カンボジアで死亡した韓国人大学生、最終解剖で「暴行・拷問死」と推定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.17 07:36
カンボジアで犯罪組織員に殺害された韓国人大学生について、暴行死と推定する国立科学捜査研究院(以下、国科捜)の最終解剖結果が16日、公表された。麻薬成分は薬毒物検査でも検出されなかったという。
慶北(キョンブク)警察庁刑事機動隊は、国科捜から死亡した大学生パクさん(22)の解剖報告書を最近受け取ったと明らかにした。報告書によると、国科捜はパクさんが「外傷性ショック」で死亡したと判断した。暴行と拷問によって命を落としたと推定される、という意味だ。
また、パクさんの遺体からは麻薬成分が検出されなかったことも確認された。これに先立ち、パクさんが生前に麻薬を強制吸引させられているように見える映像がメディアに公開され、麻薬中毒が死因だという疑惑が浮上していた。ただし国科捜は、麻薬を少量投与された場合、時間が経てば未検出となる可能性があるとの趣旨の注記を、報告書に記載したという。
国科捜は先月20日、カンボジア・プノンペンのTuek Thla寺院で共同解剖を実施した。その結果、遺体からは全身にアザなど暴行の痕跡が確認されたが、刃物による刺創や臓器摘出などの身体損壊の痕跡は発見されなかった。これを受け、国科捜は国内で組織検査および薬毒物検査などを実施したうえで、死因を確定した。
パクさんは7月17日、家族に「博覧会に行ってくる」と伝えてカンボジアへ出国した。その後、8月8日にカンボジア南部カンポット州ボコール山の「ウェンチ(園区・犯罪団地)」近くの車内で死亡した状態で発見された。当時、パクさんの身体にはアザや傷など拷問の痕跡が見つかったとされる。
パクさんを殺害した疑いで中国人3人が先月10日、カンボジアで拘束起訴された。主犯とされる中国系のリ・グァンホなど2人はまだ検挙されていない。慶北警察庁刑事機動隊の関係者は「リ・グァンホなど主要容疑者を引き続き追跡し、必ず検挙する」と述べた。
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