選択的夫婦別姓が施行された場合、筆者は「子供への権利侵害」として、①から④のすべてが該当すると考える。出生時に、強制的に父または母と異なる姓を与えられた子供は、②と④が侵害される。育つ過程では、①と③が侵害される可能性がある。
別姓推進派が主張する「差別」や「アイデンティティーの喪失」が、子供に行われる可能性が否定できないのだ。
次世代の日本を担う子供たちを守ることは、今の世代を受け持つ大人や国の義務である。「強制的親子別姓」「強制的兄弟姉妹別姓」は、未来の日本の国益を大きく損なうと改めて指摘したい。
■近藤倫子(こんどう・りんこ) 元児童家庭支援士、著述家。1975年生まれ。日本女子大学卒。Gakken、展転社にて連載。月刊WiLL執筆メンバー。ユーチューブ番組「デイリーWiLL」水曜担当。