Obsidian × AIで実現する
超効率アウトプット術
Obsidianの真価は、メモを書き溜めるだけでなく、それらを組み合わせて新しいアイデアやコンテンツを生み出す点にあります 。そして、そのプロセスを劇的に効率化してくれるのが「AI」の力です。
今回は、Obsidian上でAIアシスタントと”壁打ち”しながら、メモを質の高いアウトプットに変えるための具体的な方法を、プラグインの導入から実践的な使い方まで、詳しく解説していきます。
今、大注目されているObsidianですが、ただのメモツールじゃないんです。
AIのプラグインと組み合わせることによって、良質なアウトプットが簡単に作れます!
Obsidian×AIで何ができるの?
通常、メモをAIで活用しようとすると、Obsidianからテキストをコピーし、ChatGPTやGeminiなどの外部ツールに貼り付けて指示を出す、という手間が発生します 。
しかし、Obsidianのプラグインを使えば、この一連の作業をすべてObsidian上で完結させることが可能です!
主な活用例
・メモを元に、X(旧Twitter)の投稿、ブログ記事、メルマガの原稿などを瞬時に作成
・要約の作成や、文章構成、スペルチェック
文章をコピペ→AIに持っていく必要がないので、超絶便利で、時短になります。
わたしは、毎朝振り返りの時に、音声入力でジャーナリングのようにデイリーノートにバーっと話をして、それをAIにわかりやすく整えてもらっています。
プラグインの限界と次のステップ
ObsidianのAIプラグインは非常に強力ですが、万能ではありません。複雑で深いコンテンツの作成や、保管庫(Vault)内にある多数のメモから関連情報を正確に探し出すといった高度な作業は、やや苦手な場合があります 。
もし、基本的な使い方で物足りなさを感じたり、より高精度なアウトプットを求めたりする場合は、「Cursor」という有料のAI搭載エディタの導入がおすすめです 。
本記事では、まず無料で始められるプラグインを使った基本的な連携方法をご紹介します。これだけでも、あなたのObsidianライフは格段に便利になるはずです 。
おすすめプラグインは「Copilot」
Obsidianで使えるAIプラグインにはいくつか選択肢がありますが、代表的なものに「Smart Composer」と「Copilot」があります 。
両者ともできることは、ほぼ同じ。
ですが、敢えて違いを述べるのであれば、以下のような違いがあります。
Smart ComposerとCopilotの違い
・Smart Composer: 現在開いているノートの内容を要約したり、分析したりするのが得意
・Copilot: 開いているノートに加え、関連性の高い他のノートを探し出す
両者を試した結果、
Copilotの方が出力される内容がより深く、アウトプットの質が高いと感じました。そのため、この記事では「Copilot」の導入方法を中心に解説していきます 。
もちろん、これは個人の好みが大きい部分なので、気になる方は両方試してみるのも良いですよ〜
解説動画▼Obsidian上でAIを使おう
【実演】Copilotの導入〜使い方
ここからは、実際にCopilotをObsidianに導入し、基本的な使い方をマスターするまでの3つのステップを解説していきます。
①Google AI StudioでAPIキーを取得する
②ObsidianにCopilotを設定する
③Copilotを使う
Copilotを導入する前に、APIキーを取得していきます。
特に難しいところはないので、動画を見ながら手を動かしていきましょう!
①:Google AI StudioでAPIキーを取得する
事前準備: Googleアカウントを作成しておいてください 。
Google Cloudコンソールでプロジェクトを作成
「Google Cloudコンソール」にアクセスします 。
画面上部の「プロジェクトの選択」をクリックし、「新しいプロジェクト」を選択します 。
プロジェクト名に「Obsidian」など分かりやすい名前を付けて「作成」をクリックします 。
Google AI StudioでAPIキーを生成
「Google AI Studio」にアクセスします 。
Get API keyというボタンをクリックします 。利用規約に同意するとAPIキーの作成画面に移るので、「APIキーを作成」をクリックします 。
先ほど作成したGoogle Cloudのプロジェクト(例:Obsidian)を選択し、「既存のプロジェクトでAPIキーを作成」をクリックします 。
生成されたAPIキーが表示されるので、コピーして大切に保管してください。
このキーは他人に知られないように注意しましょう 。
解説動画▼Google AIスタジオでAPIキーを取得する
②:ObsidianにCopilotを設定する
APIキーが取得できたら、いよいよObsidianの設定です
Copilotプラグインのインストール
Obsidianの「設定」 → 「コミュニティプラグイン」を開き、「Copilot」をインストールして有効化します。
初期設定
- 「Advanced」タブにある「Enable Encryption」をオン
- 「Basic」タブを開き、API Key: Set Key→Google GeminiのAPIキーをコピペ
- Default Chat Model→Gemini 2.5 Flashなど、最新かつ軽量なモデルを選択
- Default Mode→Chat
- Relevant Notes:→オフ
▼「Advanced」タブにある「Enable Encryption」をオン
▼「「Basic」タブを開き、API Key: Set Key→Google GeminiのAPIキーをコピペ
▼Default Chat Model→Gemini 2.5 Flashなど、最新かつ軽量なモデルを選択
Default Mode→Chat
▼ Relevant Notes:→オフ
導入お疲れさまでした!
それでは早速、ObisidanでCopilotを使っていきましょう〜
③Copilotを使う
設定が完了すると、Obsidianのサイドバーに吹き出しのアイコンが表示されます。これをクリックすると、Copilotのチャットウィンドウが開きます 。
活用例1:音声入力したメモを整形&要約する
音声入力したままの長文は、後から読み返すのが大変です。Copilotを使えば、一瞬で要点を把握できる形に整えられます。
整形したいメモを開いた状態でCopilotを起動します。
チャットで「この文章を句読点や改行を入れて読みやすく整形し、内容をリスト表示で要約してください」のように指示を出します。
AIが整形・要約したテキストを生成します。
生成結果の近くにある「スモールライト」のようなアイコンをクリックすると、内容を現在のノートに直接挿入できます 。
毎回同じ指示を出すのが面倒な場合は、
カスタムコマンドとして登録しておくと便利です。プラグイン設定の「Commands」タブから、よく使う指示(プロンプト)を登録しておけば、チャット欄で/(スラッシュ)を入力するだけで簡単に呼び出せます 。
要約プロンプト
↓ここからコピペしてください
{activeNote}の内容を処理してください。
1. 音声入力で書かれた文章を整形してください。
- 適切に句読点を補い、読みやすいように改行してください。
- 元の文は残さず、整形後のみを出力してください。
2. 整形した文章をもとに要点を3〜5個にまとめ、上に要約を出してください。太字も使ってわかりやすく
3. 出力フォーマットは必ず以下の形にしてください:
## 要約
- (要点1)
- (要点2)
- (要点3)
## 整形後本文
(句読点と改行を入れて整形した本文)
活用例2:メモからSNS投稿やブログ記事を作成する
一つのメモから、様々な形式のアウトプットを生成できます。
元にしたいメモを開きます。
Copilotのチャットウィンドウ上部にある+ボタンなどをクリックして、現在のノートの内容をAIに読み込ませます 。
「この内容でXの投稿を3つ作成して」「このメモを元にブログ記事を書いて。見出しは4つで」のように具体的な指示を与えます 。
AIは驚くほど自然な文章を生成してくれますが、これはあくまで「叩き台」です 。必ず自分の言葉で加筆・修正し、オリジナルのコンテンツとして完成させましょう 。
解説動画▼Copilotの初期設定〜使い方
ObsidianとCopilotを組み合わせれば、メモの整理やアウトプット作成が本当に楽になります。
特に、音声入力をよく使う人なら、整形&要約機能はめちゃくちゃ効果ありますよ。
Obsidianに眠ってるあなたのメモが、AIとの壁打ちでどんどん価値ある資産に変わっていく…。
この体験、本当にすごいので、ぜひ試してみてください!