NHKの戦後80年ドラマ、モデル軍人の孫が虚偽の描写と損賠提訴…「真実と真逆の誹謗加えた」

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 8月放送のNHKスペシャル「シミュレーション 昭和16年夏の敗戦」で登場人物のモデルとされた軍人の孫が24日、番組で祖父の名誉を傷つけられたとして、NHKなどに550万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 番組は戦後80年に合わせたドラマとして制作され、日米開戦前に机上演習で敗北を予測した首相直属の「総力戦研究所」が舞台となった。原告は、初代所長を務めた元陸軍中将・飯村穣(1888~1976年)の孫で、元駐仏大使の飯村豊さん(79)。

提訴後に記者会見する飯村豊さん(左から2人目)。肖像写真は元陸軍中将・飯村穣
提訴後に記者会見する飯村豊さん(左から2人目)。肖像写真は元陸軍中将・飯村穣

 原告側は訴状で、ドラマでは、同研究所の所長が開戦を肯定し、反対意見を述べる人を抑圧する卑劣な人物として描かれたと主張。こうした描写は虚偽で「真実と真逆の 誹謗ひぼう を加え、故人を敬愛する感情を著しく害された」として賠償を求めた。

 飯村さんは提訴後の記者会見で「祖父が戦争を求めていたように描かれるのは、歴史の 歪曲わいきょく で侮辱的だ」と述べた。NHKは「このような事態になったことは残念。裁判の中で考えを主張していく」としている。

関連記事
映画「木の上の軍隊」モデルの日本兵、火葬後に太ももから銃弾…次男「命を終えた時に『戦後』が終わった」
戦争特集へ
スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
速報ニュースを読む 「社会」の最新記事一覧
注目ニュースランキングをみる
記事に関する報告
7477811 0 社会 2025/12/24 20:09:00 2025/12/24 20:09:00 2025/12/24 20:09:00 /media/2025/12/20251224-GYT1I00315-T.jpg?type=thumbnail
注目コンテンツ

注目ニュースランキング

主要ニュース

おすすめ特集・連載

読売新聞購読申し込みバナー

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)