■ランキング表はこちら 卒業シーズンになると思い出すあの曲、卒業シーズンになると街でよく聴くあの曲――その「あの曲」って何? ということでORICON STYLEでは、10代、20代、30代に「卒業ソング“定番”ランキング」をリサーチした。
総合1位は、【「卒業写真」松任谷由実】。世代別に見ても20代が1位、10代と30代が2位にあがっており、圧倒的な支持を得ていることがわかる。リアルタイムではない10代や20代からの支持は意外に思えるかもしれないが、教科書にも載っていること、さまざまなアーティストにカバーされていること、実際に卒業式で歌ったことなどが、認知度の高さの理由のようだ。
「リアルタイムではないけれど、大人になって分かる良さがある」(京都府/20代/女性)という意見も多かった。年齢を重ねると、当時とはまた別の感情を受けることができる、深みのある楽曲ということなのだろう。
同様の理由で2位は【「贈る言葉」海援隊】。3位は20代・30代の支持を受けて【「卒業」尾崎豊】がランクイン。ちなみに、卒業式の合唱の定番【仰げば尊し】は8位にランクインした。
世代別のランキングには、特徴がより色濃く表れている。10代が選んだ1位は【「さくら(独唱)」森山直太朗】。時代なのか、この世代の人たちはいわゆるアーティストの楽曲を卒業式で合唱することも多いようで、そこで歌った思い出を理由にあげる人が多かった。
「別れを惜しむようにも聞こえるが、同時に、自分が選んだ道をしっかり突き進むという決意にも聞こえる」(埼玉県/10代/男性)など、歌詞もしっかり噛み締めているようだ。ほか、【「3月9日」レミオロメン】が3位に。
20代のランキングを象徴するのは、3位の【「my graduation」SPEED】だろう。「SPEEDのメンバーと同じ世代なだけに、より心に響いた」という声が多かった。
30代のランキングは、さらに時代を感じさせるものに。4位に【「卒業」斉藤由貴】、7位に【「春なのに」柏原芳恵】、ほか菊池桃子やおニャン子クラブという顔ぶれ。斉藤由貴の「卒業」や、柏原芳恵の「春なのに」に関して、「制服の第2ボタンをもらうエピソード、若い人は知らないかもしれないけど、そういうのが曲にあるので懐かしい」(東京都/30代/女性)という声が寄せられた。
歌を聴くと、瞬時にその頃の自分へタイムスリップできる。卒業など人生の節目と結びついた曲ならば、なおさら感慨深いだろう。これら定番卒業ソングを聴いて、「旅立ちという人生のスタートライン」について改めて考えてみるのもいいかもしれない。
(2007年2月16日~2月19日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代、20代、30代の男女、各200人、合計1200人にインターネット調査したもの)
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