陸上競技部 荻田大樹
5㍍56。荻田の持つ日本学生記録は、いまだに破られていない。インターハイ2位という実績を掲げての入学。1年生次から実力を発揮し、日本ジュニア陸上で優勝を果たす。関西インカレでは3連覇を成し遂げ、3年生次には自己ベストを更新。大会記録を塗り替えるとともに団体制覇の大きな原動力になった。その年の全日本インカレでは激烈な優勝決定戦を制して覇者となる。大物ルーキーから学生王者へ。大学4年間で大きく飛躍を遂げ、関学棒高跳パートの名を世に知らしめた。
荻田の活躍は国内にとどまらない。ユニバーシアードに選出されるなど、世界の強豪と戦ってきた。東アジア競技大会にも日本代表として出場し、見事優勝を飾った。
卒業後はプロとなり、競技生活を続ける。「プロとしてやっていく以上、結果を出さないといけない」。輝かしい栄光の裏で、幾多の挫折を乗り越えてきた。今まで支えてくれた人への恩返しという意味でも、結果を出すことが目標だ。
ロンドンオリンピックを2年後に控え、試行錯誤を重ねる日々。改善された分新たな課題も見えてくるが、自分の信じた道を進むだけだ。大舞台を夢見て、荻田はこれからも己の限界を超えていく。