岸田文雄首相(総裁)の任期満了に伴う選挙。立候補に推薦人が必要となった1972年以降、最多の9人が出馬し、国会議員票368票と党員・党友票368票の計736票で争われた。第1回投票では、高市早苗氏がトップ、石破茂氏が2位で続いたが、いずれも過半数に届かず、高市氏と石破氏による決選投票が行われた。決選投票では、石破氏が高市氏に勝利し、第28代総裁に選出された。石破氏の任期は2027年9月30日まで。
菅義偉首相(総裁)の任期満了に伴う選挙。2020年9月の総裁選と異なり、3年ぶりに全国一斉の党員投票を行う「フルスペック」形式で実施した。4人が立候補し、国会議員票(382票)と党員・党友票(同)の計764票で争った。1回目の投票で過半数を得た候補がいなかったため、岸田文雄氏と河野太郎氏の上位2人による決選投票を行った。決選投票は国会議員票382票と都道府県連各1票の計429票で実施した。その結果、20年の総裁選で菅義偉氏に敗れた岸田氏が河野氏の得票を上回り、第27代総裁に選出された。岸田氏の任期は2024年9月末まで。
安倍晋三首相(総裁)の突然の辞任を受け、両院議員総会で党所属国会議員(393票)と47都道府県連代表(3票ずつ、計141票)が投票した。「緊急時」を理由に全国一斉の党員投票は見送られたが、秋田県を除く46都道府県連が、3票の配分を決めるため党員投票などの予備選を実施した。その結果、官房長官として安倍内閣を支えてきた菅義偉氏が、岸田文雄、石破茂両氏に圧勝し、第26代総裁に選出された。無派閥としては事実上初めての総裁となった。任期は安倍氏の残任期間の2021年9月30日まで。
安倍晋三首相(総裁)の任期満了に伴う選挙。自民党は前年に党則を改正し、総裁任期を「連続2期6年まで」から「連続3期9年まで」に延長したため、安倍氏の3選出馬が可能になった。選挙戦は安倍氏と石破茂氏の一騎打ちとなり、投票の結果、安倍氏が有効投票の69%の票を獲得し、連続3選(通算4期目の当選)を果たした。
安倍晋三首相(総裁)の任期満了に伴う総裁選。安倍氏以外に立候補の届け出はなく、無投票再選が決まった。野田聖子氏も出馬に意欲を示していたが、立候補に必要な20人の推薦人を集められず断念した。無投票は2001年の小泉純一郎氏の再選以来、14年ぶり。
谷垣禎一総裁の任期満了に伴う選挙。2009年の下野から3年。政権復帰して「次の首相」を選ぶ選挙として注目され、5人が立候補した。1回目の投票で過半数を取る候補がいなかったため、上位2人が議員投票だけで争う決選投票を行った。その結果、安倍晋三氏が石破茂氏を逆転し、勝利した。総裁選が決選投票にもつれ込んだのは40年ぶり。決選投票での逆転勝利は、石橋湛山氏が岸信介氏を破った1956年以来56年ぶりだった。安倍氏は2006~07年以来の再登板。
直前の衆院選大敗の責任を取り、任期切れ間際で辞任表明した麻生太郎氏の後継を選ぶ選挙となった。党所属国会議員と党員による投開票の結果、谷垣禎一氏が第1回投票で6割の票を獲得し、河野太郎、西村康稔両氏を破り、第24代総裁に決まった。党員投票率は過去最低の1999年を3ポイント弱下回る46.65%だった。任期中は民主党政権下の野党時代のため首相にはなれなかった。
福田康夫首相(総裁)の電撃辞任に伴い行われた。党本部での両院議員総会で党所属国会議員(386票)と都道府県連代表(141票)による投票を行い、麻生太郎氏を第23代総裁に選出した。麻生氏は第1回投票で全体の67%の票を獲得し、圧勝した。新総裁の任期は福田氏の残任期間の2009年9月30日まで。
安倍晋三首相(総裁)の突然の辞任を受け、党所属国会議員387人と都道府県連代表141人の計528人による投票が行われ、元官房長官の福田康夫氏が麻生太郎氏を大差で破り、第22代総裁に選出された。事前に党員・党友による投票を行った35都道府県では、麻生氏の総得票は25万3692票で、福田氏を約3000票上回った。福田氏は、幹部の協議や支部長らに限った投票などで投票先を決めた、残りの12県のうち8県を制して勝利した。
小泉純一郎首相(総裁)の任期満了に伴う総裁選で、ポスト小泉として注目されてきた安倍晋三氏が麻生太郎、谷垣禎一両氏に圧勝した。安倍氏は所属する森派以外からも幅広い支持を集めた。安倍氏は当時衆院当選5回。初当選からわずか13年で与党第1党の党首に駆け上がった。総裁としては初の戦後生まれ。首相としても、戦後では田中角栄氏の54歳を抜いて最年少の52歳で就任することになった。
小泉純一郎首相(総裁)の総裁任期満了に伴う選挙。357人の党所属国会議員と300票の党員票で投票を行った結果、小泉氏が3候補に圧勝した。「開かれた総裁選」を目指し、党員票は141票(47都道府県に3票ずつ配分)から300票に倍増した。各都道府県連には、党員数に応じて3票から11票の持ち票が配分された。総裁任期はこの選挙から1年延長し、3年間に。
総裁選に代わる両院議員総会で、小泉純一郎首相の総裁再任が満場一致で決定した。9日までに立候補の意向を表明した議員がほかにいなかっただけでなく、4月の総裁選で小泉氏と争った最大派閥の橋本派が、小泉氏の支持率の高さから率先して流れを作った。
森喜朗首相(総裁)の退陣に伴い、国会議員(346人)と都道府県連代表(141人)による投票が行われた。小泉純一郎氏が基礎票を上回る298票を獲得し、地滑り的な勝利で第20代総裁に選出された。当初、小泉氏の基礎票は森、山崎、加藤の3派閥に本人を足した98票と言われていた。地方の小泉人気を受け、亀井静香氏を擁立した江藤・亀井派(55人)が小泉支持に回ったことや、堀内派が自主投票としたことで、多くの浮動票が集まった。
小渕恵三首相(総裁)の緊急入院を受け、青木幹雄官房長官は4月4日、首相臨時代理として臨時閣議を開き、小渕内閣は総辞職した。自民党は党本部の会合で新総裁候補の推挙を執行部一任とすることを決めた。翌日午前、総務会と党大会に代わる両院議員総会で森喜朗幹事長を第19代総裁に選出した。森氏は同日午後の両院本会議での首相指名選挙で後継首相に選出され、自公保による新たな枠組みによる政権をスタートさせた。