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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「いつか日本代表に選ばれるような選手になって横浜F・マリノスといわきFCに恩返しがしたいです」 [谷村海那インタビュー(後編)]

【谷村海那選手インタビュー(後編)】

実施日:8月7日(木)

インタビュー・文:藤井 雅彦

 

 

 

7月に加入してからリーグ戦3試合で2ゴールを挙げる活躍を見せている谷村海那。

新たな得点源の出現は残留を目指す上で心強い材料と言えるだろう。

そんなストライカーも、わずか数年前の学生時代は燻っていた。

サッカーと本気で向き合うきっかけは、いわきFCとの出会いだった。

前所属クラブへの感謝と愛情、そして横浜F・マリノスの一員として抱く野心。

残り12試合でゴールを量産し、日本にその名を轟かせる。

 

前編からつづく

 

 

いわきFCへの感謝や愛情は強いものを持っているつもりです

 

――私生活も含めて新しい生活には慣れましたか?

「自分の家に住むようになったのが5日前くらいなんです(※インタビューは8月上旬に実施)。加入してから最初の3~4週間はホテル暮らしだったので、少し苦労する部分もありました。洗濯をするのはコインランドリーを利用して、食事も夜ごはんは自分でお店を探さないといけなくて、初めて住む土地と初めての経験で難しさがありました。でもサッカーの面ではチームのみんながやさしかったのですぐに馴染めたと思います」

 

 

 

 

――ようやく都会でのひとり暮らしが始まったわけですね。

「まだ引っ越したばかりで部屋には荷物が散らかっているところもありますけれど、最低限の生活はできるようになりました。やはり自分の空間ができると落ち着きます」

 

 

 

 

――ちなみに谷村選手は自炊をするタイプですか?

「いわきFCではチームで提供されていた部分以外の食事の写真を提出する決まりがあったので、外食ではなくて自分で作る機会も多かったです。チーム全体がそういった方向性で動いていたおかげで、在籍年数が長い選手は自炊できる人が多かったと思います。決して得意というわけではありませんが、食べられる範囲では作れます(笑)」

 

――得意料理は?

「得意と言っていいのかわかりませんが、好きで作っていたのは餃子です。タネから作って、皮で包んで、焼いて。自分のために地道な作業をコツコツとやっていました。ラクをする時はハンバーグですね」

 

 

 

――このタイミングでのJ1初挑戦は大きなチャレンジだと思いますが、昨シーズンが終わったタイミングでもJ1のクラブから誘いがあったのでは?

「冬にもありがたいお話をいくつかいただきました。でも、いわきFCの昨季の順位が悪くなかったし、お世話になったクラブをJ1へ昇格させたいという思いが強かった。個人の昇格も考えましたが、少しでも残りたいという気持ちがあるのならば後悔しないように残留を決断しました」

 

――いわきFCへの愛着ですね?

「国士舘大学を卒業して単年契約で加入して、1年目は試合にあまり絡んでいませんでした。なので1年で契約満了かなと思ったら、2年目もチャンスを与えてもらえたことに感謝しています。そこから自分が変わらないといけないと思って、コンディションのことを考えて私生活すべてを変えました。食事や睡眠などサッカーをやっている以外の時間も、すべてをサッカーに注ぎ込もうと思ったから今の自分があると思っています。だから、いわきFCへの感謝や愛情は強いものを持っているつもりです」

 

 

 

 

――いわきFCでの1年目を振り返ってみると?

「すべてにおいて考え方が甘かったと思います。全体練習のあとの自主練習をやったことがなかったですし、練習後はすぐに家に帰って何もしていなかった。遊んでいたわけではないけれど、何もしないのに友だちの家へ行って、ただ時間だけが過ぎていくような毎日でした」

 

 

いつか日本代表に選ばれるような選手になって横浜F・マリノスといわきFCに恩返しがしたいです

 

――学生時代からプロ志望だったのですか?

「高校の時はプロになれると思っていたけれど、特に誘いがなかったので大学に進学しました。ただ、大学の時はあまり試合に出ていなかった時期もあって、もうプロは無理かなと思っていたのが本音です。どのクラブにも声をかけてもらえなかったところを、当時JFLのいわきFCに拾ってもらいました」

 

 

 

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tags: 谷村海那

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