今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。
デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。
2024年1月にリニューアルを行い、従来は単にオーク樽でのマリッジを謳っていましたが、リニューアル後はファーストフィルのバーボン樽を使っていると明確になりました。
このファーストフィルのバーボン樽とは、バーボンの熟成に使った樽を再利用、リチャー(樽の内側への焼き入れ)をした樽だという意味になります。
この樽で別のウイスキーを貯蔵、熟成させ、さらに再利用した場合はセカンドフィルと言われます。
なおキーモルトは、アバフェルディ、オルトモア、クライゲラキ、ロイヤル・ブラックラ、デヴェロンと変わりません。
ボトル自体はブラウンから透明なものに変わり、ラベルも一部が新しくなっています。
液色は中庸な琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みはそこそこで、苦みの後に酸味が続きます。
味わいは、苦みが少々強めに出るものの、甘さが一気に広がり、軽い酸味も感じられます。
味わいは、ほろ苦さが先行した後、酸味が広がり、甘さは控えめです。
従来のボトルではラムレーズンやシナモンのような香りが強めでしたが、新しいボトルではあまり感じられず、またピートから来るスモーキーさも、アイラモルト系の正露丸臭さが薄くなっているように思えました。
反面、12年熟成にしてはアルコールからの刺激、辛みは目立っていて、熟成感はそれほどしっかりしていないように思えました。
明確にバーボン樽で熟成したからか、従来のレーズン感が消えてバニリックな方向になった点については賛否あるかも知れません。
700mL、アルコール度数40度、価格は2500円ほど。
バーボン樽熟成へと変更
2024年1月にリニューアルを行い、従来は単にオーク樽でのマリッジを謳っていましたが、リニューアル後はファーストフィルのバーボン樽を使っていると明確になりました。
このファーストフィルのバーボン樽とは、バーボンの熟成に使った樽を再利用、リチャー(樽の内側への焼き入れ)をした樽だという意味になります。
この樽で別のウイスキーを貯蔵、熟成させ、さらに再利用した場合はセカンドフィルと言われます。
なおキーモルトは、アバフェルディ、オルトモア、クライゲラキ、ロイヤル・ブラックラ、デヴェロンと変わりません。
ボトル自体はブラウンから透明なものに変わり、ラベルも一部が新しくなっています。
テイスティング
これからテイスティングをしていきます。なお、旧ボトルのレビューは下記にあります。グラスからの香り、液色
グラスからはリンゴの香りが先にやってきて、その後にレーズン、ピート、バニラと続きます。液色は中庸な琥珀色です。
ストレート
先にピートのスモーキーな香りが広がり、レーズン、リンゴの香りが続き、バニラ、カカオが後に続きます。味わいは、アルコールからの辛みはそこそこで、苦みの後に酸味が続きます。
ロック
ピート、レーズン、リンゴ、ハチミツ、バニラと香りが次々とやってきます。味わいは、苦みが少々強めに出るものの、甘さが一気に広がり、軽い酸味も感じられます。
ハイボール
先にハチミツの甘い香りが広がり、リンゴ、レーズンの後にスモーキーさが続きます。味わいは、ほろ苦さが先行した後、酸味が広がり、甘さは控えめです。
甘い香りが強くなったか
全体的に強調されていたのは、ハチミツのような甘い香りでした。従来のボトルではラムレーズンやシナモンのような香りが強めでしたが、新しいボトルではあまり感じられず、またピートから来るスモーキーさも、アイラモルト系の正露丸臭さが薄くなっているように思えました。
反面、12年熟成にしてはアルコールからの刺激、辛みは目立っていて、熟成感はそれほどしっかりしていないように思えました。
明確にバーボン樽で熟成したからか、従来のレーズン感が消えてバニリックな方向になった点については賛否あるかも知れません。
700mL、アルコール度数40度、価格は2500円ほど。
<個人的評価>
- 香り B: ハチミツ、リンゴ、レーズン、バニラの甘い香りとスモーキーさのバランスがいい
- 味わい C: ストレートで若さが出ている印象。ハイボールは苦みが目立つ。
- 総評 C: 甘い香りが主体になって好みが分かれるかもしれない。