G7とEU、ロシア産原油の海上輸送禁止に向け協議…トランプ政権が制裁強化に踏み切るかは不透明
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【ブリュッセル=上杉洋司】ロイター通信は5日、先進7か国(G7)と欧州連合(EU)が、ロシア産原油の輸入について、海上輸送の全面禁止に向けた協議を行っていると報じた。対露制裁を強化し、ロシアのウクライナ侵略を支える原油収入に打撃を与える狙いがある。
G7は2022年12月、露産原油の価格上限を1バレル=60ドルに制限した。EUは現在、上限を47・6ドルに引き下げている。ロイターによると、ロシアの原油輸出の3分の1は、ギリシャやキプロスなど西側諸国のタンカーがインドや中国などに運んでいる。残りの3分の2は、制裁回避に協力する「影の船団」と呼ばれる船舶が担っているという。
EUは26年の早い時期に海運輸送の全面禁止を導入したい考えだが、ロシアとの和平協議を進める米国のトランプ政権が制裁強化に踏み切るかどうかは不透明だとしている。