車を買ったのに納車されず返金もなし 福岡の被害者「怒りしかない」 中古車販売店「カーネル」めぐるトラブル全国に
◆記者リポート 「見てください、この車、ご成約済みと書かれています」
事務所はカーテンが閉められ、誰もいませんでした。 ◆近所の人 「ゴールデンウイーク明けにはこういう状態になっていたと思う。もしかしたら、つぶれたんじゃないかという話をしていた」
店舗に電話してみると… <電話スピーカー> 『おかけになった電話はお客さまの都合により通話ができなくなっております』 別の取材班が広島の店舗を訪れたところ、事務所には「資金難で本社からの入金がなく納車ができない」として閉店を告げる貼り紙がありました。 カーネルを巡る被害は全国に広がっています。 ◆自動車生活ジャーナリスト 加藤久美子さん 「カーネルの被害者は150人から200人くらいかなと思います。一番やっかいなのが、社長が逃げ隠れしてないんですよ。『いつ融資が下りるから、そうすれば皆さんに車を納車できます』とか『返金できる』とか、うそがすごい」 カーネルの元従業員によりますと、今年2月からは4カ月分の給料が未払いになっていたといいます。
一方、朝倉市の店舗で真っ赤なセダンを購入した男性。 いまだ返金もない中、運営会社の社長からこんなメッセージが… <社長からのメッセージ> 『来週、新しい弁護士を選任しますのでお待ちください。また、来週にはご返金のスケジュールもご提案できると思います。今しばらくお待ちください』 ◆中古車を契約した30代の男性 「正直、怒りしかない。裁判所を通して催促をこれから進めたり、警察署にも時間があれば行って相談してみようかなとは思っています」 このトラブルを受け、現在、一部の被害者が集団訴訟の準備を進めているということです。
テレビ西日本