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ザ・モッズのシングル盤「今夜決めよう」や、アルバム「ZA MOZZ」のジャケットで森山さんと写っているギターで、元々は20年ほど前に森山さんご本人から当店へ売却頂き、その後ご購入されたお客様から再び当店に戻ってきたという経緯なので、出どころはしっかりとしているものです。 1955年の後期型のスペックなので、ボディ厚は3 3/8インチから2 3/4インチ変更後のモデルです。 ボディ厚の変更と同時に、指板インレイもスクエア・ブロックからハンプ・ブロックへと変更され、チューニング・ペグもスモール・ボタン・タイプから50年代前期型のグローバー・インペリアルへと変更されているので、このギターのスペックはオリジナルです。 ペグはネジ痕から一度シャーラ―のM6に交換されていたようですが、現在はオリジナルに戻されています。 唯一、ブリッジが後年のスペース・コントロール・ブリッジに交換されており、本来はメリタのシンクロソニック・ブリッジがオリジナルです。 コントロール・ノブもこの年式だと一般的には矢印のみの「アロー・ノブ」がマッチングとして知られていますが、このギターは1955年と1956年の端境期にあるので一般に1956年からのスペックとして知られている「Gアロー・ノブ」がオリジナルとして搭載されていてもおかしくはなく、当店としてはこのスペックはメッキの色落ち具合などのマッチングから見てもオリジナルであると判断します。 それ以外、ディアルモンド社のダイナソニックPUは勿論、ピックガード、Gテイルピース、フレットもオリジナルです。 このギターはライブなどで弾き倒された時にできたであろう傷跡が刻み込まれており、ネック裏の塗装剥げ、ボディ裏のバックル傷、ボディトップのエルボー部の塗装擦れ等にそれが確認できます。 特に、ボディトップのPUセレクター・スイッチ周辺部は汗が染み込んだ為かラミネート部に剥離浮きが起こりそこに接着剤を流し込んで接着修復した跡が見られます。 勿論、現在の演奏性や箱鳴りには問題ありませんが、このギターが闘ってきた歴史を物語る勲章だと思います。 塗装傷はありますが、大切に扱われていた楽器らしく、キャデラック・グリーンは非常に美しいカラーで塗装艶もしっかりと残っており、決してヤツれた状態のギターではありません。 楽器としての肝であるネック・ジョイントはしっかりとしているのでアングルも良く、ブリッジ高も高く、箱を十分に鳴らすのに必要な弦テンションがしっかりと掛かった状態で、尚且つ指板上の弦高も非常に低めに設定出来、ビビりや音詰まりは出ない状態です。 箱鳴りも17インチ・フル・アコースティック・モデルらしい非常にリッチな鳴り方で、生鳴りで十分に楽しめるギターです。 更にアンプを通すと、シングル・コイルであるダイナソニックPUの強烈なサウンド・キャラクターから、繊細で抜けの良いハイ・トーンとズドンと来る野太いロー・トーンが特徴で生鳴りからは全く想像できないロックなサウンドです。 ザ・モッズのファンの方でなくても、グレッチの極上ヴィンテージ・トーンを堪能できる最高の一本です。 この機会に是非! 下取り、ローンも大歓迎ですよ~! |
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