任期満了に伴う青森県西目屋村の村長選は9日投開票が行われ、無所属現職の桑田豊昭氏(68)が431票を獲得し、無所属新人の農業田村巌氏(55)をわずか3票差で破り再選を果たした。投票率は83.64%で、前回2021年の84.15%を0.51ポイント下回った。
両氏が争うのは2回連続。桑田氏は農業所得向上や観光開発促進など、前回選と同じ四つの公約を掲げ「太く大きく育てたい」と村政の継続的発展を訴えた。給付型奨学金の創設など1期目の成果も強調。村議5人中3人の支援を受けたほか、近隣の首長らも応援に駆け付けて広域連携の関係性をアピールした。
同村田代名坪平にある桑田氏の事務所には午後9時25分ごろに当選の連絡が入り、集まった約40人の支持者らが大きな歓声に沸いた。桑田氏は「厳しい選挙ではあったが、1期目の評価と、これからの期待があったのではないか」とあいさつ。一人一人と握手を交わして喜びを分かち合った。僅差の理由について、取材に「村民と対話をする時間と機会が少なかった結果。住民目線に立てていなかった」と語った。
前回118票差で敗れた田村氏は「村民の不満が高まっている」として村政転換を訴え、支持を広げたが、あと一歩届かなかった。
田村氏は同村田代神田の事務所で「結果は結果。政策で皆さんに恩返ししようと固く誓っていたが、かなわなかった」と敗戦の弁を述べ、支持者らに「申し訳ない」と何度も頭を下げた。
【開票結果】(選管最終)
当選 431 桑田 豊昭 68 無現
428 田村 巌 55 無新
▽有権者数 1,033
▽投票率 83.64%
▽投票者数 864
▽有効 859
▽無効 5