行政書士試験は独学だと無理?独学で合格するコツと注意点5つ
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行政書士試験を目指すときに、独学で合格できるのかは気になるところですよね。中には、「行政書士なんて独学じゃ無理ゲーだよ」などという人もいます。
独学で合格できれば費用面で節約できると思うかもしれませんが、実際には、独学で合格できる人とそうではない人がいます。
当コラムでは、行政書士試験に独学で合格するのは無理なのか解説します。
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行政書士は独学でも合格できるが難しい
行政書士試験に独学で合格できるのかというと、不可能というわけではなく独学で合格できる人もいます。
行政書士試験の対策テキストは市販のものが多数取り揃っており、それらを活用して独学で合格を目指すことも可能です。
ただし、実際に独学で合格することは決してたやすいことではありません。
行政書士試験は合格率約10%の難関試験であり、それを突破するためにはしっかりとした学習計画に沿って効率的に勉強を進めていく必要があります。
自己流の学習を続けるだけで合格に必要な実力を身につけるのは、並大抵のことではありません。
特に、短期間での合格を目指す場合には、講座の受講などをしている人に比べると、独学はどうしても不利になってしまうと言えるでしょう。
独学でも合格できるけど難しい(大変な)理由
独学での合格が不可能ではないものの難しい理由として、主に以下の点が挙げられます。
1.法律は独学ではとっつきにくい
行政書士試験は法令科目が中心の試験ですが、法律を学ぶときに難しい理由として、条文が抽象的だったり使われている文言がわかりづらい、という点があります。
独学でテキストを揃えて読んでみても、すんなりと理解できる人は決して多くはないでしょう。
それをかみ砕いて説明してくれる講師の存在があるかどうかで、理解のしやすさは大きく異なります。
そのため、独学の場合は勉強を始めてみたものの、途中で挫折してしまう人も多いのです。
中には、「もっとわかりやすいテキストなら大丈夫かも」と思って次々に新しいテキストに手を出して、結局どれも中途半端になってしまい知識がいつまで経ってもきちんと身につかない人もいます。
2.試験科目が多く自己流では非効率
行政書士試験は試験科目が多く、法令科目だけでも①基礎法学②憲法③行政法④民法⑤商法・会社法があり、さらに行政法には①行政手続法、②行政不服審査法、③行政事件訴訟法、④国家賠償法、⑤地方自治法が含まれています。また、法令科目以外に一般知識問題もあります。
そのため、適切な学習計画を立てて効率的に勉強を進めなければ、試験範囲を網羅するのに膨大な時間がかかってしまいます。
独学で勉強する場合、幅広い学習範囲の中からどのように勉強を進めればいいのかを判断するのが難しく、試験日までに学習が間に合わなかったり、合格するための実力をつけるまでに長時間かかってしまうなど、非効率になってしまう可能性があります。
3.合格率が低く精度の高い知識が問われる
行政書士試験は合格率1割程度の難関試験であり、あいまいな知識で太刀打ちできるものではありません。
多くの科目において、正確な知識を身につけることが不可欠です。
独学で勉強を進める場合、何となく理解はしたものの試験問題を正答できるまでの精度の高い知識を身につけることが難しい場合があります。
講座の受講であれば、講師に質問ができたり、受験生がつまづきやすいポイントや重要論点などを重点的に解説してもらうことができます。
それに比べると、知識を深める点において独学はどうしても不利になってしまうと言えます。
独学で行政書士試験に合格するコツと注意点5つ
独学で行政書士合格を目指すこともできますが、注意すべきこともあります。予め知っておいた方がよいことをご紹介します。
1.勉強計画を自分で立てる
出題範囲の広い行政書士試験の学習には計画性が必須です。
通信講座などを受講すれば、カリキュラムがあり、その通りに学習を進めれば自然とスケジュール管理ができますが、独学者は自分で学習スケジュールを立てなければなりません。
そのためには、受験予備校のパンフレットにあるカリキュラムを参考にして、ざっくり計画を立ててみると良いでしょう。学習し始めは、科目ごとの時間配分がわからないので、カリキュラムにある各科目に割り振られた講義時間や学習期間を参考にするとスケジュールを立てやすくなります。
独学だとついつい、ペースが乱れがちです。対策として、予定表に年間スケジュールをざっくり記入します。
そして、毎月の始めに月間スケジュール、週始めに週間スケジュール、1日の始めにその日の予定という風に落とし込んでいきます。
最初から細かなスケジュールを立てるより、その都度微調整ができるようにしておくといいでしょう。
手書きで書く場合は、スケジュールを消せるペン(フリクション)で書くようにすると、予定が狂ったときもスケジュール帳が汚れずオススメです。
その際には、現実的で実行可能なスケジュールにすることを忘れないようにしてください。ネット上にある無料ダウンロードできる勉強計画表などを活用するのもいいかもしれません。
2.予備校・通信講座より勉強時間を多く確保する
先ほど必要勉強時間についてご説明した通り、独学の場合は予備校・通信講座受講者よりも多くの学習時間が必要になることが多いです。
講座を受講する場合には、試験対策のプロである予備校が築いてきた独自のノウハウを学ぶことができます。講座では効率的な学習プランを組んでおり、得点に結びつけるコツや重要度に応じた濃淡をつけた講義などを提供され、独学よりも効果的な学習ができます。
一方、独学の場合には、そのようなサポートがないため、自分で立てた計画に従って、地道にコツコツと学習を進める必要があり、より時間をかけた丁寧な学習が必要となります。
関連コラム:行政書士試験合格に必要な勉強時間はどれくらい?1日あたりの勉強時間&必要な期間とは
3.質問できないので疑問は自分で解決する
独学の場合の不安な点として、疑問点があっても質問することができないことがあります。
特に法律初学者の場合には、基礎からスタートするため次々に疑問点が出てくることが多く、自分一人で解決することは困難です。
インターネット上の質問掲示板などで質問する方法もありますが、その回答には何の保証もありません。
結局疑問点を解消できず、試験勉強自体を挫折してしまうケースも残念ながら多く見られます。
このような不安のある人や、実際に挫折した経験のある人は、質問制度のある講座を利用することを検討してみましょう。
4.行政書士試験の頻出箇所・法改正などは自分で情報収集する
全ての科目の全ての分野を満遍なく学習するのは非常に非効率的です。頻出箇所を知って、メリハリある学習をすべきです。
そのための最高の武器が過去問です。過去問は本試験に対する情報の宝庫です。学習の早い段階から過去問を「読む」ことをおすすめします。いきなり解説を読んでも構いません。どの分野からよく出題されているのか、どのあたりで引っ掛けてくるのか、過去問を分析することで見えてくるものが多くあります。
また独学の場合、法令の改正法、一般知識の時事ネタといった最新情報も必須です。法律は頻繁に改正があり、古いテキストなどを使用してしまうとそれが反映されていない場合があります。
一般知識も合格基準点を下回らないように、最低限の対策が必要です。
情報収集の手段としては、最新のテキスト等を利用すること、匿名でない信頼できるウェブサイトなどの情報を確認することなどが大切です。
なお、出題範囲が広く、記述式もある行政書士試験では、頻出箇所や効率的学習方法、行政書士に適した教材選びは必須です。独学者は特に、こういった情報収集に時間と労力がかかるということは知っておきましょう。
関連コラム:【行政書士】独学におすすめのテキスト・12選!必要な参考書の種類は?
5.モチベーションを自分で維持する
独学の注意点として、モチベーションの維持が難しいことが挙げられます。
講座を受けている場合は、講師が受験生の心理を理解したうえで、𠮟咤激励のコメントをするなどモチベーションを維持するための工夫がなされています。また、講義の内容にも緩急を織り交ぜたり実務上の小話を挟むなど、途中で勉強に飽きたり挫折しにくいように設計されています。
独学の場合には、自分の力でモチベーションを維持し、試験当日まで乗り切らなければならないため、自分をしっかりと律することができる強い意志が求められます。
身近な人に受験することを宣言する、勉強した結果のメモとしてブログを書するなど、自分で工夫してみましょう。
独学だと厳しい人
特に独学だと厳しいのは、具体的には以下のような人です。
1.法律初学者
法律を学ぶのが初めてという場合、独学ではなく講座などを受講することをおすすめします。
法律初学者の場合、テキストや条文を読んでも自分一人でそれを理解し、知識として身につけていくことはたやすいことではありません。
条文は抽象的でわかりにくい表現、文言が多く使われています。
それをかみ砕いて説明してもらわなければ、具体的なイメージがわきにくく、理解を深めることは困難です。
わからない語句や表現が出てくるたびに、それを理解するために膨大な時間を要してしまい、学習が思うように進まなかったり、挫折してしまうケースも多く見られます。
2.短期間での合格を目指す人
一回での合格を目指したい、一年での合格を目指したいなどと短期合格を目指す人は、効率よく学習できる講座の活用をするとよいでしょう。
行政書士試験は試験の学習範囲が広いという特徴があり、自己流の学習で効率的な学習計画を立てるのは困難です。
予備校の講座は、試験合格のための効率的な学習ができるようにスケジュールが組まれています。
その通りに勉強を進めていけば自動的に効率の良い学習ができるので、自己流でメリハリのない勉強をダラダラと進めてしまうことがありません。
「いつか合格できればいい」という人であれば、自己流での勉強でも問題ありませんが、短期合格を目指す場合には講座の利用をおすすめします。
3.資格試験の経験がない人
これまでに難関試験の受験経験がある場合、たとえ試験の内容は違ってもある程度本試験までのスケジュール管理や勉強方法などは「自分流のもの」が確立されているかもしれません。
そのような経験がない場合、もしくは経験はあるがそれでよい結果を得られなかった場合には、独学で合格に必要な実力を身につけるのは難しいでしょう。
資格試験の勉強には、趣味の勉強や学校の勉強などとは違うコツやポイントがあり、学習方法も異なります。
それらを身につけるためには、受験対策に特化した予備校などを利用することが最も効率的と言えます。
講座を取り入れた独学で合格を目指す方法も
独学で合格を目指すのか、講座を利用するのかは悩むところですよね。
どちらか片方にこだわる必要はなく、まずは独学で学んでみて、必要に応じて講座を取り入れるという方法もあります。
まずは、せっかく行政書士試験に興味を持ったのであれば勉強を始めてみることが大切です。
そのうえで、自分には講座の受講が必要なのかを判断してもよいでしょう。
アガルートの行政書士講座は、授業料全額返金という合格特典もあるので、本気で目指す人はそれにかけてもいいかもしれません。
資料請求・無料体験で講義を受けてみてから判断する方法もあります。
自分に合った学習方法で、短期間での合格を目指しましょう。
関連コラム:行政書士は独学でも合格可能!勉強時間&効果的な勉強法とは?
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▶資料請求して特典を受け取るこの記事の監修者 相賀 真理子 講師
家業の不動産業にも深く関わり、現在、不動産専門行政書士としても活動中。
元アナウンサーの表現力で「つまらない・わかりづらい」を「面白い・聴きやすい」に変え、最小の努力でしっかり合格を目指す「リケ女ならではの」合理的な講座を提供します。
Twitter:@marikoaiga
ブログ:相賀 真理子のブログ
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