キノコ雲ランプで物議のaespaニンニン、体調不良でNHK紅白歌合戦を欠席。炎上が鎮火しない理由とは #エキスパートトピ
NHK紅白歌合戦は12月29日、韓国のガールズグループ「aespa(エスパ)」メンバーのNingNing(ニンニン)さんが体調不良(インフルエンザ感染)により欠席し、メンバー3人での出場になると発表しました。
ニンニンさんを巡っては紅白出場発表後、2022年5月にファン向けアプリで原子爆弾のキノコ雲を模したランプを「かわいいライトを買ったよ~どう?」と紹介していたことが拡散し、被爆者を冒瀆していると物議を醸していました。
この記事では問題となったランプの実態と、いまも騒動が収まらない背景を解説します。
ココがポイント
22年5月にニンニンさんがファン向けのアプリに、きのこ雲の形をしたランプの写真を投稿(中略)被爆者を冒瀆しているとの批判
出典:産経新聞:産経ニュース 2025/12/2(火)
批判は瞬く間に広がり、Change.orgなどで「aespaの紅白出場停止を求める署名」が立ち上がった。
出典:zakⅡ 2025/12/4(木)
NHK紅白歌合戦@nhk_kouhaku
SNSに投稿した内容について(中略)特定の目的や意図はございませんでしたが、さまざまなご懸念を生じさせるもの
出典:aespa(エスパ)JAPAN OFFICIAL WEBSITE 2025/12/29(月)
エキスパートの補足・見解
ニンニンさんがどのような考えからキノコ雲ランプを可愛いと投稿したのかはわかりません。
ただ、重要なのはその考えを特定することではなく、「キノコ雲」という記号が日本社会においては被爆の記憶と結びつき、受け手に不快感や痛みを生じさせるところにあります。
そのため事務所が「特定の目的や意図はない」と説明しても、受け手からすれば「我々の痛みを理解していない」となり、さらに批判を呼ぶという流れになります。
とくに今回の商品は、韓国の通販サイトで「原子爆弾」や「核爆発」といったキーワードとあわせて掲載されており、これを踏まえると説明に納得できる人はあまり多くはないでしょう。
「キノコ雲」と音楽番組をめぐっては、過去にBTSのメンバーが原爆を描いたTシャツを着ていたことで物議を醸し、ミュージックステーションへの出演が見送りになったこともありました。
この前例があるため、「なぜ公共放送であるNHKは見送らないのか?」という批判も生まれています。
結局のところ、炎上が鎮火しないのは、出場判断のプロセスや物議が生じた後も判断を変更しなかった理由について、視聴者が納得できる形での説明が十分にされていない点にあると言えます。