マイナンバーのシステム開発の現場 2019~2020

ザード@

第1話 2019/09 入場 守秘義務契約への代筆

ザード@はとあるSIでJavaの現場からCOBOLの現場に回された挙げ句、そこで度重なるパワハラを受け嫌になってそのSIをやめた。尚そのCOBOL案件、2018年にもなってCOBOLのメインフレームで新規システムをフルスクラッチ開発するというとんでもないプロジェクトであった。


そしてSIの独自文化に嫌気が差したザード@はとあるSES企業に再就職する。その企業での顛末もカクヨムに掲載してあるので興味のある方は参照されたい。


そして2019/9/1 ザード@は入社日にSES企業に指定された集合場所へと向かった。事前に顔合わせをしておいた、どうにもパッとしない5名と挨拶をしていると営業が話しかけてきた。

「みんなの入場時に必要な書類は両方ともこっちで代筆しておいたから」

初日からとんでもないことを言われた気がする…。


ここでこのマイナンバー開発の現場の「商流」(これも嫌な言葉だ)も見ておこう。というよりも末端のプログラマのSESには全く上が見えないのだが、恐らくはザード@の所属は以下のような階層構造になっていたと思われる。


日本政府→N社→NS社→M社→自社


実際の開発はN社系列のNS社の北海道支社でM社が行うことになっていたと思われる、が詳細は不明である。なお割と早い段階で北海道支社での開発自体が問題行為であったことが発覚する。


そして営業が代筆した書類にはM社とNS社の守秘義務契約も含まれているため、ザード@はこのマイナンバーのシステム開発に対し何の守秘義務も負っていない。


これがこの作品の執筆を決めた理由である。尚本作品はマイナ保険証以前の話であるためその話は出てこない。ただしマイナ保険証に対し示唆的なことは書く予定である。

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