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【SS】アニポケ ソード&シールド

 1  フレシア@エスパーZ 23/10/12 10:34:40  ID:44xgTknE 名前× ID× wf
カントー地方

サトシ「ガラル地方?」

オーキド博士「そうじゃよ。なんでもポケモンバトルに力を入れておる地方なようでな。ジムチャレンジを開催するらしい。」

サトシ「ジムチャレンジ!」

オーキド博士「うむ、勝ち進めばお前もチャンピオンであるダンデと戦えるようじゃ!そこでサトシ、お前にカントー代表として出てもらいたいんじゃが?」

サトシ「やります!」

オーキド博士「よし来た!すぐにでも行くぞ!」

サトシ「はい!」

オーキド博士「おー!そうじゃサトシ!1人旅の仲間が着いてくることになっておるんじゃ!」

サトシ「へ?」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ガラル地方

ユウリ「近頃夢を見るんです……」

ダンデ「夢?」

ユウリ「よく分からないポケモンが話しかけてくるんです……私に「新たな英雄になれ」……と」

ソニア「「英雄伝説」…………?」

ユウリ「だから私……決めました……そのポケモンを仲間にするまでジムチャレンジには参加しません!」

ダンデ「!!…………本当にそれでいいのか?」
701  ラブ@しろぼんぐり 25/07/11 14:39:13  ID:dKHkkvfg 名前× ID×
インテレオンはドラムアタックの大木を駆け上がる。

ダンデ「させるか!」

ユウリ「ホップ!」

ホップ「おっしゃ!エレキボール!」

エースバーン「エバッ!!」バチィン!


ドゴッ!


リザードン「ッ!?」

エースバーン「フッ」

エレキボールはドラムアタックを伝い、加速してリザードンの動きを止めた。

サトシ「今だ!ねらいうち!」

インテレオン「テオォン!」ドォン!バキュウン!

リザードン「グッ!」

両翼を撃たれたリザードンは僅かに空中の制御がブレる。

サトシ「アクアジェット!」

インテレオン「テオオオオオ!」バシュゥン!


リザードン「リザアアアッ!!」

さらに追撃のアクアジェットがリザードンを地面に叩き付ける。

サトシ「ここで決めるぞ!!」

ホップ「おう!!」

ユウリ「畳み掛ける!」

リザードン「グルルル……」

ダンデ「………」

サトシ「ねらいうち!」
ホップ「かえんボール!!」
ユウリ「ドラムアタック!!」

リザードン「!!」バッ!

三体の一斉攻撃が炸裂し白い爆発が起こる。
702  ガハガネール@ミライドンのボール 25/07/13 22:35:17  ID:djBwgqjQ 名前× ID× wf
設置された樹木もまとめて消し炭になるほどの衝撃がスタジアムに迸る。

サトシ「決まった!」

手応えのある渾身の一斉攻撃が決まりサトシはグッと拳を握る。

エースバーン「……………………………!!」ピクッ!

しかし耳がよく聞こえるエースバーンはそれに真っ先に気がついた。

リザードン「…………フン」ムク

ユウリ「!!……倒れてない!」

ダンデのリザードンは真正面から攻撃を受けても倒れることなくそこに立っていた。

ホップ「嘘だろ!あれを耐えるって……」

ダンデ「リザードン以外なら間違いなく倒されていただろう。だが俺のリザードンのタフネスはワールドクラス。この程度じゃまだまだ足りないぜ!」

サトシくっ……まだだ!!ねらいうち!」

インテレオン「テォン!」バキュウン!バキュウン!バキュウン!

リザードン「グルアア!」ボワ


ジュウウウ!


サトシ「なに!?」

水の弾丸はリザードンが放つ熱波の前に蒸発して消え去った。リザードンの熱波は気取る間も与えず強くなっていく。

ダンデ「これに耐えられるか?!これがリザードンのブラストバーン!」

リザードン「グオオオオオオ!リザアアアッ!!」ドゴォォォォォンンン!

貯められた熱波がリザードンの体内から一斉に放射され爆炎となり辺り一帯を飲み込んでゆく。

ホップ「避けろ!!」

エースバーン「バアア……」

ゴリランダー「グヌヌ……グ……」

しかし3匹とも激しい熱波を前に動けずにいた。
そしてブラストバーンは3匹を飲み込んだ。
703  カリオ@シガロコのつち 25/07/15 22:24:39  ID:jf8sKgp. 1/5 名前× ID× wf
やがて爆炎が辺りを破壊し尽くすと勢いが収まる。

エースバーン「ェ……」
ゴリランダー「ウウ……」
インテレオン「…………ッ」

ジャッジさん「勝負あり!インテレオン エースバーン ゴリランダー 戦闘不能だ!このバトルの勝者はチャンピオンのダンデだ!」

ダンデが拳を突き上げる。
その勝利の宣言に会場は湧く。

インテレオン「ッテオオ……」

サトシ「惜しかったな、でも今のバトルかなり良かったぞ。」

ユウリ「あたしはあんまいいとこなかったけどね、もっと攻撃したかった。」

ホップ「でもさすが兄貴だ。あっという間にやられた。会場が盛り上がってるのも兄貴のおかげだ。」

ダンデ「そうでもないさ、3人が共に協力してチャンピオンに立ち向かい そして激闘を繰り広げた。その戦いの熱さは観客たちに勇気を元気を与えたはずだ。よく聞いてみるんだ。」

「チャレンジャーたちー!次は勝てよ!」「かっこよかったぞ!」

ユウリ「本当だ。ちゃんと見られていたんだ。」

ダンデ「ああ、俺だけの力ではない。ここにいる皆の力が合わさった結果だ。」

ホップ「そう……なのか?」

ダンデ「そうとも、だがリーグ戦はこんなものじゃないぞ。何れそこに立つ君たちにもわかるはずだ。だからかならずこのジムチャレンジを勝ち抜き、俺に挑んでくるんだ。」

サトシ「はい!」

この日の試合は大きな話題となり後日には復興のための人手が次々と街にやってきた。

サトシ「よし!やるぞ!」

ユウリ「一戦交えますか……!」

ホップ「負けっぱなしじゃ嫌だもんな!」

次の日、3人は街のバトルフィールドに集まっていた。

To Be Continued
704  スカーン@ニニクのみ 25/07/15 22:41:50  ID:jf8sKgp. 2/5 名前× ID× wf
サトシ「アクアブレイク!」
ユウリ「ウッドハンマー!」
ホップ「ブレイズキック!」

インテレオン「テオオ!!」
ゴリランダー「ウウオオオオオーー!」
エースバーン「エッバアアアア!」


ガッ!グググググ……バチン!


インテレオン「!?」
ゴリランダー「ウホォ!?」
エースバーン「ギャッ!?」


3匹の攻撃は拮抗しお互いに弾かれ吹き飛ばされた。


タケシ「朝から凄い戦いだな。」

戦いの音を聞きつけてか朝食の用意をしていたタケシがやってきた。

サトシ「ああ!俺たちみんな、昨日のバトルじゃ悔しい思いをしたからこうして特訓してるんだ。」

ユウリ「あたしもまだまだ出し切ってないよ。お遊びはここまででいいよね。」

ホップ「!」

ユウリ「あたしも本気でなるつもりなんだ……チャンピオンに!ドラムアタック!」

ゴリランダー「ウオオオォォォ!ウッホォ!」ドムムムムム!ドドン!

ドラムを力強く乱打すると地面から大木が生えエースバーンとインテレオンに襲いかかる。

ホップ「いきなりかよ!避けろ!」

エースバーン「バッ!」

サトシ「来るぞ!アクアブレイクで斬るんだ!」

インテレオン「テオオオオ!インッテオオオ!」

エースバーンが回避した分の攻撃も合わせてドラムアタックがインテレオンに迫る。
しかしインテレオンもアクアブレイクの水の剣でドラムアタックの大木を次々に両断していく。

サトシ「数が多いな。……下だ!」

ユウリ「ウッドハンマー!」

ゴリランダー「ハアアアアー!」


ドゴォン!


インテレオン「グアアア!?」

ドラムアタックの下をぶら下がりながら移動してきたゴリランダーは足場ごとインテレオンをアッパーで殴り飛ばす。
705  ァイヤー@ニビあられ 25/07/15 22:50:15  ID:VKx6gcts 名前× ID× wf
支援ネ
706  ガディアンシー@にじいろのはね 25/07/15 23:10:25  ID:jf8sKgp. 3/5 名前× ID× wf
ユウリ「図体がデカイからって油断してたでしょ。こういう複雑な地形ならゴリランダーより機動力が高いポケモンはそういない!」

サトシ「やるな!」

ホップ「だったらそんな地形、壊してやるぞ!ブレイズキック!」

エースバーン「バッ!バーン!」ビュオ!

次々とブレイズキックでエースバーンはドラムアタックの大木を蹴り倒し燃やしていく。

ユウリ「こら燃やすな!エナジーボール!」

ゴリランダー「ダダダダダダダダ!」ドムムムムム!

手を構えると草の闘気弾がエースバーンに向かって乱射される。

エースバーン「!……ババババ!」ビュビュビュ!

ユウリ「捌かれた!」

ホップ「ボールなんてわざわざエースバーンに攻撃の手段をあげているようなものだぞ!そら!」

エースバーン「バァン!」ドッ!

ゴリランダー「ブヘッ!?」

放ったエナジーボールの一発がブレイズキックでゴリランダーに蹴り返され命中し怯んでしまった。

ゴリランダー「ヌウウウ……ウウウウウウ!💢💢」

エースバーン「バァス!バァ」クイクイ

ユウリ「いいよゴリランダー!その挑発に乗ってウッドハンマー!」

ゴリランダー「グルアアアアアア!」バビュウン!

大木が砕ける程の急加速でゴリランダーはエースバーンに突撃する。

ホップ「アイアンヘッド!」

エースバーン「エッバアアア!」カチーーン!
ゴリランダー「オオオラアアア!」ブゥン

ふたつの技が激突し辺りの地形が砕けるほどの衝撃が走る。

エースバーン「ヌヌヌヌヌ……」
ゴリランダー「ガアアアアア!」

サトシ「いけるか、インテレオン!」

インテレオン「テオ!」

サトシ「よし!反撃行くぞ!アクアブレイク!」
707  ドラン♀@いちごスライス 25/07/15 23:22:00  ID:jf8sKgp. 4/5 名前× ID× wf
ゴリランダー「ゴオオオオ!」

エースバーン「バアアア!」

ジャキン!

インテレオン「テオオ!!」

ユウリ「インテレオン!?」

エースバーンとゴリランダー、お互いに激しい格闘戦を繰り広げているところに水の刃を携えたインテレオンが乱入する。

ホップ「結局三つ巴かよ!」

サトシ「いやこれが狙いだ!2人まとめて倒すぜ!」

ホップ ユウリ「「!?」」

3匹の攻撃同士がぶつかり動けないこの状況でサトシは笑ってみせた。

サトシ「おみまいしてやる!インテレオン!そこから飛び退け!」

インテレオン「テオン!」

ゴリランダー「!!」
エースバーン「エバッ!?」

インテレオンは僅かに互いの攻撃を逸らさせてバランスを崩した隙にその場から離れる。

ユウリ「なにを……」

サトシ「ねらいうち!」

インテレオン「テオ!」クッ

しかし弾丸が指から放たれることは無い。

ホップ「ミス……!?」

ユウリ「ゴリランダー、ガード!」


ババババババババ!


ゴリランダー「ガアアア!?」
エースバーン「バアアア!?」

突如サトシの近くから水の弾丸が2匹を襲う。

ゴリランダー「グ……」
エースバーン「バアア……バアア……」

ガードも間に合わず攻撃をモロに受けた2匹は大きなダメージを負い膝を着く。

ホップ「どういうことなんだ……?」

ユウリ「倒せばわかる……!」

タケシ「3人ともそこまでだ!」
708  ブライカ@ルビー 25/07/15 23:43:06  ID:jf8sKgp. 5/5 名前× ID× wf
サトシ「タケシ!」
ユウリ「なんで」
ホップ「今いい所なんだぞ!」

3人とそれぞれの手持ちからブーブーと抗議の声があがる。

タケシ「朝ごはんの時間だ。というのとこれ以上やるとフィールドだけでは収まらなさそうだからな。」

ユウリ「うっ」

進化し技の規模が格段に上昇したユウリとゴリランダーには心当たりがある指摘であった。

サトシ「続きはお預けだな。」

ホップ「だな」

ユウリ「…………」

そして朝食の時

ホップ「なあさっきのねらいうちってどういうことなんだ?」

サトシ「えーと……」

タケシ「予めインテレオンがねらいうちの弾丸を元いた場所に仕込んでいたんだ。注意を完全にインテレオン逸らした隙に任意のタイミングでその弾丸を放ったんだ。」

ホップ「狙ったタイミングでそんなことできるなんて……なんでそんなこと。」

サトシ「もしかしたら~って思ってさ。」

ユウリ「発想の幅が広いんだ……」
709  ゴラス@ジメンZ 25/07/17 10:51:14  ID:qWGkYoWk 名前× ID×
そうして朝食を終えてそれぞれの時間を過ごしている時、ユウリは1人別の場所を訪れていた。

ユウリ「ゴリランダー、別の方向性も取り込むために……なにか探そう。」

ゴリランダー「ホウ」

正直ユウリには宛はなかった。
ただ力押し一辺倒の戦い方に問題があるのも自覚していた。それを変えたいがためにとりあえず行動をしてみたのだ。

ユウリ「とは言っても……こんな街中であるものなのかな?」

プラプラと街を歩いて居ると優里はロトミの近くにまでいつの間にか辿り着いた。

ユウリ「ポケジョブ……「トレーナー参加も可」……これか?」

ゴリランダー「ウホオオウ」

ユウリ「やってみよっか」

お仕事その1「瓦礫の撤去作業」

ゴリランダー「ヌウウウウウハアアッ!」


ドッカーーーン


「おおこれは捗るぞ!」

お仕事その2「倉庫での荷物運び」

ユウリ「ふう……代車ありでも結構疲れる……!」

ゴリランダー「ムホゥ!」ドドン!

ユウリ「ドラムアタック…それで運ぶの?」

ゴリランダー「ウホ!」


シュルルルルル!


するとゴリランダーのドラムアタックは素早く倉庫の運ぶべき場所に荷物を運んでゆく。

ゴリランダー「ムヘィ!」ドヤ
710  シャーナ@プテラナイト 25/07/17 12:00:29  ID:ZWpEtJyM 名前× ID×
お仕事その3「保育園の子供の見守り」

「きゃーでかいー怖ーい!」「怪獣だ!逃げろー」

ゴリランダー「…………」ガーン

ユウリ「ゴ、ゴリランダー……落ち込まないでよ。一緒にやり方考えよ?」

ゴリランダー「ホー……ムウウ……💡」

ユウリ「なにか閃いたの?」

ゴリランダー「~~🎶 ~♩~~~♪♪」

ユウリ「うまっ!?」

ゴリランダーは突如子供たちの前で口笛を披露する。

「口笛吹けるの?」「このポケモンおもしれー!」

しばらくするとゴリランダーの周りに子供たちが集まってくるようになった。

ゴリランダー「~~♪♪」

いつの間にやらゴリランダーは木の滑り台なども作りだしていて大盛況となった。

ユウリ「………………」

保育園の先生「今日はとても助かったわ。あなたトレーナーさんよね?こんなので良ければ受け取ってちょうだい。」

そう言うと保育園の先生は「ふしぎなアメ」をユウリに手渡す。

保育園の先生「なんでも舐めるとたちまち強くなれるそうよ。本当かどうかわからないけれどね。」

ユウリ「………………」
711  テトプス@こうてつプレート 25/07/19 15:01:27  ID:iysMH0i. 1/2 名前× ID× wf
そして日が暮れていき子供たちの迎えがやってきて次々と親子と一緒に帰宅していく。
とっくに仕事の時間が過ぎてはいるのだがゴリランダーは最後の1人まで残ろうとしていた。

保育園の先生「ありがとうね、最後まで残ってくれて。」

ユウリ「いいんですよ、ゴリランダーにとっていい経験になってるハズです。」

そして最後の一組を見送り帰路に着いた時


ロトトトトトト


スマホロトムに一本の電話がかかってくる。

ユウリ「もしもし」

ソニア『ハロー!ユウリ!』

ユウリ「ソニアさん、どうしてまた突然」

ソニア「今日はポケジョブやってんだって?精が出るね、サトシくんから聞いたよ。よかったら今日あってかない?場所は……」

ユウリ「あたしも今全部の仕事が終わった所。すぐにそこに行きます。」

ゴリランダー「?」

そして待ち合わせの場所、とあるファミリーレストランに向かう。

ソニア「やっほ!ささ、中に入ろう! ……わ!ユウリ野ゴリランダー大きい!かなり大型だね。」

ユウリ「そう……なんだ。とりあえず中に入りましょう。」

ゴリランダー「ウホウ!」


ゴチン!


ゴリランダー「ウボッ!?」ヒリヒリ

ユウリ「……」

ゴリランダーが入るには少し狭い入口だったようだ。

お店に入りメニューを開きながらソニアは口を開く。

ソニア「ダンデくんとのバトル見てたよ。いい勝負だったと思うよ。」

ユウリ「負けたけどね……あたしあんま上手くやれなかったし。」

ソニア「ふむ……思った通り?」

ユウリ「なにが?」

ソニア「悩んでる、自分のバトルスタイル」

ユウリ「っ…………」

ソニア「あたり?」
712  レクレー@シンクロマシン 25/07/19 23:05:42  ID:iysMH0i. 2/2 名前× ID× wf
ユウリ「あたしゴリランダーの戦い方を力押しの戦い方しかないと思っていたけれど今日色々やってみて他のやり方もあるんじゃないか……て」

ソニア「あるよね、そういうの。私もあったかな~……でもね、そういう時にはいい方法があるんだよ。」

ユウリ「……?」

ソニア「まあ今はとにかく料理を食べよ!」

ゴリランダー「ムホホイ!」

そして料理を食べ終えてレストランに出るとユウリはソニアに案内された。

ユウリ「バトルフィールド……やっぱり」

ソニア「そう実践。これに限るよね!」

ゴリランダー「ゴーダ!」

ユウリ「いいよ、やろう!」

ソニア「あたしも最近になって実戦形式をまたやり始めたし鈍ってないといいけどな……さあ久しぶりの出番よ!」

アマージョ「アージョ!」ピキーン

ユウリ「色違い……」

ソニア「でんきタイプ専門でもないからね!アクロバット!」

アマージョ「アッジョ!」ビュ!

ユウリ「来るよ、ゴリランダー!」

ゴリランダー「ヌ…………」

耳をすませゴリランダーは辺りの木々や岩を高速で駆け抜けるアマージョの音を感知する。

ゴリランダー「!!」

ユウリ「見つけた!エナジーボール!」

ソニア「遅い!」

アマージョ「ジョ!」

ゴリランダー「ギャヒ!」

構えたエナジーボールを掠めるようにゴリランダーは攻撃を受け思わずその箇所を押さえてしまった。

ユウリ「やっぱり力以外だと隙が大きい……だったらこっちも動きやすくする!ドラムアタック!」

ゴリランダー「ムオオオオオオ!」ドムムムム!

ドラムを叩くとあっという間に大木の立体的なフィールドが完成する。

ソニア「身を隠せる場所を無くして自分にとって動きやすいフィールドに変えたってところ?」

ユウリ「隠れない追える!」

ゴリランダー「ブオオオ!」
713  キカブリ@さみしがりミント 25/07/22 15:05:34  ID:LcD.L7A6 1/4 名前× ID× wf
ソニア「来るよ!」

アマージョ「アージョ!」

ドラムアタックの木々を伝ってアマージョははゴリランダーから遠ざかる。

ゴリランダー「ムオオオ!」

ユウリ「行ったよ!ゴリランダー!」

ゴリランダーは木々を伝いアマージョに追いつく。

アマージョ「!?」

ゴリランダー「ヌウウウウ!」

ユウリ「ウッドハンマー!」

ゴリランダー「ハアア!」

アマージョ「ジョオオオ……」

ユウリ「もう1発!」

ゴリランダー「フンヌヌヌヌヌ」ブンブンブンブン

ソニア「トロピカルキック!」

アマージョ「ジョ!」


ゴッ!


ゴリランダー「グヌオオオォ!?」

ウッドハンマーの追撃派アマージョの鋭い蹴りの一撃で阻止される。

ソニア「今の追い詰め方良かったよ。その調子!次行ってみようか!」

そう言うとソニアはアマージョを手持ちに戻す。

ユウリ「ええ!」

ソニア「出てきて!エレザード!」

エレザード「エーザー!」

ユウリ「ずるい!」

ソニア「ただのバトルじゃないからね。実戦形式の特訓なら色々戦っておいて損はないでしょ?」

ユウリ「……納得。」

ソニア「じゃあ第2ラウンド始めようか!」
714  ガネール@カンポーやく 25/07/22 15:25:26  ID:LcD.L7A6 2/4 名前× ID× wf
ユウリ「ウッドハンマー!」

ゴリランダー「ブルルルルル!」

ソニア「回避!」

エレザード「エ!」

ゴリランダー「ウホ!?ヌン!」

エレザード「エ!」

ゴリランダー「フンヌフンヌ!ウオオオ!」

エレザード「エ!エ!エ!エレザ!」

ユウリ「速い……」

ゴリランダーのウッドハンマーのパンチをエレザードはするりと掻い潜り次々と避けていく。

ゴリランダー「ヌアアアア!」

ソニア「あなをほる!」

渾身の一撃を叩き込もうとするがエレザードは素早く地中に身を隠した。


ドドドドドドドドド


ユウリ「下から来る!」

ゴリランダー「ヌウウウウ……」

辺りに響く掘り進む音からゴリランダーは気配を探る。

エレザード「ザアアア!」

ユウリ「エナジーボール!」

ゴリランダー「リャアアアア!」ドム!

地中から飛び出してきたエレザードの攻撃を避けてゴリランダーはエナジーボールを放つ。

エレザード「ザッ!」クルン

ゴリランダー「ギャイ!?」

ユウリ「あの体勢から避けた!?」

空中で体を捻りエレザードはエナジーボールを避けた。

ソニア「パラボラチャージ!」

エレザード「エ!エッエエエエエエ!ザザザザザザ!」ビボボボボ

ゴリランダー「ギャギャキャギャー!?」

エレザードが襟を広げると激しい明滅と共にゴリランダーを電撃が襲う。
715  ローラディグダ@メガアンクレット 25/07/22 17:26:25  ID:LcD.L7A6 3/4 名前× ID× wf
ユウリ「ゴリランダー!」

ゴリランダー「ヌギィ!」ブン!

反撃に腕を振るうがエレザードはそれをかわして再び地面に潜る。

ソニア「さあどうする?力に任せるか知恵で勝負するか!よく観察して見て!」

ユウリ「…………!!」

ゴリランダー「………………」

あることにユウリは気がついた。
エレザードのあなをほる攻撃をゴリランダーは直撃を回避しすぐさま反撃に転じるほどの反応速度を見せた。
それを可能にする能力に気がついたのだ。

ユウリ「ゴリランダー、もしかして音で場所がわかる?」

ゴリランダー「ムゥ?……ウホォ!」

ユウリ「よし!なら最大限の力で探知して!」

ゴリランダー「ムホイ!……フーーーンヌゥ!」


ドドンドドンドドドン!


辺りに響き渡るほどの力でゴリランダーは地面を激しく叩く。

ゴリランダー「!!」

ユウリ「見つけた!そこに目掛けて!ドラムアタック!」

ゴリランダー「オオオオオオオオ!」ドムムムム!


バゴォ!


エレザード「ザアアア!?」

ソニア「!!」

ユウリ「捕らえて!」


ギュウウウウ!


エレザード「グゲ!」

地中から叩き出されたエレザードはそのままドラムアタックで締め上げられる。

ユウリ「ウッドハンマー!」

ゴリランダー「フアアアアアア!」ゴッ!

ソニア「かみなり!」
716  キキリン@じゅうでんち 25/07/22 17:47:35  ID:LcD.L7A6 4/4 名前× ID× wf
エレザード「ザザザ……エザサザザ!」ピシャラララララ!

ゴリランダー「ヌググググ!?フーーーンヌゥ!」

エレザード「ギャアアアアアアア!?」

かみなりの落雷が直撃してもゴリランダーは構わずエレザードを地面が砕ける程の威力でぶん殴った。

エレザード「ザザザ……エザ……‎𖦹‎ ‎𖦹‎」

ユウリ「やり!」

ゴリランダー「ウホ!👍」

ソニア「やるじゃない、ちゃんとポケモンを見れてる。心配無用だったね。どうする?次が私が用意した最後の一体だけど!」

ゴリランダー「…………」

ユウリ「………………やる!最後までやりましょう!」

既にゴリランダーの体力は連戦を経てかなり削られていた。だがゴリランダーの闘志溢れる目付きを見てユウリ続行をすぐさま決めた。

ソニア「じゃあ本気の手持ち、見せてあげる!おいでカメックス!」

カメックス「カメエエエエエエックス!」

ユウリ「カメックス!?」

ソニア「かつてダンデくんのリザードンと幾度も戦った子よ。さっきまでみたいに特訓ではない本気(マジ)の力で相手をしてあげる。」

カメックス「カーメ!」

甲羅や身体にある無数の戦闘の痕跡、使い込まれた砲台の巨大さ、ダンデ野リザードンと戦ってきたという言葉がなくともそう思わせる覇気がそのカメックスからは放たれていた。

ゴリランダー「ウオオオオオホオオオ!!」ドムムムム!

ユウリ「いくよ!ドラムアタック!」

先手必勝、ゴリランダーは激しい乱打でドラムアタックを呼び起こし仕掛ける。

ソニア「カメックス」

カメックス「カメ!」


ドカッ!


ユウリ「命中……!!」

カメックス「クス~……」

ゴリランダー「!?」

ドラムアタックは確かに命中した、だが命中したドラムアタックの幹の先はこなごなに打ち砕かれた。

ユウリ「ダメージ通ってない……これがカメックスの防御力」

真っ向勝負の力押しが通じない相手ということを悟らざるを得なかった。
717  ラーミィ@ふしぎなきのみ 25/07/23 09:30:52  ID:8SVkQMdo 1/6 名前× ID× wf
ユウリ「ドラムアタック!」

ゴリランダー「ヌオオオ!」ドムムムム!

ユウリ「捕らえて!」

カメックス「!」

地中から現れたドラムアタックの根はカメックスを縛りあげる。

ユウリ「(無防備で攻撃を受ければダメージを受けないってことはない!)ウッド」

ソニア「ハイドロポンプ」

カメックス「カメ!」ガチャン!

ユウリ「!?」

カメックスが砲台を構えた瞬間ユウリは自分の判断ミスを察した。

カメックス「カァァァメッ!」ドババババ

ゴリランダー「グオオオオワアアアアアァァァ!!?」

凄まじい威力の水砲が放たれゴリランダーは吹き飛ばされ地面に叩きつけられる。
ドラムアタックの拘束も今の一撃の勢いで全て吹き飛んでしまった。

ゴリランダー「チィ……」ブゥンブゥン

ユウリ「しんりょく……(なんとかして隙を作らないと……)……ゴリランダー!ダッシュ!」

ゴリランダー「ヌオオオオオ!」

カメックス「ガメッ!……カメメメエエエ!!」

ゴリランダー「ヌウウウウウウウン……」

互いに取っ組みあいになりお互いの攻撃が止まる。

ユウリ「エナジーボール!」

ゴリランダー「ハッ!」ボム!

カメックス「!!」

カメックスの手を掴んでいた手がエナジーボールで爆発しカメックスは思わず後退するがすかさずゴリランダーがカメックスの首元を掴む

ユウリ「そのまま倒す!」

ゴリランダー「ヌゥン!」ダツ!

カメックス「!?」

カメックスの首元を掴んだままゴリランダーは頭上に飛び上がりその重さを利用して転倒させた。

ユウリ「エナジーボール!」

ゴリランダー「ダラララララ!」ドムムムム!
718  ラーミィ@あやしいカード 25/07/23 10:44:19  ID:8SVkQMdo 2/6 名前× ID× wf
カメックスにエナジーボールが命中、大きな爆発が起こるが……

ユウリ「よし効いてる……さらにもう一発!」

ゴリランダー「ダッ!」

ソニア「いつの間に……」

爆発の間にカメックスを包囲するように宙に設置されたエナジーボールが一斉に発射される。


ダダダダダンン!


ソニア「回転!ハイドロポンプ!」

カメックス「カメメメメメメメメメ!」クルルルルル


バシッ!バシッ!


ユウリ「!?」

回転しながら放たれたハイドロポンプがエナジーボールを次々と撃ち落とす。やがてエナジーボールの包囲網は完全に消え去ってしまった。

ソニア「今度はこっちから……ハイドロ」

ユウリ「!! ソーラービーム!」

ソニア「カノン!」

ゴリランダー「カアアアアアアア……」ブォンブォンブォンブォン……

カメックス「カメ」ガシャン!

ゴリランダー「ハアアアアアア!」ブォブォブォ!……カッ!

カメックス「メアアッ!」ドパァン!

ゴリランダー「!!」

膨大な闘気を含んだソーラービームをハイドロカノンは貫き命中した。

ユウリ「ゴリランダー!」

ゴリランダー「ウッ……ホォォォ……‎𖦹‎ ‎𖦹‎」ドサッ

ソニア「勝負あり……だね。思わず本気で放っちゃった。」

ユウリ「なにか掴めたかな……」

ソニア「私にはもう掴んでるように見えたかな?」

ユウリ「え?どこで」

ソニア「それは自分で気がつくまで取っておいて。焦らず今は自分の思うままに戦って強くなってその後で見つければいい、きっとそれがユウリの成長に繋がると思うんだ。」

ユウリ「思うがまま……」
719  ラルマッスグマ@ガラナツのえだ 25/07/23 11:07:26  ID:8SVkQMdo 3/6 名前× ID× wf
ソニア「そしてこれも託していいかな。」

カメックス「カメッ!」

そうするとカメックスがユウリにあるものを手渡す。

ユウリ「これって……ポケモンのタマゴ?なんで?」

ソニア「前に家に帰った時に玄関にあったんだよね。うんともすんともいわずどうしたものかと思ってて託せる人がいないか色々当たってたの。」

ユウリ「そこであたし……と?」

ソニア「そう、一緒にこのタマゴのポケモンと成長してくれそうって想いも込めて!」


ピョンピョン


ソニアが話している途中タマゴは飛び跳ね始める。
そしてそのまま

ゴリランダー「ギャッ!」

ボロボロなゴリランダーの背中に飛び乗った。

タマゴ「ピョンピョン」

ソニア「もう気に入られてるみたいね。なにか話しかけてるみたい。」

ユウリ「ゴリランダー、返事してあげて。」

ゴリランダー「ウヘェ!?……オオオオオオオオ!」ドムムムム!

激しいドラミングでゴリランダーはそれに応える。


ピシッ!ピシシシシ!


ユウリ「え?」
ソニア「嘘」


「ダアネ!」


ゴリランダー「イィー!?」

ドラミングの返事に呼応するかのようにタマゴからポケモンが飛び出してきた。

「ダネ?ダネネー!」

ゴリランダー「ドギャー!?」

飛び出してきたポケモンに早速ゴリランダーは背中に乗られる。

ソニア「フシギダネ……同じくさタイプ同士惹かれたのかな?」

ユウリ「……よし!決めた!」
720  ワンナ@ゾウドウのさび 25/07/23 14:16:27  ID:8SVkQMdo 4/6 名前× ID× wf
ユウリ「このフシギダネも育ててソニアさんに勝つ。チャンピオンに勝つ前にね。」

ソニア「なるほど、たしかに私に勝てないんじゃあダンデくんに勝てるわけないよね。それなら私も鍛えなおさないとかな?」

ユウリ「よし、あたしたちと一緒行こう、フシギダネ!」

フシギダネ「ダネ?ダーネ!」ピョンピョン

ゴリランダー「オウ!?」

フシギダネはゴリランダーの頭の上で跳ねながらユウリのハイタッチをする。

新たなる仲間を迎え入れユウリは自分の夢に突き進んでゆく。

to be continued
721  カリオ@マグマブースター 25/07/23 15:34:34  ID:8SVkQMdo 5/6 名前× ID× wf
そして次の日、サトシたちはホップと別れて次のジムがある街。
キルクスタウンをめざし旅立っていた。

フシギダネ「ネネネネ!」コチョチョチョ

ゴリランダー「フンヌ💢」

フシギダネ「ネネネネ!」ケラケラ

その道中、ゴリランダーはフシギダネを背中に乗せて歩いていたがフシギダネからくすぐり攻撃を受けていた。

タケシ「それにしても驚いたな。まさかいつの間にかフシギダネのタマゴを孵化させていたとは……」

ユウリ「たまたま……ね。それにしてもここどうやってここを越える??」

サトシ「うーん……」

3人は迷子になっていた。
道中にある遺跡群、入り組んだ構造はどこに繋がるか惑わし迷わせる。直感で動いていたが案の定迷ってしまったのだ。

タケシ「詳しい人がいればいいんだが……」

サトシ「まあとりあえず進めば何とかなるさ!」

ユウリ「…………」

ゴリランダー「ゴォォ……」

ユウリが目線を送るとゴリランダーもやれやれとでもいいたげな目線を返す。背中のじゃれあいにはいつの間にかピカチュウやホシガリスも参加していた。
上へ下へ右へ左へ前へ後ろへ……あちこち行ったり来たりしていると開けた場所に3人は辿り着いた。

サトシ「ようやく景色が変わってきたな!」

ユウリ「ここまで来るのに3時間くらいかかってるけどね……」

「誰だ!!」

ユウリ「人がいた!すいません、キルクスタウンってどっちに?」

「キルクスタウン……それ僕が住んでいる街だ。案内しよう、行くぞセキタンザン。」

セキタンザン「セキター」

「ここを真っ直ぐ行くと……」

そうして案内に従って歩いていくと遺跡群から景色は一変。銀雪が降り注ぐ雪原に飛び出した。

ユウリ「寒……寒い……」

サトシ「あ、ありがとうございます。」

「このくらい別に……僕の名前はマクワ、何れ会うことになるだろう。サトシくん。戻ろう、セキタンザン。」

そう言い残したマクワは元来た道を戻って行った。

サトシ「どうして俺の名前を……?」

ユウリ「ここまで勝ち進んできたからじゃない?サトシ結構有名人なんじゃないかな。」

サトシ「なんかそう言われると照れるな……」
722  ミディグダ@きいろいバンダナ 25/07/23 15:54:07  ID:8SVkQMdo 6/6 名前× ID× wf
タケシ「一先ず街を目指そう、みんな凍えそうだ。」

ユウリ「やばっ……戻ってみんな!」

ポケモンたちを戻し、3人は街を目指す。
そうして辿り着いたキルクスタウン。道に積もった雪は道路の暖房システムによって溶けていて歩行になんの支障もなかった。
辺りにはまばらに温まりに来た野生のポケモンたちもいる。

「おや、いらっしゃい。チャレンジャーさんかい?」

雪かきをしていた白い服が特徴的な女性がサトシたちに声をかけた。

サトシ「はい!俺たち」

タケシ「オオオオオオオオ!」


バチン!


タケシ「グモ!」

何かを不味い気配を察したのかタケシのマッギョが顔面をトラバサミで押さえ込んだ。

サトシ「えっと……俺はジムに挑みに来たんですけど。スタジアムはどっちに行けば……」

「あー!悪いねえ今はちょうどキルクスタウンの雪祭りでバトルをやってないんだ。早くても2日後だね!」

サトシ「んな!?」

「バトルではないけどせっかくの雪祭り、参加していきな!」

サトシ「仕方ない……」

タケシ「せっかくの祭りだ、楽しもう。」

ユウリ「だね。」

3人は荷物を宿に預けて会場に向かう。
街は一面飾り付けをしていて艶やかであった。

ユウリ「綺麗……ん?」

モスノウ「モスーーノウ!」

ユウリ「そっか寒いところはモスノウの得意なところだもんね。」

モスノウ「スノオオオ!」パフッ!

こおりのりんぷんを飛ばしてモスノウは辺りを飛び回る。
その鱗粉が照明と反応し煌びやかな光が空中にに舞う。

「ヒュー!」「もっとやってくれ!」

ユウリ「ちょ……ちょっちょっ!?」

観光客はショーだと勘違いしたのか人だかりができ賛美の声があがる。

ユウリ「こーなればやけよやけ!ゴリランダー!イイ感じのクリスマスツリー作って!モスノウはふぶきで上手く飾りつけて!」
723  リーン@ビアーのみ 25/07/24 08:16:44  ID:F7UQJ5JE 名前× ID× wf
ゴリランダー「ヌウウウウウウウン」ドムムムム!
モスノウ「コオオォウ!」ヒュラララ

フシギダネ「ダネ!」
ヒスイガーディ「……ガゥ」

その様子をフシギダネは楽しそうにガーディはつまらなそうに眺めていた。

サトシ「俺たちはあっちへ行ってみようぜ!」

タケシ「ああ!」

街の広場に辿り着くと巨大な雪像が並んでいた

サトシ「すげー!これリザードンのだ!」

タケシ「いい出来だな……」

「おーいそこのトレーナー!せっかくなら雪像作ろうぜ!」

サトシ「おお!タケシ、やるぞ!」

タケシ「おお!」

サトシ「あー!雪が崩れて」
タケシ「これのコツはだな……」

その影で潜む人物がいた。

ムサシ「最近ここでバイトしてたから追えてなかったけど……」
コジロウ「たまたまジャリボーイ達を見つけられたぜ!」
ニャース「密かに作った開発兵器の出番ニャ!」

そうして雪祭りは順調に進んでいった。

ユウリ「はあ……ようやく解放された…あっ2人ともいつの間にこんな雪像を…てかなにこれ?」

サトシ「俺のピカチュウ!」

タケシ「ユウリもやるか?」

ユウリ「まだ雪祭り楽しんでないからね!やる!」

ゴリランダー「ウホォ!」
フシギダネ「ダネ!」


ドパァン!


「なんだ!?」「雪像が!」

サトシ「!?」
724  チミル@トライパス 25/07/25 11:19:04  ID:XznAFpTg 名前× ID×
ムサシ「「!?」と聞かれたら」

以下省略

ユウリ「ロケット団、しばらくみないと思ったら……」

ニャース「そのピカチュウもろともポケモンをいただきニャ!」

ボタンを押すと雪像から現れたメカが辺りの雪を吸い込み始める。

サトシ「みんな伏せろ!」

ユウリ「わっ!?」


ベチャ!


サトシ「ピカチュウ!」

ユウリ「フシギダネ!」

体重が軽いピカチュウとフシギダネは飛んでくる雪の欠片に巻き込まれそのままメカに吸い込まれてしまった。

ニャース「ターゲット捕獲!さらばニャ!」

ボタンを操作するとメカが地上から飛び立つ。

ユウリ「ぶは……待て!」

雪に埋もれずに済んだユウリはそれをすぐさま追いかける。

ユウリ「モスノウ、追いかけて!あのメカを落とす!」

モスノウ「スノオオオ!」

コジロウ「おいおい追いかけてきてるぞ」

ニャース「さらに上昇ニャ!」
725  オンジェン@たまねぎスライス 25/07/27 20:51:23  ID:xp3Qv4e. 1/2 名前× ID× wf
モスノウ「ノウ!」ビュ!


エアスラッシュ


ムサシ「ぎゃ!?」

メカが上昇するより前にモスノウが放ったエアスラッシュがメカのプロペラの一部を切り落とし上昇を阻止する。

ユウリ「よし!落ちた!ゴリランダー!あそこまで届く攻撃を!」

ゴリランダー「ディヤアアアア!」グルルルルル!

ユウリ「うそ、ちょっやめっ!?うわああああ!」

ゴリランダーは背中にユウリを乗せているにもかかわらずその場でコマのように回転しメカまで飛び上がる。

ゴリランダー「ヌウウウウウウ!ハッ!」ガシッ!

ユウリ「うう……‎𖦹‎ ‎𖦹……!! 着いた!‎」

回転に巻き込まれたユウリは完全に目を回していたが意識を取り戻す。

コジロウ「ニャース!何とかしろぃ!」

ニャース「なんとかするニャ!」

ユウリ「ゴリランダー!こじ開けて!」

ゴリランダー「ヌゥン!……フヌッ!」ガチャン!

ピカチュウ「ピカッ!」
フシギダネ「ダネ!」

ユウリ「ピカチュウ、フシギダネ!逃げるよ!」

ゴリランダー「デヤッ!」

ユウリが指示するとゴリランダーはピカチュウとフシギダネとユウリを背中に乗せて制御を失ったメカから飛び降りる。

ゴリランダー「ウオッホホイ!」ドシーーーン!


ドカアアアァァァーーーン!


ゴリランダーが地面に着地するとほぼ同時にロケット団のメカが墜落し爆発を起こす。

ムサシ「よくもやってくれたわねジャリガール!いやジャリパワーガール!」

ユウリ「はぁ!?」

コジロウ「こうなったらバトルで奪ってやる!いけウオノラぎゃあああ!」

ムサシ「スナヘビ!マッドショット!」

コジロウ「あっち行けあっち!ハイドロポンプ!」

ユウリ「ゴリランダー!」
726  ルレイド@うすもものミツ 25/07/27 21:00:25  ID:xp3Qv4e. 2/2 名前× ID× wf
ゴリランダー「ラッダアアアア!」


ボゴォ!


ウオノラゴン「ウノオオォォォ……‎𖦹‎ ‪𖦹‎」

コジロウ「ぐはあああ!?」

技を打つより前にゴリランダーの巨腕がウオノラゴンを一撃で沈める。

モスノウ「ノッ!」


ミラーコート!


スナヘビ「ヘ?」

ムサシ「ぎゃあっ!?」

降り注ぐ泥の弾は割って入ったモスノウがミラーコートで反射した。

フシギダネ「ダネネ!」ビュオオオオオオオ!

ユウリ「その技……」

ロケット団「「「ヤナカンジー!」」」

最後にフシギダネが放った技、はなびらのまいがメカの残骸と一緒にロケット団を空に吹き飛ばした。

ユウリ「そんな技が使えんたんだねフシギダネ。」ナデナデ

フシギダネ「ダーネ!」

サトシ「ユウリー!ヘックシ!」

ユウリ「遅ーい!もう全部解決したよ!」

サトシたちが埋もれた雪から脱出して追いつくまでの間にこれらの出来事は解決していたのだった。
727  ソハチ@ラティオスナイト 25/07/29 10:13:06  ID:dpDYDUE. 名前× ID× wf
そうしてキルクスタウンは雪祭りの仕切り直しで盛り上がる。
サトシやユウリもまた雪像を作り直していた。

マクワ「騒ぎがしたと思ったら……祭りが賑わっていただけか?」

サトシ「あれ?マクワさんも雪祭りに?」

マクワ「いや……僕は」

「おや、あんたたちが迷惑者を追い払ってくれたのかい?」

マクワ「しまった!」

その声を聞くとマクワは一瞬の間に姿を消した。

「おや……今誰か……」

サトシ「あ……入口にいた」

「おっと、名乗ってなかったね。あたしゃ、メロン。
この街のジムリーダーを務めている。今日は祭りの主催者だけれどねえ。」

サトシ「えっあ!ジムリーダー!?」

メロン「ところであたしの息子に会わなかったかい?もうすぐジムを引き継ぐというのに「母さんとは違うようにやる!」と家を飛び出してね。」

サトシ「いや……わかりません」

メロン「そうかい。もし会ったら「覚悟決まったらいつでも来な」と伝えておいて貰えるかい?さあ雪祭りの仕切り直しだ!」

サトシ「タケシ、次は何を作る?」

タケシ「そうだな……次は少し難易度をあげて……」


マクワ「…………」

サトシとメロンの会話をマクワは影で聞いていた。

to be continued
728  ガバクーダ@ライス 25/08/02 15:14:26  ID:W5925CJE 1/2 名前× ID× wf
雪祭りを終えて一日が経った頃街に知らせが飛び込んだ。

ユウリ「サトシ、これみて!」

スマホロトムの画面をユウリはサトシに見せる

サトシ「「キルクスタウンの船着場からいける近海の氷島に強者を求めるポケモンが現れる。」……どんなポケモンなんだ?」

ユウリ「それが探しに行った人みんな返り討ち、姿を確認する間もなくやられたって……」

サトシ「そうか……俺も戦ってみたいな!」

ユウリ「でしょ?サトシならそう言うと思った!まだジム戦まで日があるし行ってみようよ!」

サトシ「ああ!いいぜ!」

ユウリ「情報、集めないと」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

船乗り「確かに俺はあそこに何人もトレーナー立ちを運んでやったが……みんなすぐ返り討ちにされてたな。わざわざ怪我人を増やすような真似をこれ以上するのもなあ……」

ユウリ「……うーん……」

船乗り「それに今は時期が悪い、あの島は今の時期は常に吹雪だ。船でも近づけないし、やめておいた方がいい……」

船でトレーナーを運ぶ船乗りはいたがことごとく断られてしまった。
ユウリたちは振り出しに戻ってしまった。

ユウリ「海からじゃ無理かあ……どうすれば……」

サトシ「……そっか!こいつなら……思いついたぜユウリ!その島に行く方法が!」

ユウリ「どんな方法?」

サトシ「見ててくれ、出てこい!アーマーガア!」

アーマーガア「アァマ!」

ユウリ「そうか……飛んで空から行くんだ!」

サトシ「それにアーマーガアの体は吹雪なんかじゃ吹き飛ばされないはずだ!いけそうか?」

アーマーガア「アマ!」

ユウリ「じゃあアーマーガアに乗って早速行ってみようか!」

2人はさらに防寒着を着込んでアーマーガアの背中に飛び乗る。

サトシ「よーし、行けー!アーマーガア!」

アーマーガア「アァーーマ!」バサッ!

重い翼を広げてアーマーガアは島に向かって飛び立った。
729  ガハガネール@レンブのみ 25/08/02 21:43:55  ID:W5925CJE 2/2 名前× ID× wf
ユウリ「見て、あれが噂の島」

サトシ「あの島か……」

その氷の島はその島の部分だけが猛烈な吹雪に覆われていた。

サトシ「行くぞ!アーマーガア、突入ー!」

アーマーガア「アァーーーマ!」バサッ!

ユウリ「ぅ!?」

勢いをつけながらアーマーガアは島に向かって吹雪の中を突っ切ってゆく。

サトシ「うぅ……凄い吹雪だ!皆飛ばされるな!」

ユウリ「へい……き!」

アーマーガア「アァマ!」ビュン!


ガガッ!

サトシ「うわっ!?」
ユウリ「や……」

吹雪の中を進みそのままアーマーガアは地面に着陸する……が背中に乗せていた2人は雪が積もった地面に勢いよく放り出されてしまった。

サトシ「助かったぜアーマーガア……おかげで無事にここまで来れたぜ……」

ユウリ「無事……? まいっか、早速探してみよう。」

コートにまとわりついた雪を払いながらユウリはスマホロトムの画面を開く。

ユウリ「この島のどこかにいること……不意打ちで襲ってきてあっという間に返り討ちに合うこと……そしてかなり強いらしいということ……別れて探さない方が良そそうかな。この吹雪だし離れないで探した方がいいかもね。」

サトシ「わかった、アーマーガアもまだ周りを警戒しておいてくれ。」

アーマーガア「アマッ!」

2人は吹雪の中を掻い潜り噂のポケモンを探す、だが強い吹雪が吹く中捜索は苦戦していた。

ユウリ「不意打ちで来る……と思ってたから警戒していたけどまだ来ないね。」

サトシ「もしかしたらもっと奥地にいて俺たちに気がついてないんじゃないか?」

ユウリ「かもしれないね……もう少し奥地まで探してみたいな。」


ドズーーーン……


サトシ「なんだ!?」

ユウリ「奥の方だ……もしかしたら!」

2人は音がした方に駆け足で向かう。

サトシ「正体はあいつだ!」
730  タグロス@カチャのみ 25/08/05 17:53:39  ID:GZ7I7tEk 1/4 名前× ID× wf
氷山に覆われた一帯の中心に小さなポケモンが立っていた。
そのポケモンの周りは氷山が砕けた痕跡を残していた。

ユウリ「あのポケモン……正直あまり強そうには……」

ユウリのスマホロトム「あのポケモンは……ダクマです!」

サトシ「ダクマ?」

ユウリのスマホロトム「かくとうタイプのポケモンです。特徴は……」

ダクマ「……!!」

ユウリ「ごめん、ロトム後で!気が付かれた!」

ダクマ「ダアアアアッ!」ダッ!

サトシとユウリを視認するとダクマは踵を返して真っ直ぐ向かってくる。

サトシ「アーマーガア!はがねのつばさ!」

アーマーガア「アアァ!!!」ギラッ!

ダクマ「ダックウウウ!」

きあいパンチ!


ビリッ!


2つの技が激突すると辺りに鈍い衝撃が走る。

アーマーガア「ガッ!」ビリビリ

サトシ「なんて一撃だ……アーマーガアと互角だなんて……」

ユウリ「サトシ、どっちが先に戦うかじゃんけんで決めよう。3分であのポケモンをゲットできなければ交代で。」

サトシ「わかった、」

「「ジャンケン!!!」」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ユウリ「ダクマ、まずはあたしとやろうよ。」

サトシ「…………」ズーン

ピカチュウ「ピカ……ピカピ」

じゃんけんで負けたサトシをピカチュウは慰める。

ダクマ「クマ!」

対戦相手をユウリと認識してダクマは拳を構える。

ユウリ「行くよ、ゴリランダー!」

ゴリランダー「ウホホオオオオーーホオオオ!」ドムムムムム!
731  クスレッグ@きぼんぐり 25/08/05 18:09:23  ID:GZ7I7tEk 2/4 名前× ID× wf
ダクマ「ウウウゥゥゥ!!!……ダッ!」きあいパンチ!

ゴリランダー「ヌゥン!」

ドラミングの挑発に乗りダクマはゴリランダーに正面からきあいパンチを放つ。
それをゴリランダーは両腕で受け止める。

ダクマ「ハッ!ハッ!ダラアアア!」インファイト!

ユウリ「やるね、ゴリランダーの気合いも上がってきた!」

ゴリランダー「ゴラア!」ガシッ!……ブン!

ダクマ「!!」

インファイトを受け止めるとゴリランダーはダクマを掴んで上空に放り投げる。

ユウリ「ウッドハンマー!」

ゴリランダー「ダアアアアアッ!」ゴッ!

ダクマ「ダクウウウウ!?……グッ!ハアアア!」ビュ!

ユウリ「!?」

ウッドハンマーで上空から地面に叩きつけられそうになった瞬間にダクマは体勢を立て直して叩きつけられるはずだった衝撃をバネに変えてゴリランダー背後にまで瞬時に飛んでみせた。

ダクマ「ダッ!」きあいパンチ

ゴリランダー「グオオオ!?」

ユウリ「ゴリランダー!!」

顔面を殴られたゴリランダーは氷山に叩きつけられ怯んでしまう。

ゴリランダー「ハッ!」

ダクマ「ウラアアア!」きあいパンチ

ゴリランダー「フンヌウウウウ!」


ゴリリリリリ


きあいパンチをゴリランダーは両腕で防ぐがそのままダクマは力任せに氷山にめり込ませる。

ユウリ「パワーもスピードも最初より上がった……なんて適応の速さ……」

ゴリランダー「グッ……ウウ……」

ダクマ「ダダダダダ!」インファイト!

一方的にダクマはゴリランダーに攻撃をして追い込んでゆく。

ユウリ「口でエナジーボール!」

ゴリランダー「カッ!」ガパッ!

ダクマ「!?……クマアアア!?」
732  クバリス@ピジョットナイト 25/08/05 18:25:11  ID:GZ7I7tEk 3/4 名前× ID× wf
口を大きく開くとエナジーボールが放たれる。不意の攻撃にダクマは吹き飛ばされ地面に落下した。

ダクマ「チッ……!!」

ゴリランダー「フンヌ……」ドンドンドンドン……

氷山を上を陣取ったゴリランダーがドラムを鳴らす。その音が響き渡るとドラムの根がうねり始める。

ユウリ「少し戦い方を変えてみよう、ドラムアタック!」

ゴリランダー「ウオオオオオ!」ドドドドドド!

ダクマ「!?」

拳の形をした木の根がダクマに次々と襲い掛かる。
ダクマも攻撃を受けまいと根を伝ってゴリランダーに迫ろうとする。

ユウリ「捉えた!」

ダクマ「!?」

ゴリランダーの近づいたダクマはドラムアタックに捕らえられる。

ユウリ「ウッドハンマー!」

ゴリランダー「ハッ!」ボゴン!

ダクマ「グマアアアアアア!」

捕らえて動けなくなったダクマをウッドハンマーで殴り飛ばしゴリランダーは再び格闘戦を挑む。

ダクマ「グ……ダ!」インファイト!
ゴリランダー「ゴラアアアア!」ウッドハンマー!

ユウリ「このまま押し切って……??」

ユウリは体力を減らしたダクマをこのまま追い詰めるつもりでいた。
だが格闘戦が繰り広げられる中で

ダクマ「グッ!?……ダ!」きあいパンチ!
ゴリランダー「ゴッ!?」

徐々にゴリランダーが攻撃を受けることが増えていった。

ユウリ「適応するのが速いとは思ってたけど……まさかこんなに!」

ゴリランダー「ゴッ!?」ウッドハンマー!
ダクマ「ブッ!?」きあいパンチ!

お互いに渾身の一撃が決まり吹き飛ばされる。

ゴリランダー「……ハア……ハア……」

ユウリ「侮りすぎてたかな……思ってたよりずっと強いや……」

ユウリのスマホロトム「ピピピピピ!ユウリさん、交代です!」

ユウリ「ええ?嘘?」

ユウリのスマホロトムが3分経過の合図を伝える。
733  ナフィ@アクZ 25/08/05 18:41:39  ID:GZ7I7tEk 4/4 名前× ID× wf
サトシ「交代だなユウリ」

ユウリ「う……サトシも3分で交代だからね!」

サトシ「ああ!…………ダクマ!続けてになるけど俺と勝負してくれー!」

ダクマ「!……ダクッ!」

次の対戦相手をサトシと認識するとダクマは声を返す。

サトシ「いけるな、アーマーガア!」

アーマーガア「アマ!」

ダクマ「フウウウウウ……」ビルドアップ

アーマーガア「アアアアアァァァァマアア……」シャラララ

両者は体の部位を動かして戦いに備える。
ダクマの体の傷はビルドアップの闘気がその傷を癒す。

サトシ「よし!!かかってこい!」

ダクマ「ダックマアアアアアアアアア!」きあいパンチ

アーマーガア「アアアアーーーマ!」はがねのつばさ

最初に相対した時のようにきあいパンチとはがねのつばさが激突する。

ダクマ「ダッ!」
アーマーガア「アアアマ!?」

しかしビルドアップでパワーを上げたダクマはパワーが互角だった先程とは違いパワーでアーマーガアを押し切る。

サトシ「ヘッ……ブレイブバード!」

アーマーガア「アアアアマ!……ァァァアアアアアマ!」ブォォ!

ダクマ「!?……ダアアアア!」ほのおのパンチ

凄まじい闘気を纏って突撃するアーマーガアを迎え撃たんとダクマはほのおのパンチを構える。

サトシ「怯むな!突撃だ!」

アーマーガア「アマアアアア!」ゴオッ!

ダクマ「ダクウウウウ!?……グッ!」

重い一撃がダクマに命中する。
だがそれでも尚ダクマは体勢を立て直し再び拳を構える。

サトシ「いいぞ!アーマーガア!」

ユウリ「ダクマの適応の速さにサトシも追いついている……?これならもしかして……」

吹雪が強まる中戦いは続いてゆく。
734  オンジェン@ラティアスのおやつ 25/08/07 11:58:08  ID:wetwGzW6 名前× ID×
ユウリ「(そろそろ3分……)ロトム、そろそろ……ロトム?」

制限時間に差しかかる頃ユウリがスマホロトムに呼びかけると異変に気がついた。
スマホロトムは目を開いたまままるで凍りついたかのように地面に落下していたのだ。

ゴリランダー「!!……ウオオオオオ!」ドドドドドド!

ユウリ「どうしたの?ゴリランダー!」

スマホロトムの異変に気がついた時、吹雪の勢いが強くなる。
それと同時にゴリランダーも周囲に威嚇し始めたのだ。

ゴリランダー「ウッ!?」

ユウリ「ゴリラン……ッ!?」

次の瞬間にはゴリランダーとユウリの胴体を光線が貫いていた。

ユウリ「(な……にが…思うように動けない…)」

身体も精神も凍りついていく感覚を感じる中ユウリは吹雪にあるものをみる。

ユウリ「(視線……これは自然現象ではなく、襲撃!?……ダメ、声も出ない……)」

薄れゆく意識の中ユウリはこの危機をサトシに伝えようとするが身体が言うことを聞かず声も出せないままその場にゴリランダーと一緒に倒れてしまった。

サトシ「はがねのつばさ!」

アーマーガア「アマアアアア!」

ダクマ「ダアアアア!……!!」キキッ!

アーマーガア「!?……ゴアアア!」ドシャアアア!

サトシ「えっええ!?どうしたんだダクマ!」

ダクマは突然攻撃をやめて立ち止まって辺りを見回し始めた。
突然のことにアーマーガアも勢い余って地面に激突してしまった。

ピカチュウ「ピカ……ピ!ピカピ!」

サトシ「!!……ユウリ!!ゴリランダー!」

ピカチュウ「ピカピ!」

バトルに夢中で異変に気がつくのが遅れたサトシたち。
サトシはピカチュウの静止を聞かずにユウリたちの元に駆け寄ろうとする。


ビッ!


サトシ「!!」

その時ユウリたちを襲った光線がサトシに目掛けて放たれた。

ピカチュウ「チュウウウウウウウ!」


ドガッ!
735  ラージェス@タラプのみ 25/08/08 17:20:23  ID:EFbENOHs 1/3 名前× ID× wf
サトシ「うわっ!?……てて……助かったぜピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカッ!」

咄嗟にピカチュウは10まんボルトの電撃を地面に放ちサトシをユウリの元に吹き飛ばすことで攻撃を凌いだ。
サトシは急いでユウリの元に駆け寄る。

サトシ「冷たい……とにかく今は……出てこい!ドロンチ!ストリンダー!」

ドロンチ「ドロロン!」
ストリンダー「ストーリーン!」

サトシ「ユウリとゴリランダーを安全な場所に、2人で守るんだ!」

ドロンチ「ロンチ!」
ストリンダー「ンダ!」

ユウリとゴリランダーを運び2匹はその場を離れる。


ビュオオオ!


サトシは「うわっ!」

その時猛烈な吹雪がサトシたちを駆け抜ける。
その吹雪は雪原の中心にまるで意志を持つかのように集い始める。

「ヒュオオオオオオオ!」

サトシ「こっこいつは……」

その姿をサトシは見覚えがあった。
ナックルシティ付近で激しい争いを繰り広げていた3匹のポケモンのうちの一匹そのものだったのだ。

サトシのスマホロトム「これは……ガラルの姿のフリーザーです、性格がとても残酷で……」


ビッ!


サトシ「ロトムー!」

光線を受けたロトムはパタリと地面に落下してしまった。

サトシ「ユウリと同じだ……冷たい、こいつの仕業だったのか。」

ガラルフリーザー「……」

見定めているのか見下しているのか、フリーザーはサトシたちを睨みつける。

サトシ「全部必ず元に戻すからな!」

ガラルフリーザー「……ヒュラララララ!」

敵意を認めたフリーザーは凄まじいオーラを放ち吹雪を強める。オーラが強まるとその力を受けた雪や氷が宙を巻い吹雪となってゆく。

ダクマ「ダク!」

サトシ「協力してくれるのか!ダクマ!」
736  スカーニャ@ラムのみ 25/08/08 17:50:32  ID:EFbENOHs 2/3 名前× ID× wf
ダクマ「ダークマ!」

戦闘を中断させられたからかダクマもやる気を見せていた。

サトシ「よし!全員いくぞ!」

ピカチュウ「ピカッ!ピーカ!」
アーマーガア「アァーーマ!」
ダクマ「ダクマ!」

サトシ「ピカチュウ!アイアンテール!アーマーガア!はがねのつばさ!」

ピカチュウ「チュウウウウウウウ!……」ギラッ!
アーマーガア「アマママママ!」ギラッ!
ダクマ「グマ!」きあいパンチ!

ガラルフリーザー「ヒュオ!」ビカ!


ドガガガガガガ!


ピカチュウ「ピカッ!?」
アーマーガア「ッマアア!?」
ダクマ「グウウウ……」

サトシ「こおりタイプの技じゃない……今のはサイコキネシス!」

激しいサイコエネルギーを叩きつけられ3匹まとめて地面にたたきつけられてしまった。

ガラルフリーザー「……」ビッ!


いてつくしせん!


アーマーガア「ガッ!?」

サトシ「しまった!アーマーガア!」

フリーザーは特に大きなダメージを受けたアーマーガアに狙いを定めていてつくしせんを放つ。

アーマーガア「ガッアア……」

攻撃を受けたアーマーガアの片翼は凍りついたかのように動かなくなっていた。

サトシ「戻れアーマーガア……」

しかしアーマーガアの目にはまだ闘志が宿っているのがサトシには見えた。

サトシ「まだやれるな!一か八か……からげんき!」

アーマーガア「アマママママ!……ガアアアアア!」ズオオォォ!!!

動かない片翼を無理やり動かしアーマーガアは渾身の一撃をフリーザーに向けて放つ。

ガラルフリーザー「…………」

アーマーガア「!?」
737  ーテング@せいれいプレート 25/08/08 17:57:53  ID:EFbENOHs 3/3 名前× ID× wf
サトシもアーマーガアも攻撃が命中したと確信した。
だがそう思った時にフリーザーは既にアーマーガアの背後にいた。

ガラルフリーザー「ヒュラ」ビ!


サイコカッター!


アーマーガア「ガッ……」

サトシ「アーマーガア!くそ……戻れ!」

大ダメージを受けたアーマーガアをサトシは地面に落下する前に戻した。

サトシ「なんだ今の……確かに攻撃は当たったはずなのに……」

ガラルフリーザー「ヒュラララララ!」ビュオオオ!

考える余地すら与えぬかのようにフリーザーは次の攻撃に移る。
辺りにサイコキネシスを放ち吹雪を巻き起こす。

サトシ「こうやって吹雪を生み出していたのか……まさかの島の吹雪はフリーザーの……!?」

ピカチュウ「ピカピ!」

ダクマ「クマ!」

サトシ「周りが……」

吹雪は渦を巻いてサトシたちを取り囲み閉じ込める。

サトシ「これじゃあフリーザーが見えない……ピカチュウ!ダクマ!気をつけるんだ!」
738  タマロ@するどいくちばし 25/08/12 20:31:50  ID:kx36FVNQ 1/3 名前× ID× wf
ここの掲示板が閉鎖するようですがどこかしらには移住して続けたいです
31日までは普通に書き込みを続けます

移住先は未定です
739  ットデス@ワッカネズミのけ 25/08/12 21:39:36  ID:kx36FVNQ 2/3 名前× ID× wf
ザシュ!

ピカチュウ「!?」

サトシ「ッ……どこから!」

警戒を強めたと同時にピカチュウの頬をサイコカッターが掠める。
しかしその攻撃がどこから来たのか、サトシ達に判断ができなかった。
そして次々と淡い光の刃がサトシたちに襲いかかる。サトシとピカチュウは避けて直撃を避けるので精一杯であった。

サトシ「拉致があかない!10まんボルト!」

ピカチュウ「チュウウウウウウ!」

ダクマ「!!……クマ!」

サトシ「!! 後ろだっー!」

ピカチュウ「! ピッカア!」

ダクマの警告を聞いてピカチュウは即座に攻撃をやめてサイコカッターを回避した。

サトシ「ありがとうダクマ!助かった!」

ダクマ「ダークマ!」

サトシ「それにしてもいつの間に背後に……まるでテレポートをしてるみたいに……!!(どうしてダクマはわかったんだ……俺たちはどこから来ているのかわからなかったのに……)」

それまでダクマを見る余裕がなかったサトシは咄嗟にダクマを観察する。

サトシ「(よく見ると吹雪に覆われてから一度も傷を負っていない?全部完璧に避けていたのか?)」

ダクマ「……」キョロ

サトシ「!!……そうか!わかったぞ!ピカチュウ、ダクマに合わせて避けるんだ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」シュタッ!

サイコカッターはピカチュウの体を掠めず完璧な回避に成功した。

サトシ「ダクマは目で追っていた!俺達には分からなかったけれどフリーザーはテレポートなんかじゃあない!物凄いスピードで移動していたんだ!それをダクマは目で追えたから避けられたんだ!そうだろ!」

ダクマ「フン……クマ!」

「ようやく理解したか」とでも言うかのようにダクマはサトシたちを見る。

サトシ「そして攻撃を当てる方法も思いついたぜ!協力してくれるか?」

ピカチュウ「ピカッ!」
ダクマ「クー!」

サトシ「よし!ダクマはきあいパンチを構えろ!ピカチュウは地面に向けて最大パワーのアイアンテール!」

ピカチュウ「チュウウウウウウ!……ピッカア!」ビュ!

鋼鉄の尻尾をフルパワーで地面に叩きつけるとその衝撃で周りの地面や雪が氷が吹雪がまとめて空中に舞いあがる。

ガラルフリーザー「!!」

サトシ「高速で移動しているならその軌道上で必ず相手はぶつかるはずだ!決めろダクマ!」
740  ローラニャース@しんかいのキバ 25/08/12 22:02:37  ID:kx36FVNQ 3/3 名前× ID× wf
ダクマ「クマ!……ダックウウマアアアアア!」きあいパンチ!

ガラルフリーザー「ッ!?」

フリーザーの顔面に重いきあいパンチの一撃が入る。予想だにしていなかったのかフリーザーは大きく後退して怯む。

サトシ「いいぞ!よくやった!」

タグマ「ヘッ!」

ガラルフリーザー「…………」ピシュン!

サトシ「!!……消え……いや……いなくなったのか?」

威圧感を伴うサイコパワーの消失、それはその場からフリーザーが姿を消したことを感じさせた。

サトシのスマホロトム「ウーン……」

サトシ「良かった!目を覚ましたんだな!……そうか、ロトムが目を覚ましたなら!」

ユウリ「……ウウ……ゲッホゲホ!」

ゴリランダー「グオ……オエ!ウオオ……」

ドロンチ「ドロロ!」

ストリンダー「ダア」

ユウリ「いてて……ようやく体が動いた……ドロンチ、ストリンダー。ありがとう、ここまで運んでくれて。」

サトシ「ユウリー!よかった、無事だな!」

ユウリ「ありがとう、サトシ。全部助けられちゃった……フリーザーは?」

サトシ「いなくなった……でもまたいつ戻るか……」

ユウリ「ダクマは?」

サトシ「あっそれなんだが……ゴニョニョ……」

ユウリ「ん……いいよ。あたしもその方がいいと思う。」

サトシ「ありがとう、おーい!ダクマ!」

ダクマ「?」

サトシ「まだ会って間もないけどさ、俺はお前の強さを目の前で見て一緒に強くなりたいと思った!最初はバトルしたけどさ俺の仲間になって一緒に冒険の旅に行こう!!」

ダクマ「!!……クマ!」

サトシの力強い呼び掛けに応えるかの如くダクマは拳を突き出す。

サトシ「よし、いけ!モンスターボール!」ビュ!

ブルル!……カチーン☆

サトシ「ダクマ、ゲットだぜ!……よろしくな!」

ダクマ「クマ!」
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