脱毛前に知っておくべきこと

医療脱毛とサロン脱毛の違い
「脱毛」には、大きく分けて「医療脱毛」と「サロン脱毛(美容脱毛・エステ脱毛)」の2種類があります。それぞれの仕組みやメリット・デメリットを理解して、どちらが自分に適しているか判断するようにしましょう。
主な違いを、以下の表にまとめました。
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医療脱毛 |
サロン脱毛 |
| 脱毛方法 |
レーザー脱毛 |
光(フラッシュ) 脱毛 |
| 永久脱毛(※1) |
再発毛しにくい |
不可 |
| 痛み |
強い |
弱い |
| 回数(※2) |
5〜10回 |
15〜20回 |
| 期間(※2) |
半年〜2年 |
2〜3年 |
| 総額 |
15〜30万円 (全身脱毛) |
20〜40万円(全身脱毛) |
| 運営元 |
医療機関 (クリニック) |
民間企業 |
| 施術者 |
医療資格保有者のみ |
無資格でも可能 |
(※1)永久脱毛の定義は、FDA(アメリカ食品医薬品局) によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。 また、AEA(米国電気脱毛協会)によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。そのため、二度と毛が生えないというわけではありません。
(※2)回数・期間は自己処理が必要なくなる目安です。個人差や施術部位による違いがあります。また、上記の通りで毛が二度と生えてこなくなるわけではありません。
医療脱毛は、レーザーの出力が高く痛みを伴う可能性がありますが、短期間で高い効果を期待することができます。一方で、サロン脱毛は施術回数が多くなりますが、痛みを抑えた脱毛を行うことが可能です。
また、医療脱毛は1回あたりの施術費用が高くなる傾向にありますが、施術回数が少ないので、最終的な総支払額はサロン脱毛よりも安くなる場合もあります。
医療脱毛とサロン脱毛の仕組み
医療脱毛とサロン脱毛では、脱毛の仕組みが異なります。
医療脱毛は、出力の高いレーザーで毛を作る細胞(毛母細胞)を破壊します。発毛の原因である細胞を破壊するので、長期間にわたって毛が生えてこなくなります。
一方のサロン脱毛で行う光(フラッシュ)脱毛では、毛母細胞を破壊することは出来ません。そのため、サロン脱毛でできるのは、毛の成長を抑制する「抑毛・減毛」のみで、永久脱毛は行えません。
医療脱毛とサロン脱毛メリット・デメリット
以上の内容を踏まえて、医療脱毛とサロン脱毛のメリット・デメリットをまとめました。自分に適した脱毛選びの参考にしてください。
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医療脱毛 |
サロン脱毛 |
| メリット |
・短い期間で脱毛が完了する ・総支払額ではサロン脱毛と大差がない |
・痛みを抑えた脱毛が可能 ・施術1回当たりの価格が安い |
| デメリット |
・痛みを伴う可能性が高い ・レーザーの出力が強いので、やけどのリスクがある |
・永久脱毛が行えない(抑制/減毛のみ) ・脱毛完了までの期間が長い |
医療脱毛に伴うリスクや副作用
以上の内容を踏まえて、医療脱毛とサロン脱毛のメリット・デメリットをまとめました。自分に適した脱毛選びの参考にしてください。
各クリニックでは、できる限り安全に脱毛が行えるような取り組みを行っています。とはいえ、リスクが全くないわけではなく、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
医療脱毛で起こりうる副作用
医療脱毛の副作用として起こりうる症状は以下の通りです。
やけど
レーザーを照射するときに、周辺の肌に熱が伝わり、やけどを引き起こす可能性があります。
毛嚢炎
毛嚢炎は、皮膚に入り込んだ細菌が原因で、毛根付近に起こる炎症です。赤みを帯び、膿を持った皮膚の盛り上がりができて、軽い痛みを伴う場合もあります。
硬毛化
硬毛化は、レーザーを照射することで、薄かった毛が濃く・太くなってしまう現象です。原因は解明されていませんが、10代・20代の若い世代に多く見られる症状です。
医療脱毛を契約するときには、あらかじめ副作用について説明を受け、万が一起こった場合に、どう対処してもらえるかまで確認しておきましょう。
また、服用中の薬によって副作用のリスクも異なる場合があるので、常用薬のある人は、カウンセリング時に伝えておくようにしましょう。
医療脱毛の痛みについて
医療脱毛の痛みは、レーザー照射時に発生する「熱」が原因です。痛みの感じ方は人それぞれで、施術部位によっても変化します。
一般的に痛みを感じやすいと言われる部位は、濃い毛が生える部分や皮膚が薄い、以下のような部位です。
医療脱毛を受ける際は、痛みを伴う可能性があることを理解しておく必要があります。
ただ、痛み対策に注力しているクリニックも多く、冷却機能付の脱毛機や麻酔を使うことで、痛みを最小限に抑える対策を取ることは可能です。カウンセリング時に、痛みに関する説明を受けるようにしましょう。
施術前にやってはいけないこと
医療脱毛における副作用や痛みを減らすために、以下のことはやらないように注意してください。
・日焼け
医療脱毛のレーザーは、毛に含まれる黒いメラニン色素に反応する仕組みです。日焼けした肌にはメラニン色素が多く含まれているため、やけどのリスクが高まってしまいます。
・制汗スプレー・シートの使用
制汗剤が毛穴をふさいでしまったり、制汗剤に含まれる「塩化アルミニウム」の影響で毛穴が引き締まり、脱毛効果が弱まってしまう可能性があります。
・脱毛ワックスや毛抜きによる自己処理
前述の通り、医療脱毛のレーザーは毛根のメラニン色素に反応する仕組みですが、脱毛ワックスや毛抜きで毛根ごと処理してしまうと、レーザーが反応せず効果がなくなってしまいます。
医療脱毛を契約する時の注意点
医療脱毛は保険適用外になっている
「医療脱毛は、医療行為だから保険が適用される」と考えている人が多いですが、ほとんどの場合、医療脱毛は保険が適用されません。
医療脱毛の主な目的は、「きれいになりたい」「処理を楽にしたい」という美容目的である場合が多いため、保険が適用されない自由診療に分類されます。
医療脱毛は全額が自己負担になりますので、契約の際は注意しておきましょう。
施術内容について細かく確認する
医療脱毛を契約するときは、施術内容について細かく確認しましょう。クリニックごとに様々なプランがあるため、自分の目的に沿っているかどうか判断する必要があります。
例えば「全身脱毛」と言っても、VIOも含めて脱毛できるプランもあれば、VIOが含まれないプランもあります。
契約した後に変更すると、さらに料金が加算されることも考えられるため、契約する前に施術内容はしっかりと確認しておくことが大切です。
追加費用がかからないか確認する
医療脱毛の契約時には、追加の費用についても確認するようにしましょう。提示された料金とは別に、予想外の追加費用がかかってしまう可能性もあります。
追加費用が掛かる項目として、代表的なものは以下の通りです。
- 麻酔代
- 剃毛代
- キャンセル代
- テスト照射代
- アフターケアの化粧品代
特に麻酔代は、クリニックによって異なる費用です。追加費用については、契約前に必ず確認するようにしてください。
それでもトラブルになってしまったら
万が一、医療脱毛の契約についてトラブルになってしまった場合は、以下の窓口に相談することが可能です。