【深淵の話】オタクが自分の影と戦った話
今回はとても個人的な話を書きます。
誹謗中傷を見続けて10ヶ月程になります。
まだ継続中ではありますが、それでも、ROLESと池内先生に対する中傷について、私が書くことはだいぶ終わりに近づきつつあるかなというところです。
先生に対する中傷、過去を掘り返したらキリがないからなぁ…。
先生の投稿ってよく燃えてたから(笑)。
日本保守党関係や、某暇な人と信者が中傷してきた時より前に、ツイフェミからの攻撃もあったし、アンチフェミオタクからの攻撃もあったな。
その話する?(しません)
ネットで色々あったことは承知してます。アンチから先生が何を言われてたのかも大体は。
先生が炎上するのは、ある種の偏った思想や考えを持つ人達にとって煙たがられることを、はっきり言っちゃうせいだとは思います。しかし先生の専門領域や大学・学術界以外の投稿について、私がいつでも納得できていたかというと、そうでもなかったりする。これは正直に言っておきますが、私にも自分の意見はあるので。それでも、先生のなさってきたことに矛盾はないのだと私は思っています。
例えば、先生と相互の実名運用の女性アカウントが不当に攻撃されているのを見た時は、先生って必ず擁護に入ってたし。まあ某アーティストは、超天才型地雷系(Awiの個人的評価・作品は本当にすごい)という事もあって大変よく燃えました。それに飯山氏の著書批判に対する擁護もちゃんとなさっていましたよ、先生は。
また逆に、フェミニストが権利を過剰に振りかざす事も批判しておられたので、ネット上におけるアンフェとフェミの両方が先生の敵になっていてわけがわからんのだな(笑)。
私は、先生って本来の正しい意味としてのフェミニストだと思うんですよ。炎上の仕方がおかしくて、世間に本質が伝わってない気がするけど。
色々見てきたわけで、記事を書くために必要な誹謗中傷を見るくらいはなんとかなるだろうと思っていたのです。私は基本的に見切り発車で出発する頭のよくない生き物です。勘で、なんかやれると思った。何の根拠もないけど。
しかしこれが蓋を開けたらまた量が多く、内容も酷いし、一番良くなかったのが飯山氏の動画配信。
動画を繰り返し見るよりは文字情報のほうが捉えやすいので、主に文字起こしを読んでいました。これをよく読み込まないと検証記事が書けません。読みながら理性的に考えないといけないのですが、最初に感情が動いてしまうんですね。こういうのは、推しが不当な理由で炎上したことがある人にしかわからないかもしれないけれど、自分の悪口見るよりもダメージ大きいです。ものすごく疲れる。大袈裟ではなく、命が削られていくような気がしました。
悪口の内容を理解した後も、記事を書くには引用として推しの悪口を打たないといけない。私には書いた文章の校正をやってくれる人なんていませんから、繰り返し読んで、きちんと伝わるかのチェックも必要。
精神的におかしくなっていく自覚がありました。でも書かないとすごく嫌な気持ちのままだし、就寝しても続き書かなきゃって起きてしまうし。
迂闊に入り込んだ毒沼には、引き返す道も、逃げ場もなかった。
心が半分死んだみたいな状態で、この悪意はどこから湧いてくるのか、何がこうさせたんだろうか、ずっと考えていました。とめどもなく出てくる呪いの源を突き止めてみたかったのです。
飯山氏の一連の行動、最初は、先生から批判されたのが余程ショックだったんだろうなと思っていましたが、どうもこれは先生への敵意だけで構成されているわけではなさそうだという気がしてきました。だって、YouTube、Twitter (X)、note、雑誌、書籍、手持ちのあらゆる媒体使って何度となく長々と悪口を吐いているのは池内先生に対してだけです。
(それ以前は、放送大学名誉教授の高橋和夫先生や、TBSの須賀川拓氏に対する悪意のようなものも多大にありましたが)
ここまで個人を攻撃出来る執念って、なんだろうなって。
それをずっと探しているうちに、ふと気づいてしまったんですよね。
こんなに自由に暴れ回ったら、楽しいだろうなって。
善悪も何も考えずに、誰かの心に爪痕を残すなら、こういう方法があるわけで、どうして私が同じことをやったらいけないんだろう?って。
私だって、散々嫌な事があったし酷い扱いもされてきたし。
今から思うと、かなり毒に侵食されて異常な状態だったと思いますが、私の心の最も暗い部分の願望にはそういうものが確かにある事はわかりました。
名言?として、深淵を覗く時…というニーチェの言葉をよく聞きますが、
深淵を覗いても、怪物なんていません。
そこから覗き返してくるのは、自分です。今まで一度も見ようとしなかった、あるいは一度も見たくない、恐ろしい姿をした醜い自分がこちらを見ている。
ただそれだけのことです。
認めたくない人は多いでしょう。耐えられない人もいるでしょう。
深淵なんて、あまり見ない方が良さそう、ということだけ申し上げておきましょうか。
それでも私には必要なことだったと思っています。
この時期は、私が書いたものに対する応援のリプライも割と辛かったです。
私への応援なんだけど、敵憎しの気持ちから出ている言葉がありました。
たとえ敵への憎悪だとしても、私にとっては憎悪でしかないのです。
憎悪って、矢印をどっちに向けるかってだけですから。そしてそれってある日突然方向が変わる。いずれこっちに向くんだよな。経験から知ってる。
これはいつか、子供の頃の私を集団から排除しようとしたものと同じ。
誹謗中傷をする人の気持ちが分かった気がしたのです。過去にたくさんの悪意と憎悪を受けてきて、それを自分の中で増幅させた挙句、悪意と憎悪を他者に投げつけることで生きる意味を見つけてきたのだろうと。
そしてここであらゆる鬱憤を晴らすことができるチャンスが来たのだと。
だってさ、中東研究って言ったら池内先生だし(これはAwiの主観)、東大出身で、東大教授でしょ。出した本はベストセラーになってるし、受賞も何度もしていて、お父様も叔父様もその道では結構有名だし、今や高額の公的資金が入った大学シンクタンクの代表をやっているわけじゃん。
完全に八つ当たりなんだけど、でも攻撃するにはとても良い対象だった。
この存在を打ち負かすことができたら、どんなに楽しいだろうね?
呪いの源がわかった気がしました。
飯山氏のやり方見てきたから、歪んだ解釈で他者を攻撃する方法はわかる。
私も、誰かターゲットを見つけて攻撃してみる?
この時は、人生で一番自分の命がいらなかった時間でもありました。
まあそうですよね、反証記事を書きながら、心の中では全く逆のことを考えていたわけです。憎悪の化け物になれたら良いなあって。
同時に、そんなことをしたら、自分に先生を推す資格がなくなることも、生きていられなくなることも、理性的にはわかっていました。
この状態から救われる見通しは何もなく、余計なことを考える時間を減らすために、ずっと何か読んでいました。私は救いをいつも文章の中に見つけていたから。
この時の副産物がnoteの池内先生の著作や記事リンク集まとめ。これ書いているときはとても楽しかった。
そんな時に、広島と長崎の平和式典のことが話題になりました。
新聞記事を読んでいて、それから、先生の投稿を見て、これって2023年10月7日以降に先生がずっと言ってきたことと全部繋がっている。もしかしてnoteに書けるかも?って思ったんです。
実際書き始めたら、これは本当に大変でした。国際関係について全くのド素人が思いつきで書くにはかなり無謀でしたね。
それでも、私が思い出した先生の投稿は、飯山氏が著書の中で曲解して批判していたものでした。絶対負けたくないぞと思って、先生の投稿の意図をきちんと説明してみようと、とにかく考えました。思っていた以上に時間がかかりましたが、なんとかまとめたのがこれ。
今にして読み直すと、不十分だよな…(汗)。
それでも篠田先生からlikeを頂戴しました。これは本当に本当に嬉しかったのです(自慢)。
書き終えた後は、ものすごく頭が痛かったのと、疲れていたのと、もしかして先生の投稿を誤った解釈で使っていないかすごくドキドキして他のことを考える余裕はなかったのですが、リプライくださる皆さんが、とても好意的に読んでくださったことがわかって、書いてよかったです。ありがとうございました。
これはなんというか、学生時代に書いたレポートや卒論とは違うものでした。これまでのnoteとも。どれもこれも一生懸命考えるには考えて書いたけど。
それとこれが何が違うのかというと、なんだろう???
わからない(笑)。
そういえば、書いている間は記事のことだけ始終考えていたので、呪いのことは全然思いだす余裕がなかった。
そして気がついた時には、私がずっと大事にしたかったものは、ずっと憧れていたものは、私の中にわずかだけどすでにあるような気がしたのです。見えないものだけれど、私は何かを手にすることができたのだと。
そして、安心しました。たくさんの憎悪を心の中に残したまま。しかしこの憎悪はもう誰かに投げつける必要はなく、私は闇を抱えたままでも大丈夫だと思いました。
なんでだろうね?
それは同時に、自分の内面がとても変わってしまった、ということでもありました。この世界ではいつも、何かを得て、そして代わりに何かを失うものです。
私の何が変わったかについては、まだうまく説明ができないんですけど。
そんなことが、ありました。というだけの、とても個人的な話。
駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
良い子の皆さんは真似しないでください。
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ただし、どうも事務手数料その他で15〜20%引かれてしまうらしいのです。もし可能でしたら東大基金へ直接寄付していただくのが最も金銭的ロスが少ないと思います。よろしくお願いいたします。

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