丸徳産業・久納会長夫妻が生前葬 御園座で 財界人ら千人参列
稲沢市名誉市民で丸徳産業会長の久納昇辰氏と妻・晴美さんの生前葬が20日、名古屋市中区の御園座で開かれた。親族や久納氏にゆかりのある財界人、政界関係者ら千人が参列した。 冒頭、夫妻は花道から登場。久納氏が晴美さんに声をかけながら、一歩ずつステージに進む姿を、参列者が見守った。 久納氏は「多くの皆さまにお集まりいただき、感無量。長年支えていただいた感謝を伝えたい」とあいさつ。 儀式では、大樹寺、光照寺、善應寺など五つの寺院から総勢19人の僧侶が登壇。舞台上で読経や袈裟(けさ)の授与、日課誓約、戒名の授与、親族の焼香などを行った。 葬儀委員長を務めた稲沢市の加藤錠司郎市長は「久納氏は稲沢市を拠点に丸徳グループを興され、活発な経済活動で大きな成果を上げられた。長年、商工会議所の会頭も務め、類いまれなる行動力で地域経済界のリーダーとしてご尽力いただいた。奨学基金の設立や累計1億円を超える継続的な寄付などその功績は市民の尊敬を集めている」と紹介。
「今後も健康に留意し、経済界の巨人、そして人生の先達として、われわれに尊い経験をお示しいただきたい」と締めくくった。 (尾張)