』はアイドルというベールを脱いだ姿。アイドルという究極の光に対して、神秘の影を表現しています。アイドルである以上、ある種の仮面は被っている。一方でその仮面をはがして人間らしく生きなくてはならない。その道を選んだ人間ならではの光と影があり、アイドルという宿命から逃れることはできない。これは僕の本音を書いている曲でもあるんです」

歌詞にも出てくる"仮面"。それは絶対的なヒーローとしての"光"と、その"影"にある深い苦悩を持つ『スーパーマン』にも通じる。

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生み出せない苦しみでなく生みの苦しみを味わいたい。

「まさに、スーパーマン的な要素がある曲です。もがいて悩む"影"の部分を歌にしています。冒頭のFlash という歌詞は、撮影でのカメラのフラッシュでもあるし、いわゆる好奇の目で見ている人間たちの目線でもある。スーパーマンでいうと、クリプトナイトなんですよね」

創作活動には、生みの苦しみが伴うもの。苦しいと楽しいならどちらの比重が大きいかを聞くと、こう返ってきた。

「生みの苦しみは、幸せ。生み出すことができない環境が、自分にとってはいちばん不幸だと思うから。『XTC』も香港行きの機内の5時間で書き上げたのですが、書いていると楽しくて興奮していました」

「アイドルという宿命から逃れることはできない」

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ラストを飾るのは、スーパーマン中島健人。胸に燃える闘志のロゴに、アン ドゥムルメステールの戦い抜く兵士の姿勢とミュージックシーンへのリスペクトを融合させて、デフォルメした現代のスーパーヒーローだ。「スーパーマンがファッショナブルな姿で現れたら、こんなスタイルかもしれないですね」。ジャケット¥391,600、デニムパンツ¥159,500、スニーカー¥108,900、ベルト¥72,600/以上アン ドゥムルメステール(エム) Tシャツ¥8,580/ラボラトリー アール

アーティストたちとの交遊も広く、2024年にユニットを組んだキタニタツヤをはじめ、大森元貴、YOASOBIのAyase、ちゃんみならと公私ともに親しい。

「一昨年から一気に交流が増えて、気付いたら友だちになっていました。それこそ『IDOLIC』の曲については、藤井風くんから『2番のジャジーな感じがすごくセクシーだったね』と感想をもらってうれしかったですね」

悩んだり心が折れたりする時も彼らが支えになるという。

「悩みを相談できる人がこれまでずっといなかったんです。でもいまはキタニティーにもAyaseにも何でも話せる。笑いながら、大変だなぁ、と明るく受け止めてくれるんです。あとは家族と話すことと、とにかくよく寝ることでリカバーしています」

見事なコミュニケーション力と記憶力と探求心の持ち主であり、分析力のあるプロデューサーであり、プロフェッショナルを貫くアイドル。やはり、中島健人はスーパーアイドルの姿をしたスーパーマンなのかもしれない。

▶︎このほか、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』、『ジョー・ブラックをよろしく』、『ショーシャンクの空に』の主人公に扮した撮り下ろしカットは本誌をチェック!

Kento Nakajima
1994年3月13日生まれ、東京都出身。アイドル、アーティスト、俳優など、マルチに活動する。主な出演作に世界配信ドラマ「Concordia」(2024年)、映画『知らないカノジョ』(25年)、『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(今春公開予定)など。情報番組「中島健人 映画の旅人」(WOWOW)に出演中。2ndアルバム『IDOL1ST』を2月18日リリース。全国ツアー「"IDOL1ST 中島健人"LIVE TOUR 2026」も控える。

問い合わせ先:
ヴェルサーチェ ジャパン
https://www.versace.jp/

エム
03-6721-0406
https://anndemeulemeester.com/

ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス
0800-600-5024

ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
0120-60-1966(フリーダイヤル)
https://www.bottegaveneta.com/

ラボラトリー アール
03-5414-3190
https://laboratory.paris-tx.com/

*「フィガロジャポン」2026年3月号より抜粋

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photography: Yuji Watanabe styling: Mayu Yauchi hair & makeup: Chie Ishizu text: Naho Sasaki

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LEXUS 佐藤マクニッシュ怜子が、富山・五箇山で和のぬくもりに触れる旅。

Lifestyle 2026.01.23

PROMOTION

白川郷と並び、日本の原風景が広がる五箇山の集落。LEXUS車で日本国内を巡る特別な旅「TOUCH JAPAN JOURNEY by LEXUS(タッチ・ジャパン・ジャーニー・バイ・レクサス)」を通して、和のぬくもりを感じ、感性を豊かに広げよう。 

コンパクトなラグジュアリーカー、LEXUS LBXをおともに。

「日本を旅する。心の景色が広がってゆく」をコンセプトに、さまざまな体験や食、宿、ドライブを通じて、日本の魅力を再発見できるTOUCH JAPAN JOURNEY。主にLEXUSオーナー向けに提供される旅プログラムで、屋久島から知床までさまざまなモデルコースをご用意。今回、富山の旅に参加したのは、和モダンなラウンジウエアや空間プロデュースを手がける起業家の佐藤マクニッシュ怜子。この日も自身が手がけるAMATERAS(アマテラス)の服に身を包み、LEXUS LBX "Active"に乗って五箇山へ向かった。

LEXUS LBXはこちら

佐藤マクニッシュ怜子|Reiko McNish Sato
1995年、東京生まれ。純日本人ながら、10歳の時に家族でカナダへ移住。現地で母がカナダ人男性と再婚したことにより、マクニッシュの姓を得る。高校卒業後は国際基督教大学へ進学し、以降は日本を拠点に活動。モデルやタレントも務めながら、まだ学生だった2018年に、ラウンジウェアブランドのAMATERASを立ち上げる。日本だけでなく、海外でも注目を集め、昨年24年から和の要素をモダンに取り入れた空間プロデュースのビジネスを始動。25年、フィガロジャポンの「Business with Attitude(BWA)Award」を受賞。

SUVらしいアクティブ感を備えながら、コンパクトで運転しやすいLBX。コンパクトラグジュアリーならではのなめらかな走り心地ですね」とマクニッシュ。

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合掌造りの里で、エクスクルーシブな組子体験。

富山駅から1時間強、紅葉で色づき始めた五箇山の景色を楽しみながら進むと、相倉(あいのくら)集落が姿を現す。世界文化遺産にも登録されているこの地には、急勾配の茅葺き屋根でできた貴重な合掌造りの家屋がいまも残っている。

急な屋根は雪を受け流し、人々の暮らしを守ってきた。また、高さのある屋根部分の構造を生かし、養蚕業が盛んだった頃は3階や4階で"お蚕様"を育てていたという。

いまでも人々が実際に暮らす家屋がある中、LEXUSのTOUCH JAPAN JOURNEYでは、交流の場として活用されている旧高桑(たかくわ)家を特別に貸し切り、LEXUSならではの組子作りのワークショップを企画。

旧高桑家。別名「作助(さくすけ)」と呼ばれ、現在は交流館として大切に受け継がれている。

組子作りに協力してくれるのは、富山県砺波市にある河島建具(かわしまたてぐ)。昭和8年の創業以来、木工技術の中でも最高峰といわれる組子細工の伝統を守り抜いてきた。「組子づくりは今回が初めて。日本古来の建具技術なので、和の空間をプロデュースしている私も興味津々です」とマクニッシュ。

3代目親方の河島隆志氏。組子の歴史や柄の種類などを教えてもらいながら制作に入る。

釘や接着剤を一切使わず、細い木の長さや角度を手作業で緻密に調整しながら各パーツをはめ込んでいく組子細工。ワークショップでは、木槌でパーツを打ち込む実制作とともに、職人による木材のカンナがけも間近で見ることができる。

トントントンと静かに金槌を打つマクニッシュ。真剣な眼差し。

親方がカンナがけを実演。均等に表面を削るのは簡単そうに見えて難しい。

カンナがけ後に出た木のくず。ヒノキならではの清々しい香りに癒やされる。

完成したのは、旅の想い出として飾れる縁起組子。TOUCH JAPAN JOURNEYの参加者のためだけに考えられたエクスクルーシブなデザインは、LEXUS車のフロントに配されたスピンドル型に、麻の葉の模様を組み込んだもの。中央には貴重な神代杉で作られた「L」の文字が見える。

「伝統的な和のモチーフをモダンに表現している部分は、私が手がけるアマテラスの服づくりにも通ずるものがありました」

麻の葉は伸びるのが早く真っすぐに育つため、子どもの健やかな成長を願うモチーフとして古来から親しまれてきた。

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周辺ドライブの後は、癒やしの温泉宿へ。

五箇山での組子体験を後にし、車で20分ほど離れた合掌大橋まで足を伸ばしたマクニッシュ。岐阜県との県境に位置するこの橋は、エメラルドの川面が印象的な庄川を眼下に望むビュースポット。その後も爽快な走りでワインディングロードを進み、秋色に彩られた山道でのドライブを楽しんだ。

庄川にかかる飛越七橋(ひえつななきょう)のひとつ。それぞれの橋が七色に彩られていることから、「虹のかけ橋」とも呼ばれる。合掌大橋のカラーは赤。

雄大な山々を前に記念撮影するマクニッシュ。「今日は車や紅葉の赤をイメージしてトップスの色を選んできました」

コート、タートルネックカットソー、デニムパンツ、バッグ/すべてアマテラス(本人私物)、スニーカー/スタイリスト私物

着いた宿は、庄川の目の前に位置する老舗温泉宿の「ゆめつづり」。古きよき旅館の魅力を残しつつ、いまのスタイルに合うようさまざまな工夫を凝らした宿だ。今回マクニッシュが泊まった部屋は、最も新しい3室のコンセプトルームのうちのひとつ。富山の錫工芸で知られる「能作」の錫をベッド周りや部屋名のプレートに配し、『ぎんねず』と名付けた。

仕切りのない大きな窓から抜ける景色。部屋をより広く見せてくれる。

全体のトーンも錫を連想させる落ち着いたシルバーで統一。

「旅館なのに珍しい〜!」とマクニッシュが目を留めたのはテラスラウンジ。屋内と外を繋ぐように設けられたラウンジは、温泉と部屋との往復になりがちな従来の宿の過ごし方に留まらず、共有スペースでもゆったり寛げるようにと生まれたそう。湯上がりにフリーフローを楽しめるプランもあり、本を読んだり、談笑したり、景色を眺めたり......と、思い思いに過ごす宿泊客の姿が見られた。

マクニッシュがオーダーしたのは、富山県産のぶどうジュースを炭酸で割った「テンドロップス ソーダ」。

ゆったりと入浴できる自慢の温泉は、団体旅館の頃の贅沢な造りをそのまま残したそう。美しい紅葉を眺めながら入る露天風呂をはじめ、富山牛や富山湾産の鮮魚のお造りなど、見目麗しい会席料理にも満たされて一日を終えた。

歴史の浅い温泉宿ではなかなか見られない、広々とした露天風呂。

料理を提供するうつわにもこだわり、木工の平皿や錫製の片口などが使われている。

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朝の瞑想とストレッチで、心も身体も整えて。

日々のライフスタイルの中で、ウェルネスにも重きを置いているというマクニッシュ。旅先でもホテルのジムに行ったり、軽くジョギングするなど、身体を動かすことには意識的だという。この日の朝はアマテラスのトレーニングウエアでストレッチ後に、座禅を組んで瞑想。

「今回の旅に持ってきた紅葉カラーの服は、この旅館でも使われているような、日本古来の和の色からインスピレーションを受けたものなんです」

大きな窓に向かい、朝の光を浴びながら瞑想。30秒でも実践すると、思考がクリアになるという。

ベアトップ、パンツ/ともにアマテラス(本人私物)

部屋を出る前に大きく深呼吸し、マクニッシュは今回の旅をこう振り返る。

「TOUCH JAPAN JOURNEYを通じて、日本の伝統的な技術や、そこに込められた和の心の素晴らしさをあらためて感じました。時代に合わせながら受け継いでいくという姿勢を、私のビジネスでもより一層大切にしていきたいです」

TOUCH JAPAN JOURNEY by LEXUS
「日本の美しい景色や文化に心で触れる旅」を掲げたLEXUS主催(※)の旅プラン。知床、屋久島、瀬戸内、奥入瀬、蓼科など、LEXUSの試乗と合わせて楽しめる10種類以上の旅を用意。今回紹介したのは、合掌造りの里を巡り、組子づくりや富山のガラス工芸体験を楽しめる富山・五箇山の旅。
https://lexus.jp/magazine/experience/touch-japan-journey/

※企画実施は別途旅行会社が行います。
※実際のプランは記事の内容と異なる場合がございます。また、記事のプランは募集を終了している場合がございます。詳しくはTOUCH JAPAN JOURNEYのウェブサイトをご確認ください。

募集中のTOUCH JAPAN JOURNEYコースを見る

問い合わせ先:
レクサスインフォメーションデスク
0800-500-5577(受付時間9:00〜17:00、年末年始を除く)
https://lexus.jp/
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videography: Keita Motegi photography: Wataru Kakuta (trival) hair & makeup: Siera Sasaki styling: Michie Suzuki editing: Mana Sasamori

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マチュー・ブレイジー初の2026年春夏オートクチュールコレクションは、自由に羽ばたく鳥に想いを込めて。

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2026年1月27日(パリ、現地時間)、シャネルが2026年春夏オートクチュールコレクションを発表。アーティスティック ディレクターのマチュー・ブレイジーにとって初となるオートクチュールのショーは、おとぎの国のようなセノグラフィーに、鳥や自然のモチーフにサヴォワールフェールと詩的なエモーションとが共鳴する幻想的な世界。2025年10月のデビューコレクション、そしてNYでのメティエダールコレクションに続き、その圧倒的なクリエイティビティでゲストたちをファンタジックなのムードに引き混んでいった。

 

シャネルの核心に触れる、マチュー・ブレイジー初のオートクチュール。

会場に広がったのは、カラフルで巨大なキノコが並ぶ、メルヘンチックな森の情景。そこで繰り広げられた2026年春夏オートクチュールコレクションのオープニングを飾ったのは、透明感のあるシルクモスリンで仕立てられたスーツだ。身体を締め付けることなく、空気を含みながら揺れるその佇まいは、服が「形」ではなく「感覚」であることを印象づける。

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マチューは、「オートクチュールは、シャネルの真髄そのもの――メゾンのエッセンスが散りばめられ、あらゆる表現が昇華されています。デザイナーの想いが込められた作品であると同時に、纏う人自身の物語でもあります。纏うことで真のストーリーを紡ぎ出し、個々の物語や感情的な共鳴がもたらされ、女性たちは自分自身の物語を描くキャンバスを手にするのです」とコメント。この言葉は、このショー全体、彼のクリエーションへの想いを形作る骨格となっている。

詩的な表現で描き出される、美しい鳥たち。

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今季、多くのルックたちが想起させるのは、さまざまな美しい鳥たちの姿。しかし、それは決して写実的ではなく、どこまでも詩的な表現で描かれている。漆黒のカラスを思わせるルックでは、テーラリングの精度が際立ち、シャープなカッティングでありながら、ラインは柔らかで、流れるように身体に寄り添う。構築感と軽やかさ、その相反する要素が一着の中で共存しているのが印象的だ。

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さらに、刺繍、プリーツ、レイヤリング、織り。le19M(ル ディズヌフエム)の職人たちによる類稀なる高度な手仕事は、羽根そのものを使うことなく、羽ばたきの動きを表現。グレートーンでまとめられた鳥、華やかなピンクを纏ったヘラサギ、すらりとしたサギ、色彩を想起させるオウム。それぞれのルックは、色とフォルムによって異なる個性を宿し、女性の多様な姿を重ね合わせていく。

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メゾンを象徴するモチーフも控えめながら健在だ。刺繍で描かれたラブレター、No.5のフレグランスボトル、深紅の口紅。それらは外に誇示されるのではなく、ポケットの中、服の内側、あるいはチェーンの先に静かに吊るされる。アイコンバッグの再解釈も含め、シャネルらしいアイコンは語りすぎないことで、かえって強い存在感を発揮することに。

新生シャネルが示す、オートクチュールの現在地。

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このコレクションで描かれる女性像は、非常に流動的。まるで鳥たちのように、自由に生きる女性たちは集い、留まり、そして飛び立っていく。そのプロセスそのものが、ショーの構造とシンクロするのだ。そしてそれは、自由は与えられるものではなく、変容の先にあるものだと、というマチューの想いに繋がっていく。マチューは今回、彼にとって初めてとなるオートクチュールコレクションを通して、シャネルの歴史を声高に引用することなく、その精神を纏うことへの感覚へとモダンに翻訳したとも言えそうだ。

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またしても、マチューがやってくれた!そう感じさせるのは、伝統を払拭するのではなく、内側から覚醒させ、静かに更新していく彼らしさが垣間見えたから。その彼の確かな手腕がメゾンの未来を手繰り寄せる。シャネルのサヴォワールフェールと、マチュー・ブレイジーの情熱が交差することで、美しくも多彩な未来が待ち受けているのだ。

▶︎シャネル2026年春夏オートクチュールコレクションの全ルックはこちら。

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0120-525-519(フリーダイヤル)

photography:Chanel text: Tomoko Kawakami

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