「知ってたら軋轢が生まれることもなかったのに」というのは製造業で特にありがちな話だと思ってる。4年前のうちの会社は、お互いの部署が悪口を言い合ってばかりだった。「営業はパソコンみてるばかりで外にでない」「現場はできない理由ばかり並べる」「配送ドライバーは休憩時間でもないのにサボってる」みたいな感じでね。でも、よくよく各部署の状況を聞いてみると、実際は誰一人手を抜いたりサボったりしているということもなかったのよね。各自それぞれ事情があっただけで真面目に仕事していたのが、一瞬を切り取ってそう見えてただけだった。うちの場合は、みんなで会社を立て直すプロセスの中で「なんだ、みんな熱い気持ちを持ったいい人たちじゃないか」とお互いの心のうちを知って信頼関係が芽生え、軋轢とか溝もなくなっていった。そういう負の原体験があるからか、今では日々自分たちが何をやってるかとか積極的に発信して、お互いを讃えあって高めあう文化ができていると思う。「雰囲気は自分たちで作るもの」というのがうちの合言葉。