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rrnrrn
大丈夫、
大丈夫じゃないとき、私は私の胸を叩く。
眠れない夜に母がお腹のあたりをトントンと撫でてくれたあの夜をなぞるように、私は私の胸を優しく叩く。
大丈夫だよ、と私に言い聞かせる。
早くなってしまった呼吸や雑多な脳内を、あの日の母の温もりで溶かすことができるのだと言い聞かせる。
変わってしまったあれこれは今日も私を眠らせてはくれない。もう元に戻せないあれこれは、私すらも変えてしまいそうだ。
怖くて怖くて仕方がない。
もう今は、本当のことだけが言えない。
本当のことだけを言って、傷つけて傷ついていたあの頃はそれはそれは苦しかったけど、今は本当のことだけが上手に言えなくなって、途方もない、苦しい。
鏡の前で笑顔を作る練習をしていたあの日の私へ。
今の私はどうですか?
変わってしまう街も君も私も夜も、全てが怖い。
だからなにもかも知りたくないし、得たくない。
「眠れないからトントンして」って私はもう言えない。
なぜなら大人になったから。
「今日は嫌なことあったから一緒に寝たい」って私はもう言えない。
東京にきて、私は1人で生きてるフリをすることが上手になった。
なにもかも怖いから新しいものはもういらない
思い出せば温かくなるような愛しい過去だけを胸に沿わせて大丈夫にして、それで今夜は眠りたい。
きっと、眠れるはずなんだ


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