お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の8回目。エイトバウトは、ダチョウ倶楽部の上島竜兵だ。
今もっとも忙しい芸人といえば、有吉弘行。有吉は猿岩石としてブレイク後、7年も仕事がなかった。当時を支えてくれたのは、上島竜兵と芸人飲み会の「竜兵会」。上島は、出不精の有吉に家から出る機会を与え、会うたびに「タクシー代」を渡し、月給20万円でお抱え運転手にしようとした。
つねに誰かと飲んでいたいため、竜兵会を結成。週の半分以上をダチョウの肥後克広、事務所の後輩である有吉、土田晃之、デンジャラス、劇団ひとり、カンニング竹山らと過ごした。会での呼称は、「太陽さま」。誰よりも酔っぱらい、頼り甲斐がない。しかし、有吉と土田は、上島の老後まで面倒を見るため、「上島貯金」をしている。
上島を語るうえで欠かせないのは、笑いの神が舞い降りたかのような伝説だ。
竜兵会で飲んでいたとき、珍しく真面目にお笑いについて語ろうとしたら、店のブレーカーが落ちた。しかも、2回連続。バラエティ番組で、携帯電話のおもしろ画像を見せるためにカメラが寄った瞬間、出会い系サイトのメールが届いた。
誕生日は1月20日。暦でいう、「大寒」。芸人にはあるまじき、1年でもっともサムい日に生まれた。しかも、誕生した場所は岡山県の山村。陰惨な事件が起きた現場で、のちに映画『八つ墓村』のモデルになった。
風俗では、赤ちゃんプレイが大好き。しかし、好みのAVは熟女系。バイセクシャルの疑いは、いまだに晴れない。
90年代にはやったパイレーツのギャグ「だっちゅ~のっ!」を「だいじょうぶっ!」と言い、東京の路線「ゆりかもめ」を「べにおとめ」と呼んだ。関西で、上沼恵美子のローカル番組に呼ばれた際、「上」と書かれたカンペを自分だと勘違いして、進行してしまった。有吉がいたずらで、ボトルキープしている焼酎の中身を水に変え、水を水で割ったものを飲ませていたら、2時間でベロベロになった。
上島太陽さまは、誰よりも持っている…のだ。(伊藤由華)
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