雲の狭間にあるお店
初めての来店
少し遅い夏休みの過ごし方その一。
ふと、新しい季節が来る前にとマホロアくんを誘って一緒に空の国へ遊びに行くことにしました。
私は湖畔で釣りをして、アイスを食べて。
マホロアくんは浮き輪が随分気に入ったらしく、すっぽりおさまりながらゆらゆら揺れていたのが穏やかな時間を感じられて僕は嬉しかったよ。またあの浮き輪貸してあげようね。
私はあまり空を飛び慣れていなくて、決まった道を渡るのが精一杯とまだ学びの多い身ですが、ここ数日はマホロアくんが私の身体を気遣って手を引いてくれています。
私は彼より随分大きいものですから、横抱きにされた時ちょっとかなり余ってしまいましたね……脚が……。
くるっと回った時の動きが好きでよくマホロアくんはそれをするけれど、正直経験することないことだと思っていたので私もかなり楽しんでいる。
そのままその日は風の回廊はまだ練習中だと言ったら連れて行ってくれて、特に説明とかするわけじゃないけど彼の好きな場所と苦手な場所を教えてもらった。
浮島みたいになっていて、店主をしている時のマホロアくんみたいな新緑と木漏れ日を透かした様なグラデーションが足元から広がって、歩く度に爪先から地面が金色に染まっていくのがなんとも楽しかったですね。
それに、幻想的で。
マホロアくんは色んな職業をしていますが、今回は運び屋だったのかな?それだけではおさまらない楽しさと嬉しさの温もりをまだ覚えています。写真もいっぱい撮ったし、また飾ろう。