警察内部情報を第三者に漏えい、元警視正を送検 3月まで県警本部生活安全部長、国家公務員法違反の疑い 鹿児島県警「捜査に支障」と認否明らかにせず
50代男性警官、20代女性をストーカー容疑 告訴され書類送検 所属署への相談文書「存在せず」 警官はつきまとい否認 鹿児島県警
2023/10/26 07:27
鹿児島県警察本部庁舎
告訴状などによると、男性警察官は2月中旬、プライベートで訪れた所属署管内のクリーニング店で、1人で応対した従業員の女性に「何かあったら連絡して」と名刺を強引に手渡した。巡査部長などと印字された名刺には、携帯電話番号が手書きされていた。女性は拒んだが、何度も押しつけられ、やむを得ず受け取った。男性警察官は店を利用するたび女性に出勤する曜日などを尋ねたとされる。
県警関係者によると、男性警察官は名刺を渡したことは認めているが、つきまとい行為などは否認している。一方、女性が男性警察官の所属署へ初めて相談した数日後、店の周囲を車でうろつく男性警察官を目撃したという別の警察官の証言がある。
南日本新聞の取材に、男性警察官は「広報担当者に聞いて。勘弁して」と答えた。
女性によると、2月下旬に男性警察官の所属署に相談し、3月上旬からは県警本部に相談。8月、自身が相談したことが分かる「苦情・相談等事案処理票」の情報を開示請求した。
処理票は、市民から相談を受けた後、上司や関係部署と情報共有するために関係者の氏名や相談概要を記入するもの。県警総務課は、通達に基づき作成するとし、「一般論として(警察官の不祥事に関わる)監察事案や被害届を受理した場合などは作らない」と説明する。
9月、女性に開示されたのは、3月以降の県警本部が対応した分の文書だけだった。女性が男性警察官のストーカー行為を訴える内容や県警監察課宛ての投書を添付した処理票も含まれていた。
署の処理票がなかったことについて女性が県警の担当者に尋ねると「ここ(開示された文書)になければ、ないということ」と説明を受けたという。
女性によると、県警本部人身安全・少年課から10月初めに書類送検した旨の連絡があった。
県警を巡っては、19日、現役の警察官(28)が強制性交の疑いで逮捕される不祥事が発覚したばかり。
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