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続・みやぎ野球史再発掘
「仙台さん」県初の女子プロ?
戦後まもなくの野球ブームの中、女子のプロ野球チームが次々発足した。仙台には1950年7月17日、初めてエーワン・ブリアンツ、ローズという2チームがやってきた。
東一番丁の商店会が、中元商戦の目玉イベントとして招いた。楽隊を先頭に仙台駅から市役所までパレードし、そこからバスで県営宮城球場(現・楽天生命パーク)に入った。
第1試合では、エーワンと藤崎百貨店OBチームが対戦。「黄色いかけ声に、いささか上がり気味」などと報じられた藤崎OBだったが、最終回に決勝点を挙げて8―7で勝利。第2試合は、ローズ対東一番丁商店主チームで、10―4で商店主らが勝利した。
第3試合は両プロチームが戦い、これまでの2試合とは打って変わって、「スサマジイばかりの闘志を燃やして紅い炎の出るような熱戦」を展開。17―4でエーワンが勝った。
女子プロ野球は多いときには20以上のチームが乱立した。個人企業や小企業によって設立された財務体質の弱いチームが多く、エーワンはエーワンポマード本舗、ローズもニュースポーツ運動具店という小企業。各地の試合は興行的要素が強かったとされる。プロとしての球団維持は難しく、52年には実業団チームへ転化していった。
さて、このエーワンには「仙台さん」の愛称で呼ばれた、杉山ときゑという控え投手がいた。石巻の出身で尚絅女学院卒業とされ、エーワンの東北遠征時にテスト入団したという。本県最初の女子プロ野球選手と思われるが詳細は不明だ。情報をご存じの方は、ぜひお寄せいただきたい。
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