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上杉昇さんUnofficialブログ ~Fragmento del alma~ 

初のアルバムを目前に控えシングル「カナリア」をリリースする2人をキャッチ

1999年 2月 音楽と人

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●「晴れた終わり」からそれほど間を置くことなく、早くも1月21日に3曲入りのマキシシングル
「カナリア」をリリースするal.ni.co 2月のアルバムに向け、レコーディングは現在も進行中だが
上杉が自分自身と重ね合わせたかのようなこのシングルからは、彼らのこれからを強く感じることができる
ロックに、歌うことに、すべてを捧げる覚悟を決めた男の叫びだ。

●レコーディングは現在どういう状況で続いているんですか?

上杉さん:最近は特にバタバタしてて。で、腹の調子もよくないので医者に行って
血液検査までやった末に<寝不足です>と診断されて(笑)

●ははは。でもそれくらいレコーディングも佳境に差し掛かっていると?


柴崎さん:そうですね。どうにか見えてきた・・・ところです。今は

●で、「カナリア」なんですが、これはどういうところから生まれてきた曲なんですか?

上杉さん:歌詞に関しては当初<晴れた終わり>の続編的なものにしたかったんですけど、
でも書いてみて、どうして<晴れた終わり>が必要だったんだろうって思ったんですよ・・・・
あの曲を作った頃って自分自身を客観視できなかったところがあって。頭では冷静なつもり
なんだけど、冷静じゃなかったような気がして。どうしてこういう心境になってるのか自分が
わからないままに何か救いを求めてるところがあって。で、あれを作ったことによって、
やっとちょっと引いたところで自分を見れるようになったんですよ。で、この<カナリア>って
曲が生まれたというか

●や、この<カナリア>と<PLAYER>を聴いて感じたのは、前作はすごく大きな、対象さえもはっきり見え

ないものに向けて歌われていたのが、より個人的な、上杉くんの世界観で歌われているなあと・・・で

上杉さん:そっか、3曲目はまだなんだ?

●え?3曲目?

上杉さん:野外録音したんですよ、渋谷のパルコ前とか、いろんなとこで、アポなし(笑)で

柴崎さん:西武の前とか、渋公の前とかでも。2人でギター抱えてゆずみたいに(笑)

上杉さん:そんときだけ<うに>って名前でやってたんですけど(笑)DATで録音して
その曲は、自分たちの中でもまた、新しい第一歩になってる感じがしてるんで

●何でその曲は外でやろうと思ったの?

上杉さん:さわやかな曲だったんですよ。ちょっとビートルズっぽいものに凝ってる時期が
あって、スタジオで録るときれいになりすぎちゃってヤだなと思ったから。泥くさくしようと
思ったんで

柴崎さん:そういうフォークデュオみたいなスタイルって、俺としては笑っちゃうくらい大冒険なん
だけど、遊びがてらやってみて。でも3曲並べた時にこれが入ってよかったなって思えた

上杉さん:結局OKテイクは西武前だっけ?

柴崎さん:そう。10テイクくらい録ったんですよ

●そのタイトルはなんていうの?

上杉さん:<あした>・・・に変わりました

柴崎さん:え・・・あ、そうなの?

上杉さん:そう

●うはははは・・・あのね

柴崎さん:何言ってんのかなと思った(笑)

●(笑)「カナリア」の方に話を戻すと、この今回のシングルはより生々しさを増してるような
気がするんですよ。

上杉さん:あの、ファンクラブの会報にいつも詞みたいなエッセイを書いてるんですけど
それの中に<カナリア>っていうのがあったんです。そこと何かリンクさせるのも楽しいかなと思って
であと・・・カナリアって唄うたいの象徴だったりするじゃないですか?

●そうですね。<歌を忘れたカナリア>とかありましたけど、そういうのもあってカナリアという
存在が上杉くんとリンクするんですよね。

上杉さん:ああ、それはうれしいな

●で、このシングルの後にはアルバムのリリースも控えてますけど、このアルバムは、どこから
つながっているんでしょうか。「TOY$!」からなのか「晴れた終わり」からあらためて始まった
ものなのか?

柴崎さん:わりとだらっと(笑)それをさらに、今の感覚で再構築というか。
劇的にいろんな時期のものが入ると思うから。その中にいろんな時期の流れはできるかもしれないけど

上杉さん:俺は・・・このアルバム作るまでに・・・10年かかってる感じですね。ロックキッズだった
自分がやろうと目指して、絶対いつか一生残るロックアルバム作るぞと決意してから、やっとたどり着けた
かなと思っていて・・・どういうアルバムになるかっていうと難しいけど、はみ出したいんだけど
はみ出せない、はみ出したくないんだけどはみ出しちゃってる・・・そんな感じ


●で、ライヴもついに!楽しみです

上杉さん:うん。だからロックなんだけど、バンドは違うから。この二人だからこその二人なりの
ライヴを考えていきたいなと思っているんです。そうすれば誰にも負けないと思っているし



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