嘘の夢の話 4月30日
何かの用があって市民センターのような施設に行く。そこは土足禁止なので入る時にスリッパに履き替えるのだが、そのスリッパは洗濯したてのように湿っている。靴下に水気が染み込み、最悪な気分になる。
施設では写真展が開催されている。普通の風景写真や動物の写真などが並ぶ中、私は異質な作品を見つける。それはお化け屋敷のような場所で撮られた写真で、大きなキョンシーの人形の前で二人の男性が横向きで向かい合っている。その二人は一見すると全く同じ容姿に見えるが、よく観察すると片方はピアスを開けていたり二重だったりと、間違い探しレベルの微妙な差異をいくつか認めることができる。私は立ち止まってしばらくその写真を眺めてから、本来の用事を済ますために建物の奥へ歩き出す。すると、濡れていたはずのスリッパや靴下がいつの間にか乾いていることに気付く。


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