「嘘つくな!」「不倫は不法行為だ」指摘相次ぐ山尾志桜里氏会見「石打ち刑みたい」の声も
会見は2時間を超え、新聞やテレビの記者は場を外し、主にフリー記者が残り、再び質問は不倫疑惑に集中する。
「不倫は民法上の不法行為です。そういう人物は国会議員にふさわしくない」
山尾氏は不倫の事実を否定しており、前提を無視したような質問に山尾氏も戸惑う。
「すいません。少し質問の意図が少しつかみにくいが…8年前に会見で申し上げたことは事実だ」
国政復帰に当たり山尾姓を選んだ理由もただされた。山尾姓は通称で山尾氏は令和3年に非議員になって以降、戸籍名の菅野を用いて活動してきた。
「なぜ、山尾姓を選んだのか。亡くなった方もいて遺族がいる。そういう方の思いは考えないのか。山尾姓を選ぶことはそういう関係者の思いを一番裏切る」
山尾氏は「政治家としてのキャリアは山尾姓にひもづいているのが主な原因だ」と述べたが、この記者は「遺族のことは考えず、それよりも自分の思いを優先させたと受け止める。そういうことですね」と主張。
山尾氏は「それは違うと思います。強い言い方に聞こえたら、すいません。どなたの思いを考えなかったとかそういうことではありません」と語った。
■「人権外交で存在感発揮する国に」
2時間半に及んだ会見は私生活に関する質問が相次いだが、山尾氏が感情的になる場面はほとんどなく、スキャンダル追及にありがちな記者による不規則発言もなかった。
挙手する記者がいなくなったタイミングで会見は終わった。
山尾氏を巡っては衆院議員時代、憲法審査会で野党の立場から改憲議論を主導しようとしたほか、民主化を求める香港の人々らを支援したことで知られる。ここ数年、人権外交を巡る議連など国政活動の機運は高まってはいない。
山尾氏は、民主主義、人権、法の支配を念頭に「国際秩序が乱れていく中、ルールを守っていこうと勇気をもって訴えることができる国が減っている」と述べた上で、「人権外交で日本が存在感を発揮することは間違いなく日本のためになり、国民の命や財産を守ることになる。参院でそういう国づくりに汗をかかせてもらいたい」と語った。(奥原慎平)