軽巡洋艦 デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (ゲーム戦闘画面表記 De 7 Provincien)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・艦長スキル・信号旗・迷彩の補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。プレミアム艦艇の場合も迷彩を外した値を記入してください(ツリー艦との性能比較に必要です)。
・基本性能
| Tier | 8 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
| 国家 | オランダ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | (-) 33,800 | |
| 装甲 | 全体 | 13-100mm | |
| 艦首甲板 | 25mm | ||
| 甲板 | 25-75mm | ||
| 艦尾甲板 | 30mm | ||
| 砲郭 | 50-100mm | ||
| 底部 | 40mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 0% | |
| 機動性 | 機関出力 | 85,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 32.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 730m | ||
| 転舵所要時間 | (-) 9.1秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 11.5km | 0.0km | 5.6km | |
| 航空発見距離 | 8.5km | 0.0km | - |
| 射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 16.1km | 144m |
| 主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 152 mm/53 Bofors M42 | 4基×2門 | HE弾 2,150(11.0%) AP弾 3,000 | 6.5秒 | 22.5秒 | HE AP |
| 空爆 | 機体 | 小隊数 | 出撃機数(HP) | 搭載量 | 射程 | 最大ダメージ(火災) | 装甲貫通力 | 再出撃 | 弾種 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Fokker T.V. | 3 | 6(1,860) | 4 | 13.0km | HE弾 5,800(33%) | 34mm | 65.0秒 | HE |
| 対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 中 | 57.0mm 40.0mm | 4基×2門 8基×1門 | 672 | 90.0% | 4km | |
| 長 | 152mm | 4基×2門 | 74 (4×1,680) | 90.0% | 6.9km |
・アップグレード
| スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
| ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
・消耗品
ゲーム内説明
戦前に起工されたデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェンは第2次大戦後に計画を改良し、近代的な巡洋艦としての建造が始まり、上部構造が拡大され、魚雷発射管と水上機運用設備を撤去し、57mm対空砲が搭載されました。また連装砲座4基となっていた主砲の数は、当初の計画通りに戻されました。そして1953年に就役、1962年から64年にかけて船尾側砲塔群の代わりにテリア・ミサイル発射装置が搭載され、ミサイル巡洋艦になり1975年ペルー海軍に売却、アギーレと改名し就役しましたが、1999年に退役し、2000年にスクラップとして売却されました。
解説
- 抗堪性
HPが33,800とTier8軽巡としてはかなり低い。Clevelandを3000ほど下回りTiger '59に並ぶ。
装甲は25mmとT8軽巡標準。つまり380mm以上のAPや各種SAPは刺さり、格下軽巡のHEへの耐性もない。ただし艦首以外の喫水線付近には50-75mmの装甲帯が巻かれており、部分的にAPの跳弾可能性がある。バイタルは非常に細く喫水線下まで沈んでおり抜かれにくいが、HEやSAPの削りには弱い。
またT8軽巡としては珍しい修理班を利用可能。さらにリキャストが優遇され通常の半分の40秒となっている。1回あたり4,732、修理旗を掲げれば5,656回復可能。管理スキルで4回まで使えるため、即死しなければ継戦能力はそれなりにある。
- 主砲
152mm砲を計8門備えるが、DPS・DPMともに心もとない。
射角は悪くないといった程度であるが、前後共に全周砲塔なのが最大の特徴。
弾道は最上の155mm砲と近く、やや山なり。
射程は16kmと短くはないが、やはり門数が少なく高Tier戦場ではやや物足りないだろう。*2
IFHEを積めば貫通力は37mmになり、戦艦の艦首艦尾を貫通出来る様にはなるが、米戦艦の甲板38mmには後一歩届かない。
さらに発火率は半減して6%になってしまう。
幸いにも連射力には優れるため、手数で半減した発火率を補う事は可能ではあるがスキルを取るか取らないかはプレイスタイル次第である。
- 空爆
オランダ巡洋艦の専売特許である空襲で唯一素の状態で3小隊*3を発艦させることができる。準備時間は65秒と早く、艦長スキルの集中砲火訓練とアップグレードの空襲改良を乗せると46秒まで短縮可能である。
ただし、1小隊6機編成で、爆弾搭載数も4と少なく、航空機のHPも低めである。高対空艦が密集している付近に飛ばすと投下前に全機撃墜されることもしばしば。空襲改良UGにてHPを強化したいが、スロット4には優秀なUGが多いためプレイスタイルと相談しよう。
爆弾の貫通力は34mmとHaarlemと同じ。英仏戦艦の中央甲板は抜けるためダメージを期待できるが、日米独ソ伊の戦艦の大半は艦首艦尾と艦上構造物しか抜けない。ダメージに差が出るため相手を選んで発艦させたい。投下する面積も機数なりに狭いため、的確な座標指定が求められる。
最大射程はT10ツリー艦と同じ13kmと長い。
- 魚雷
ない
- 爆雷
ツリー艦艇では使えないのだが、こいつは使えるツリー艦に爆雷が標準装備されたため、本艦の特徴ではなくなった。
- 対空火力
非常に高い。
射程が長い長距離対空砲(6.9km)と中距離対空砲(4km)を備える。
前者はそこそこの性能だが、後者がTier10高対空艦を超える鬼対空である。
スキルや旗を盛れば中距離の継続ダメージは847(+長距離93)に上る。さらにセクター強化で最大85%上乗せできる。
爆発数ではなく秒間ダメージで殴るので、バブルを避ければ良いというわけではなく、T6空母の艦載機は接近すら難しい。
消耗品の対空防御砲火こそないが、常時ONみたいなものなので問題ない。
- 機動性
最高速度は32ktと速くはない。エンジンブーストで34.6ktまで増速するがそれでも愛宕を振り切れない。
旋回半径はTier8軽巡として標準的。舵は気持ち重めの部類に入る。
- 隠蔽性
隠蔽特化して9.3kmと愛宕やClevelandに並ぶ良好な値。UGで舵を取ると10.4kmである。
航空被発見距離=防空射程だが6.9kmとやや長い。
前述した射程13kmの空爆を3km以上の余裕を保って呼び出せるため、隠蔽空爆のような芸当も容易。
- 消耗品
前述のようにエンジンブーストと高速リキャストの修理班を装備している。
ツリー巡洋艦が持っている水中聴音、対空防御砲火は持っていない。
- 総評
低いDPS・DPM、貧弱な装甲、魚雷無しとやや扱いにくい船である。特性としてはTier8ツリー艦のHaarlemよりTier7ツリー艦のEendrachtに近い。リロードの早い主砲と空襲を駆使して島越しやヒットアンドアウェイで敵艦を燃やしていこう。幸いにも本艦は高い隠蔽性と敵艦載機を寄せ付けない強力な対空、そしてエンジンブーストと優遇された修理班と過貫通バリアを併せ持ち、カタログスペック以上にしぶとく戦えるのが強みである。決して強艦と言える性能ではないが、オランダ巡洋艦に熟練した艦長たちであれば十分に使いこなせるであろう。
史実
デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級軽巡洋艦は1938年、スマトラ級巡洋艦の代替として計画され、1939年に起工された。前型の「デ・ロイテル」が予算的側面から小型で軽武装に落ち着いたの対して、本級はその設計を発展させた、15.2cm速射砲を10門を搭載する本格的な軽巡洋艦である。
第二次世界大戦勃発前に建造が開始されたが、建造途中にドイツによるオランダ侵攻でドイツ軍に接収。練習艦として使用するために建造は続行されるが、占領地のためサボタージュなどの影響を受け、1944年にようやく進水するものの戦況悪化に伴い建造は中断された。
その後、連合軍によるオランダ解放でドックごと奪還され、戦後の混乱が収まると第二次世界大戦の戦訓を下に改設計を施され、1953年に1番艦と2番艦が相次いで就役した。
本級の元々の級名は1番艦として予定されていた艦名によりデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級とされる予定であったが、建造中に先代のデ・ロイテルが戦没したために1番艦はその名を受け継ぎ、プロヴィンシェンの名は2番艦に廻された。*4
オランダ海軍では1970年代まで運用され、退役後はペルー海軍にそれぞれ1973年と1976年に売却される。
1番艦デ・ロイテルは「アルミランテ・グラウ」としてペルー海軍では旗艦を務めただけでなく、近代化改修によりイタリア製のオトマット対艦ミサイルやダルドCIWSなどの搭載を受け、2017年まで現役を務め退役。
2019年にはペルーの首都リマにて博物館船として保存予定として編集時ではペルーのカヤオの港に留め置かれているのがグーグル・マップにて確認できたが、売却がうまくいかなかったのか、2022年7月になんの予告もなく、突然解体へ向けて最後の航海へ出てしまった。
2番艦デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェンは「アギーレ」と改名し就役、1980年には1番艦と同じく近代化改修を受けるが、1999年に退役し、2000年にスクラップとして売却されている。
小ネタ
- 被爆側の動画
https://www.youtube.com/watch?v=AjsRXIGX1A8&t=101s - 名前の由来
De Zeven Provincienは「七州連合」を意味し、ネーデルラント連邦共和国に由来するオランダの美称である。海軍艦艇にたびたびその名が使用されている。*5 - 造船所ミッションの名前
「7つの州」だからなのか、WoWS戦闘内での表記は「De 7 Provincien」と、ユニークなものになっている。
また造船所のミッションも7つに分かれ、それぞれがオランダの州名となっている。
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