飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

コロナ対策:次亜塩素酸水その3 「安全性・有効性が確認できないと再開しない。」やっと普通の答えが出てきた。

昨日も書いた次亜塩素酸水問題。

昨日の段階では、「次亜塩素酸水の噴霧での使用について、放課後や始業前に使いたい」という教育委員会の姿勢はまだまだ前のめりの様子。

 

「いやいや、それはダメでしょ」と思いながら、今日、所属する協働環境委員会のコロナ関連の報告の中で質疑を行いました。

この中で、 「安全性・有効性が確認できないと再開しない。」という、やっと普通の答えが出てきたと思います。

 

以下、その部分からスタートする今日の委員会の様子です。ちょっと長いかもしれませんが、ぜひご覧下さい。

 始まって、20分弱のところまでで、最後に、このブログについても紹介して、しっかり色んな意見を見た上で、検討すべきと述べています。

 

文字起こしはちょっと待って下さいね。 

 

 

しかし、今日の委員会は、10時開会で4時過ぎまで。いやいや疲れました。。。

でも、一定の前進もあったので、良しとしましょう。

 

オヤスミナサイ。

その2 飯塚市は、学校などでの次亜塩素酸水の噴霧をまだ続けたいのか?

この前の次亜塩素酸水の記事の続報です。この前同様、ちょっと長いですが、子どもの安全に関することですので、是非最後までお読み下さいm(_ _)m

 

前回のブログでは、6月2日にある方からきたSOSから、教委などへの働きかけ。そして一旦噴霧が中止となるまでをお届けしました。

 

 最後に書いたように、6月5日に「噴霧が中止」となって、ホッと一息。これで安心と思って、一般質問についても、全体の一部分で取り上げるだけ、中止を確認するだけと考えていたのですが・・・

 

その一般質問の前日に、何や楽も行きが怪しくなり・・・???と。

で、一般質問でまだまだ噴霧器を使いたいという教育委員会の姿勢が透けて見えてしまうんです。

 

先日のブログにも動画をアップしていましたが、もう一回アップします。

 

 

この中での噴霧器に関するやりとりはおおよそ以下の通りです。 

 

【江口】
次亜塩素酸水の噴霧器について、5月の後半に「噴霧については推奨しない」という報道が出て、色んなところでストップした。飯塚市でも、一旦は放課後や終業後に使おうといっていたが、これもストップしたということで良いか?

【教育部長】
文科省からの通知によって、一旦使用中止としているが、現在、学校教育課で使用マニュアルを作成しており、児童生徒がいないとき、例えば、放課後や始業時前の活用を考えている。

【江口】
この次亜塩素酸水の噴霧については、学校再開ガイドラインでも奨められていない、また厚生労働省の通知でも奨められてない。次亜塩素酸水の使用に関しては、消毒液として有効かどうかを今NITEで検証中と言う段階です。噴霧についての公的な部分での、安全性・有効性についてはなんら検証されていません。
再開するにあたっては、最低でも、安全性・有効性が確認されないと、再開すべきでないと考えます。また、行政アドバイザーの確認などが必要と思われます。
再開するにあたっては、今述べたようなことをきちんとやって頂けると言うことで良いか。

【教育部長】
先ほど申し上げた使用マニュアルの作成については、ご指摘の部分も十分に踏まえた上で、作成させて頂き、マニュアルができるまでは使用しないように指導しているところです。
なぜなら、私ども教委はもちろん、特に現場の先生方は、子ども達の健康と安全が一番の願いだからです。ということでご信頼とご理解をお願い致します。

【江口】
健康と安全が第一であるからこそ、きちんとした確認されるまでは、再開すべきでないと考えますがいかがですか。

【教育長】
質問者が言われるような有効性や安全性については、経済産業省の要請を受けた独立行政法人の製品評価基盤機構(NITE)が新型コロナウイルスに対する代替消毒法の有効評価に関する検討委員会を組織して、今、検証試験を行われているところ。
直近の資料を見ると、効果の有無については、検証結果が継続中であり、まだ結果が出ていない。今までのところ、新型コロナウイルスに対して一定の効果を出す結果もあるが、十分なデータが集まっていないため、引き続き検証結果を実施するとの記載がありました。
飯塚市として導入の主幹課を中心に私どもにも配布頂いたわけだが、一般に言う次亜塩素酸水は電解式だが、市が導入するものはそれとは異なり、pH値や有効塩素濃度が同等であれば、異なる製法で生成されたものでも効果は同等と見なすこと。あるいは、新型コロナウイルスに対して一定の効果を示した次亜塩素酸水とPH値や塩素濃度が同等のものであること、こういった2点で有効性は確保できているものと市として考えている。

安全性については、さきほどのNITEは、アルコール消毒液の代替となる身の回りの消毒方法の評価が目的であり、安全性の是非については見解性を示した事実はないと言うことでございまして、私ども、メーカー等が提供する情報をよく検討して、吟味し、判断を行って下さいと指導を受けており、本市においても、十分な検討を行った上で、商品名は、ソリューション・ウォーターと言いますが、活用を決定したところであります。

【江口】
いま、有効性が確認されるような調査結果があると言われましたが、NITEがやっているのは、あくまで消毒液として使うことが有効かどうかなんです。噴霧が有効かどうかではありません。拭いたりするときに使って良いかどうかをやっているんです。噴霧は別なんです。噴霧については、アメリカの疾病予防センター(CDC)も中国の国家機関も否定的なんです。そう言ったことが経済産業省のファクトシートにはっきりと載っています。片一方で、学校再開ガイドラインの中にも噴霧してやりましょうとは全く書いていない。
私どもも、色んな方々にお聞きしました。医師2名お聞きしましたが、2名共に否定的です。ダメだろうと。もし、安全であるならば有効でないだろうと言うんです。片一方で、モノに対する被害も出て来る恐れがあると。もう一人、水道関係の方にもお聞きしました。その方も同様な見解なんです。ここについては、色んなところで出ています。是非そういったモノを調べて、公的な機関で安全性有効性が確認されるまで使うべきでないと申し上げ、質問を終わります。

 

いや〜、びっくりですよね。

安全性・有効性が確認されるまで再開すべきじゃないと思うがどうかという問いかけに対し、そうするとはっきりとした答えが出てこない!

 

それは、今日の福祉文教委員会での金子議員の質疑でも同様でした。そのやりとりは以下の通りです。

 

【金子議員】
 次亜塩素酸水の噴霧器について、学校教育課、保育所などどこに配られていくらかかったのか、また今後の予定はどうなっているか。

 

子育て支援課長】
 保育所子育て支援センターに59台配置しているが、現在、使用していない。

 

【学校教育課長】
 小中学校に小学校282台+中学校116台の398台配置、現在、部品が届いていないことや文科省の通知があり、使用してない。新しいマニュアルを作ってから使用したい。

 

【金子議員】
 色んな意見が出ている。危険だという意見もあれば、安全だという意見もある。安全性や効果が不明だというのが現状だろう。保護者は心配。特に保育所、子ども達自身が苦しさを伝えられない。マニュアルを作成されても、保護者はかなり抵抗があると思うが、どう考えているか。

 

【学校教育課長】
 確かに作成する上で悩むところもあるが、使うとすれば生徒がいない放課後等を考えている。

 

【金子議員】
 子どもがいないところでは効果がないという報告もあったようだ。また文科省の意見が変わってきたと言われたが、どう変わってきたのか?

 

【学校教育課長】
 6/16の文科省通知において、「メーカーが提供する情報、厚生労働省などの関係省庁が提供する情報、経済産業省サイトの「フ ァクトシート」などをよく吟味し、使用について判断するよう」とあり、今までは使えないと言ったところから、変わってきた。

 

【金子議員】
 飯塚市は使っていく方向なのか?

 

【学校教育課長】
 その点を含め、話し合いを持ちたい。

 

【金子議員】
 安全が何より。効果があったら使った方が良いと思うが、子ども達は敏感。公的なところでしっかりとした検証がないと使わないと明言すべき、教師も心配されている。約束して頂きたいがどうか。

 

【教育長】
 今言われたことを含めて検討したい。


いやいや、なんで約束すると言えないのかが不思議でなりません。



で、この件について、私たちも色々調べました。

 

医師の方などとのやりとりをいくつかご紹介します。

【江口】
今回のコロナ対策の一環で、飯塚市は、補正予算(4/28専決)で消毒液生成装置購入関連経費として、718万9千円(装置購入費:715万円、消耗品費:3万9千円(薬液代))を計上し、あわせて、噴霧器も大量購入し、学校や保育所、児童クラブ、子育て支援センターなどで使用する予定です。
導入する次亜塩素酸水はソリューションウォーターという製品で ( https://www.solution-w.net 等 )、生成装置・噴霧器は、添付の(資料1)に記載されているものとのことです。

他方で、経産省の所管するNITEが発表した資料によると、WHOや米国疾病予防管理センター(CDC)・中国国家衛生健康委員会の見解では、空間噴霧について否定的のようで、この発表以後、報道が相次いでおり、( 次亜塩素酸水 噴霧使用は控えて|NHK 首都圏のニュース

消毒液噴霧で「空間除菌」は根拠なし 国「推奨しない」:朝日新聞デジタル他)、特に噴霧について、使用を見合わせる自治体が出てきています。
(コロナ消毒 次亜塩素酸水の噴霧器 小中学校へ設置やめる 鳥取

www3.nhk.or.jp

 

市は、この報道を受け、噴霧については、放課後等に一定時間使うことにしてはどうかなどの検討をしていますが、報道にある他の自治体のように一旦中止とはしないようです。

しかし、報道を見た学校関係者や保護者などから、放課後の噴霧であっても健康面への影響を心配する声が寄せられています。

そこで、次亜塩素酸水について、清拭での使用、手指消毒、噴霧での消毒(人がいるときの噴霧、放課後等での噴霧)について、どうお考えか教えて頂きたいのです。

 

【医師A】
Q:この清拭についての使用、手指消毒、噴霧での消毒(人がいるときの噴霧、放課後等での噴霧)について、どうお考えか
A:一言でいうと「使用すべきでない」です。
手指消毒は普通の石鹸で充分ですし、皮膚への影響はそれが一番少ないはずです。
次亜塩素酸ナトリウムを使うとすれば、適切な濃度のものを使って拭き上げが原則です。(勿論、換気、手袋使用、仕上げの水拭きの3点もセットにしてです。)
配布された「次亜塩素酸水」は拭き上げに関して有効な次亜塩素酸濃度でない可能性が高いかと拝察します。
空間噴霧についてはあらゆる面において有効ではありません。
勿論、拭き上げの代わりにもなりません。

「5つのR」という言葉があります。これは医療従事者が薬(主に注射剤)に関する医療事故を起こさないための合言葉。
具体的には
 Right Patient 正しい患者
 Right Drug 正しい薬剤
 Right Dose 正しい量
 Right Route 正しいルート
 Right Time 正しい時間
を意識せよということ。
これに
 Right purpose 正しい目的
を加えて「6つのR」としたり、
さらに
 Right Documentation 正しい記録
 Right Response 正しい反応
を加えて「8つのR」と言ったりするらしい。
「次亜塩素酸水」に関しては、判断材料に事欠かない情報があります。
以下の資料を良くお読み下さい。

山形大学理学部物質生命化学科 天羽研究室
 次亜塩素酸ナトリウム液・次亜塩素酸水ミストを吸入してはいけない(2020/05/10)
  

www.cml-office.org


 次亜塩素酸ナトリウム液・次亜塩素酸水ミストを吸入してはいけない・その2(2020/05/30)
  

www.cml-office.org


 情報の重み付けに気をつけて混乱を避ける(2020/06/05)
  

www.cml-office.org

公益社団法人日本産業衛生学会「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」
 

https://plaza.umin.ac.jp/jstah/pdf/corona02.pdf

新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介(第一版)
室内環境学会 学術委員会 篠原 直秀 (国立研究開発法人産業技術総合研究所
 

www.siej.org

 

【生物化学系大学教員: 6月4日】
これは私ではなく知人が、問題を示した上で大学で成分分析できないか相談したメールへの返信です。

 ご連絡ありがとうございます。まず規則として、大学の機器を使った測定は依頼をしてもらう必要があります。

ただ、今回の件は成分調査や議論の必要はないと思います。現段階では使用すべきではありません。理由をあげたいと思います。

ご存知のように、WHOや経産省は次亜塩素酸水を含む消毒液の日常的な噴霧を推奨していません。念のためWHOのソース(英文の報告書)をリンクしておきます。

https://www.who.int/publications-detail/cleaning-and-disinfection-of-environmental-surfaces-inthe-context-of-covid-19

以下、ほぼ報道通りなのですが念のため説明を続けます。

そもそも次亜塩素酸がCOVID-19ウイルスの抑制に効果的かどうかはわかっていません。
例えば、比較的弱いとされるロタウイルスの効果的な抑制には500ppm必要です。
なお医療現場における、COVID-19ウイルス抑制のための保守的な推奨濃度は1000ppmです。
体液が大量に流出した場合(およそ10mL 以上)には5000ppmの濃度が推奨されています。
一方、ソリューションウォーターのページをみると霧化器での噴霧において濃度は20ppmです。全然足りていません。

また噴霧に関しては、噴霧付近以外の汚染物質の除去には効果がないことが示されています。
特に部屋の構造が少しでも複雑だと効果はさらに減少します。
また、次亜塩素酸は汚れなどによっても迅速に不活性化されます。
学校や支援センターのような公共施設において、これらの問題を避ける事は難しく、そのため効果はさらに限定的です。

次亜塩素酸を含む消毒剤を塗布する場合は、噴霧ではなく、消毒剤を染み込ませた布や拭くことが推奨されます。
ただ、次亜塩素酸は確かにウイルスの抑制また次亜塩素酸塩は有機物の存在下では迅速に不活化されるため、使用濃度にかかわらず、十分に洗浄することが重要です。
消毒液を洗浄しない、噴霧するなどは、皮膚や粘膜への刺激につながるほか、喘息など呼吸器系に問題がある人は塩素臭に関連した副作用を引き起こす場合があります。

まとめると、次亜塩素酸を含む消毒液の噴霧は、COVID-19ウイルスの抑制に対して限定的な効果しか示さないと考えられる一方で、その他のリスク(塩素に由来する副作用の発生)を増加させます。

そのリスクを承知の上で(つまりそのリスクを超える効果が次亜塩素酸水にあると)飯塚市が決断するなら、それもひとつの選択でしょう。科学的な調査が進み、結果的にそれが正しい決断になるかもしれません。

しかしながら、上記の理由から、その可能性は極めて低いものと考えます。

ここからは、感想です。

上記のように書きましたが、リスクマネジメントの観点から見ればソリューションウォーターの危険性は高くないでしょう。
ただ、COVID-19ウイルス抑制にも効かないでしょう。
つまり、ソリューションウォーターの導入は毒にも薬にもなりません。

これは貴重な資金を垂れ流しただけの意味のない対策だと考えています。
根拠に乏しい杜撰な意思決定が行われていることに対して強い憤りを覚えています。

「何か対策をした」という根拠を残したいだけのように思えてなりません。

文科省からも通達があったみたいです。おそらく撤去される流れになると思います。

学校における消毒の方法等について(6月4日付 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課 事務連絡) 
〇次亜塩素酸水の噴霧について・次亜塩素酸水の噴霧器の使用については、その有効性及び安全性は明確になっているとは言えず、学校には健康面において様々な配慮を要する児童生徒等がいることから、児童生徒等がいる空間で使用しないでください。


【上記大学教員から再度のメール 6月11日】
ソリューションウォーターの成分ですが、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に塩酸を加えてpH6.5にしたとのことですので、これは混合式で作られた次亜塩素酸水になります。

ただpHの調整が重要です。酸性側(目安 pH < 4)に傾くと塩素ガスが出ます。ですので、pHの表記がされていることが必須となります。

ソリューションウォーターはきちんと明記していますし、その経産省に基づく必要な表示内容についてもおおよそ明記されています。例えば、有効塩素濃度(ppm)なども明記されます。その点では、信頼性はあると言えます。

https://www.mext.go.jp/content/20200604-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

しかしながら、次亜塩素酸水の「噴霧」に対する安全性やウイルス不活性化に対する有効性はまだ議論中です(次亜塩素酸水を用いた「拭き取り」は効果ありとして実際に病院でも使われています)。

(繰り返しですが)WHOによれば、初期消毒戦略としての噴霧は、直接噴霧域外の汚染物質の除去には効果がないことが示されています。さらに、消毒剤(これはアルコールなども含む)の噴霧は、 目、呼吸器または皮膚への刺激、及びそれに伴う健康への影響を引き起こすリスクをもたらす可能性があります。

ここからは個人的な見解です。

ソリューションウォーターの有効塩素濃度は低いのでほとんど害はないと思います(過敏な人には注意が必要だと思いますが。塩素ガスがまったく出ないわけではないので)。

むしろ、ウイルスの不活性化に貢献するのかどうかが疑問です。
インフルエンザやノロウイルスに効果があるとされますが、これは次亜塩素酸による不活性化というよりはむしろ噴霧によって湿度が高くなったことによる効果かもしれません。噴霧条件でこのような可能性を排除するためのコントロール実験が行われているのかどうかが開示されるとより深い議論ができると思います。

経産省は引き続き、次亜塩素酸水の効果は要検証としており、使用に注意を呼びかけています。
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-2.pdf

 

【医師B】
次亜塩素酸Naは環境(ドアノブや床)の消毒に用いられる薬剤です。
手指消毒に用いると皮膚炎を起こすおそれがあります。
また、空間除菌などと称してミストを噴霧しても無効であるばかりか、人によっては喘息発作等の呼吸器障害を誘発するおそれがあります。
なお、当院では次亜塩素酸Naを用いる場面は限られており、冬季に流行するノロウイルス感染症の患者病室の(ドアノブ、吐物の処置)清掃に使うのみです。
コロナ対策としては70%以上の濃度のエタノールを使用しています。CT等の消毒に次亜塩素酸を使用すると機械が腐食してしまうからです。

以前から、施設等から外来受診される方が皆一様に名刺サイズの物体を首から下げておられましたので、不思議に思って問うてみると、「ウイルス予防のために当施設では全員にこれをつけていただいてます」と得意げに報告なさる方もいましたので、「まったく効果はありません。空間的な除菌目的ならば、必要とされる次亜塩素酸の濃度はかなり高いものにする必要があり、その濃度の中では人は生活できません」とご忠告させてもらっています。

接触感染の機会を減らす目的で次亜塩素酸をご使用になるのなら、教室やトイレのドアノブ、共用のタブレット端末(これはアルコール清拭のほうがいいでしょう)を、放課後に行ってもよいかとは思いますが、そんなことをするよりは、1時間ごとに窓を開けて換気する、飛沫を飛ばさないためにマスクを着用する、素手で鼻くそをほじらない、共用物に触れた後は必ず石鹸で手を洗う、といった当たり前の生活習慣を徹底されるほうが大切だと思います。

【江口】
分かりにくかったかと思いますが、今回使用するのは、次亜塩素酸ナトリウムではなく、次亜塩素酸水であると、市から頂いた資料(添付写真)にはありました。
ソリューションウォーターで検索しても、「ソリューションウォーターは、その次亜塩素酸を主成分とした除菌・消臭剤です。」、「「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」のpHを弱酸性にすることで、「次亜塩素酸」の含有比率を多くし、除菌、除菌力の高く安全なもの。それが『ソリューションウォーター』なのです。」、「食品添加物の次亜塩素酸ソーダ食品添加物の希塩酸を水と混合し、中性に近い微酸性域のpH6.5に生成された除菌・消臭水です。」(いずれも、https://www.solution-w.net )などとあります。

この次亜塩素酸水については、現在、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が、有効性の検査をしています。
ただ、検査をしているのは「次亜塩素酸水(電気分解で生成したもの)」とあり、ソリューション・ウォーターとはまた違うのか分からず悩ましく思っています。
検査等に関する経済産業省の発表 https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005.html
ソリューションウォーターが次亜塩素酸水だと仮定して、次亜塩素酸水についても、先に書かれていたように「当たり前の生活習慣を徹底されるほうが大切だと思います。」ということでよろしいでしょうか。
重ねての質問ですみませんが、よろしくお願いします。

【答2:医師B】
結論を申しますと,次亜塩素酸ナトリウムについても次亜塩素酸水についても,「噴霧して空間のウイルスを消滅させることはできない」ということになります。
次亜塩素酸水は,作成したらすぐに使用なければならない(容器に入れておくと抗ウイルス活性はすぐに減弱する),食品の消毒に用いられているといってもそれはあくまでも食品の加工工程で使用されるのであって,完成した食品の中には含有されてはならないものである,
消毒作用はClO-が有しているのであるから,空気中に噴霧して「塩素ガスが発生しない」とは断言できない,
そもそも空中に散布することは想定されていないのであるから安全性・有効性の証明責任は製造者が負うべきである,というのが論点であろうと存じます。

 

これらの医師や大学教員の方々のご意見をどう思われますか?

これが、科学者の意見ではないかなと私は思います。

あなたはどう考えますか?
 
こんな記事もあります。
BuzzFeedNews 2020年6月3日
大量に商品が出回る「次亜塩素酸水」の危険 科学者「一番怖いのは...」

BuzzFeedNews 2020年6月15日
「次亜塩素酸水」の普及目指す団体に、噴霧反対の医師や科学者が苦言 「効くならば...」


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  • たった2人の医師 しかも名前を出せないABというのは
    信憑性が無い。では次亜塩素酸水を導入している病院の意見も聞いてみるといいです。たった2人ではなく何箇所も聞いてみれば如何でしょう?あまりにも偏りすぎて意味が無いです。
    次亜塩素酸水の拭きあげまで意味がないとかいう医者は医者でしょうか?笑 

  • 渡邉 さき

    一般市民の知りえない情報を共有してくださり、本当にありがとうございます。コロナ禍に紛れて多額の予算(市民の血税)が使われることに憤りを感じております。声をあげられない子どもたちや現場の職員のためにも、ぜひより良い方法を選択できるように、ご尽力ください。みんな江口さんや金子さんを応援していますよ。本当に仕事をしている市議のことは、みんな知っています。傍聴に行くことで、見えてくることが多々あり、私も傍聴することを進めています。しっかり仕事のできる市議が増えることを強く望みます。市民は決してバカではないと、自分たちも体を張って示していかねばと強く思います。

  • id:gogo-eguchi

    「あ」さん、医師2名は私がご相談申し上げた方であり、間違いなく現役の医師です。他にも医師の方から次亜塩素酸水について否定的なご意見は頂いています。

    次に、「次亜塩素酸水の拭きあげまで意味がない」というのは、医師Aの「空間噴霧についてはあらゆる面において有効ではありません。勿論、拭き上げの代わりにもなりません。」という部分にを指しておられるのだと思います。
    医師Aが言われているのは、「次亜塩素酸水を使ってのドアノブなどを拭いても意味がない」ということではなく、「噴霧したから拭き上げしなくて良いよってことはないよ。」ということであると私は考えています。
    もし違っていたらごめんなさい。ご指摘下さい。

    そして、使っている施設が多くあるのは存じていますが、私が、今、言っているのは、安全性・有効性が公的機関できちんと確認されるまでは使うべきではないと言うことです。

    大学教員の方は、感想として「ソリューションウォーターの危険性は高くないでしょう。ただ、COVID-19ウイルス抑制にも効かないでしょう。
    つまり、ソリューションウォーターの導入は毒にも薬にもなりません。これは貴重な資金を垂れ流しただけの意味のない対策だと考えています。」
    と述べられています。

    皆様からお預かりした公金を使って、安全性・有効性が確認されていないものを、未成熟な子どものいる環境に、使うわけには行きません。

    さらに言うと、新型コロナウイルス感染症野リスクが高いのは、高齢者です。
    子どもがかかるリスクは一般成人よりも低いと言われています。
    リスクマネジメントとしても間違っていると思います。

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学校や保育園での次亜塩素酸水の噴霧は、安全性と有効性が確認されるまで、再開すべきでない。

6月2日

そう、この問題に取り組むこととなったのは、6月2日(火)のこと。
ある方からのSOSがきっかけだった。
「コロナ対策でソリューション・ウォーターってのが設置されるのがバタバタ決まったみたいなんです。消毒液を噴霧するって言うんですが、説明会での説明もなんか自信なさげだったみたいだし、安全なのかという質問もあったりと、大丈夫なのか不安。正直困惑しています!」

 

これを受けて調べると、ソリューション・ウォーターってどうやら「次亜塩素酸水」。

 

あれ? 次亜塩素酸水を造る機械を購入する予算は、議会の承認をすっとばして、市長が専決処分で決めたのは聞いてたけど、噴霧する機械の予算なんて聞いてないぞ?と疑問が。

下の写真は、4月28日の専決処分された補正予算の資料の一部。このように、消毒液生成装置購入費はあるが、噴霧器?霧化器らしきものは予算書には見当たらない。

f:id:gogo-eguchi:20200618004954j:plain

 

ん???

そして、更にびっくりしたのが、こんな記事が。
■次亜塩素酸水 噴霧使用は控えて|NHK 首都圏のニュース(今は下の記事に差し替えされています)

 →

www3.nhk.or.jp


■
消毒液噴霧で「空間除菌」は根拠なし 国「推奨しない」:朝日新聞デジタル

 →

www.asahi.com

 

え〜っ、ホント大丈夫???と頭の中に?マークがひらひらと。

 

そして、ニュースにある経済産業省がまとめた資料等を見ると、新型コロナウイルス感染症関連の報道でおなじみ、世界保健機関(WHO)や米国疾病予防管理センター(CDC)の他にも、中国国家衛生健康委員会の見解が書かれており、どれも、空間噴霧について否定的。

その資料がコチラ。アップデートされているが、WHOなどの指摘についてはそのまま書かれている。良ければ確認して欲しい。

 経済産業省発表ファクトシート 

f:id:gogo-eguchi:20200618113601j:plain

そして、次亜塩素酸水そのものが新型コロナウイルス感染症の消毒に有効かどうか、今は調べてる途中とのこと。

 

で、更に調べると、次のようなことも分かった。

 

文科省が次亜塩素酸水の噴霧を推奨しているか】
していない。
学校再開ガイドラインには以下のような記述があるだけ。噴霧等の特段の記述はない。
「また,学校医及び学校薬剤師などと連携した保健管理体制を整え,教室やトイレなど児童生徒等が利用する場所のうち,特に多くの児童生徒等が手を触れる箇所(ドアノブ,手すり,スイッチなど)は,適宜,消毒液(消毒用エタノール次亜塩素酸ナトリウム等)を使用して清掃を行うなどして環境衛生を良好に保つ。 」

 学校再開ガイドライン → https://www.mext.go.jp/content/000048155.pdf

 

厚労省が次亜塩素酸水の噴霧を推奨しているか】
していない。
社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について(令和2年3月6日 厚労省事務連絡 )抜粋 
「なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。トイレのドアノブや取手等は、消毒用エタノールで清拭する。」
 → https://www.mhlw.go.jp/content/000605425.pdf

社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について(令和2年3月6日付事務連絡)」に関するQ&Aについて(令和2年3月16日付事務連絡)抜粋
問1 消毒に関し「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。」とあるが、本事務連絡上は、消毒薬として示されている次亜塩素酸ナトリウム液に係る 注意事項であると考えてよいか。
(答)
貴見のとおり。 なお、本事務連絡は、新型コロナウイルス感染症への対応に係る留意点として、社会福祉施設等で実施する消毒方法等をまとめたものであり、次亜塩素酸水を用いた市販の製品等の安全性等に言及するものではない。 また、消毒については、本事務連絡では清拭することとしていることに留意すること。
 → https://www.mhlw.go.jp/content/000608916.pdf

 

だったら、その安全性・有効性が確認されるまで使うのやめないとじゃね??

 

というわけで、6月2日から、かなりの時間をこの問題に費やしてきた。

 

翌日の6月3日には、次亜塩素酸水を造る機械を購入する環境整備課から話をお聞きし、その後に、噴霧器を使う予定の学校教育課、子育て支援課と続けて相談。

 


学校教育課も子育て支援課も安全性については心配している様子で、「人がいる中での噴霧は一旦中止して、放課後や業務終了後に噴霧する方向です」とのこと。

 

いやいや、ちょっと違うでしょと思いながら、「消毒のために拭くのに使うのは問題ないと思う。しかし、噴霧は別、NITE(経産省所管の団体)からあのようなペーパーが出てて、文科省厚労省も次亜塩素酸水の噴霧を推奨していない状況を考えると、安全が確認されるまでは放課後や終業後であっても使用を控えるべき」と伝えて、この日の行政との協議は終了。

 

並行して、アラートとしてSNSに投稿。


SNSを見た教師や保護者より、心配する電話なども入る。



6月4日
この日は6月議会の初日。開会前の時間に、環境整備課から「次亜塩素酸ナトリウムPH調整水の空間噴霧等に係る有効性・安全性について」とのメールが来るも、メーカーの資料があるだけで公的機関での確認については示されなかった。

 

このままではまずいと、本会議終了後に、保健部門を担当する市民協働部の部長兼コロナ対策室長へ、「安全が確認されるまで噴霧は中止していただきたい」、「行政アドバイザーに相談したのか確認してください。で、されていなかったらやっていただけませんか。」と申し入れ。

 

また、既知の医師などに相談するとともに、コロナ対策室長には、医師等へ相談した内容を提供し、行政アドバイザーに確認して頂く材料に使って頂いても結構ですと伝える。

 

さらに、 実際のソリューションウォーターの成分はどうなの?危ないモノが入っていないのか心配という話があり、成分分析ができないか、保健所に相談。しかし、保健所では持ち込み検査は行っていないとのことで、水質検査機関などを紹介して頂く。


この日の時点で、既知の医師数名などからいずれも否定的なコメントを頂く。

 

6月5日

 昨日、紹介頂いた水質検査機関など10数社に成分分析できないか問い合わせ。しかし、これこれの規格を満たしているかといった試験はできるが、その他に何が入っているかという調査はいずれもやっていないと。残念。。。

 

 そんなこんなしている中、噴霧が中止になったという情報が!

 

 さっそく、教委等に確認すると「6月4日付けでの文科省の通知があり、中止にする。既に各学校へは電話連絡をしており、今、通知文書を作成中」とのこと!

とりあえず、良かったと相談してこられた方や相談させて頂いた方々へ連絡し、これで一件落着。となるはずだった!!

 

しかし・・・続く・・・となった!!!

この続きはまた後日。



で、この問題に関する6月16日の市議会での一般質問の様子はコチラから。


私の一般質問全体の様子は、コチラから 

youtu.be



 

6月議会明日からスタート。

明日、6月12日より25日までの日程で令和2年飯塚市議会第3回定例会が開かれます。
議案は、補正予算議案2本、条例議案8本、人 事議案1本、専決処分の承認議案1本、その他の議案4本、あわせて議案は16本。それに財団法人等の報告が12本となっています。

明日の本会議初日は、開会ののち、会期の決定、市長の行政報告、議案の提案理由説明となります。
週明け16日の火曜日から19日の金曜日までは一般質問が行われ、14人の議員が登壇します。

その順番と質疑項目は次の通りとなっています。

6月16日(火)
1 佐藤清和
 1 小中学校におけるコロナウイルス感染症対策について
 2 子育て支援センターについて

2 江口徹
 1 コロナ時代の行政運営について

3 道祖満
 1 用途廃止になった公共施設跡地・跡施設の利用について

4 奥山亮一
 1 新型コロナウイルス感染症に係る避難対策について

6月17日(水)
5 守光博正
 1 観光対策及びイベント等について

6 吉松信之
 1 過疎地域自立促進計画について
 2 災害避難所における新型コロナウイルス対策について

7 田中武春
 1 新型コロナウイルス感染症について
 2 高齢者福祉事業について

8 平山悟
 1 新型コロナウイルス感染症に関する対策について
 2 頴田地区の公共施設について
 3 頴田地区の市外局番について
 4 頴田地区の浸水対策について

6月18日(木)
9 永末雄大
 1 新型コロナウイルス感染症への対策について

10 光根正宣
 1 市営住宅について

11 田中裕二
 1 子宮頸がんワクチンについて
 2 経済対策と今後の財政運営について

12 福永隆一
 1 市場跡地の活用について
 2 経済対策と今後の財政運営について

6月19日(金)
13 金子加代
 1 白旗山メガソーラー乱開発について
 2 コロナ禍における女性と子どもを支える事業について

14 川上直喜
 1 新型コロナ対策について
 2 災害対策について
 3 商工業者支援について

私の出番は、16日火曜日の2番目、11時前後からとなる見込みです。
「コロナ時代の行政運営について」と題して、教育から避難所運営まで様々な点をお聞きしたいと思います。
ネット中継・リアル傍聴よろしくお願いします。
と言っても、市議会としては、傍聴は自粛をお願いしています。
本来でしたら、議場でおいで下さい!と高らかに呼びかけるところですが、
そこは、それぞれでご検討下さいm(_ _)m

なお、私を含め、各議員の質疑の詳細については、こちらをご覧下さい。
 質問事項一覧表 https://www.city.iizuka.lg.jp/giji/shise/gikai/documents/r2-3situmonitiran.pdf

市議会臨時会、もう一つの討論。コロナ対策と議会。

木曜日閉会した、令和2年第2回飯塚市議会臨時会。体育館の議案での討論だけでなく、もう一つ、討論をしました。それは、コロナ関連の補正予算について。
今日は、その討論原稿を紹介します。

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私は、議案第54号 令和2年度 飯塚市一般会計補正予算(第3号)、61号専決処分の承認(令和2年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号))、62号専決処分の承認(令和2年度 飯塚市一般会計補正予算(第2号))について、賛成の立場ではありますが、3点のみ意見を述べさせて頂きます。

 

まず、1点目は、補正予算の専決処分についてです。
市長が議会に提案し、議会の議決を持って決めるべき事を市長限りで決めてしまう専決処分について定めた地方自治法179条は、平成18年に改正されています。
その改正内容は、「議会を招集する暇がないと認めるとき」を「議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき」に改め、緊急性の要件を明確にしたものです。

 

議会は、様々な市民の意見を行政の執行に反映させる大切な場です。だからこそ、GWの前後を中心に、コロナ関連の独自支援の議案を審議した臨時議会は多く開かれておりますし、県議会もGWの中に開かれています。私たち飯塚市議会もGWの最中に開かれても喜んで対応させて頂いたと確信しています。
この専決処分については慎重にして頂きたいと申し述べておきます。

 

 

次に、雇用確保の点であります。
4月28日に発表された市の支援策の中に、再就職応援事業として、今回の新型コロナウイルス感染症の影響により働き場所を失った方を10名雇用するという事業がありました。これは、専決処分された議案61号の補正予算の中に含まれています。

 

これ4月24日の全員協議会でお聞きしたときに、申し訳ないですが、え~っと思ってしまったんです。さすがに少ない。少なすぎると思っています。

 

今回、提案されている補正予算第3号、議案54号の中に、同じように、コロナの影響により働き場所を失った市民や学生を雇用する緊急雇用創出事業があり、19人を予定しているということ、そして、月曜日の質疑の中で、これからも増やしていきたいと言われましたので少しは安心したのですが、もっと考え方を変えて雇用確保に取り組む必要があると考えています。
コロナで生活が厳しくなった方々は20人、30人ではありません。市の支援として発表するためにも、100人200人という規模での雇用を確保すべきと考えています。

 

幸い、県の交付金も使えます。県は、予算規模30億円程度で雇用数7,000人予定とのこと、そのうち、市町村事業が20億円なので約4,600人が市町村分だろうというのは月曜の本会議での経済部の答弁です。単純に4600人を人口割りすると100人強となります。
また、使わない市町村があるかもしれません。そうしたらその分も飯塚市で使わせて頂いてはどうですか。

 

必要としている職場も結構あると思います。例えば、児童クラブや、小中学校、保育所等に、アルバイトがなくなった学生さんを市からの派遣として働いて頂いてはいかがでしょうか。

児童クラブも保育園も通常は人手不足で悩んでおられます。
児童クラブでしたら、子ども達の学習支援もできるでしょうし、遊び相手としてもぴったりだと思います。
学校のICTの支援は、市内29校にICT研究指導員が3名だけと月曜の本会議での答弁でありました。国のGIGAスクールサポーター配置支援は4校に2人となっており、ここにも学生の活躍する場がありそうです。
困っている方々に何か、それぞれが得意なことで働いて頂こうと考えたら、もっと仕事は出てきます。

 

是非、そうやって欲しい。また、その時に、兼業をOKにして頂きたいのです。

 

例えば、スナックやライブハウス、トレーニングジムを経営している方、働いている方がおられます。そういった方々が本業がしっかり回復するまでに市役所で副業をしながら生活する。兼業がOKでしたら、そうやって生活を維持できるかもしれません。
ちなみに人口がそんなに変わらない別府市は、兼業OKで、500人の雇用確保を打ち出しています。
ぜひ、生活や事業が厳しくなった方々が、なんとか耐えられるように、強力に支えて頂きたいと思います。

 

 

3点目は、61号、補正予算1号に含まれている事業継続応援給付事業と、事業継続応援貸付事業についてです。市の事業者への応援はこの2本が主なものとなっています。

 

しかし、市独自の融資制度である事業継続応援貸付事業については、借りれるお金が法人300万円個人事業主150万円までと、国県の制度を利用する場合より低いために、あまり利用されないのではないかと心配しています。

 

他方で、事業継続応援給付事業は、国県の融資制度を利用する方に30万円の応援金をお渡しするものですが、残念ながら、今月末までに融資の申し込みをされた方に限定されています。事業者の中には、今月中の融資申し込みが厳しい方もおられるとお聞きしています。

 

事業継続応援貸付事業から、事業継続応援給付事業の方へ、予算を流用してでも、30万円の応援金の締切を延ばして頂ければと思います。

 

以上、3件、耳の痛い意見も述べさせて頂きましたが、最後に、今までの自然災害とは全く違う、何もかもが経験してなかったことばかりの中で、市民生活を懸命に支えて頂いている事に対し、市長をはじめとする行政の皆様に感謝申し上げ、私の討論とさせて頂きます。

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今回は、討論の冒頭で話しているように、「賛成なんだけど、ここ注意してくださいね。」という感じの討論です。

反対の時に、なぜ反対なのかしっかり考えていただくための討論が木曜日のブログで書いた討論ですが、そういう時だけではなく、討論を行う一例ですね。

 

 

飯塚市新体育館建設議案3本、賛成12人、反対5人で可決。コロナ中でも体育館は進める。

今週月曜日の25日から今日までの日程で開催された令和2年第2回飯塚市議会臨時会は、全ての議案の採決を終了し、さきほど11時50分前後に閉会しました。

 

最近、ずっとこだわっていた新体育館の建設工事の契約議案3本は、賛成多数で可決となりました。う〜ん。。。

 

以下は、そのあたりの議案の委員長報告と、その後の討論の様子です。今回の議案について、討論をしたのは、次の4名です。まず最初に川上議員が反対の討論(討論には他の議案も含んでいます)、次に金子議員、私、小幡議員がそれぞれ反対の討論を、その後に、永末議員が賛成の討論をしています。ぜひ、お時間のあるときにご覧下さい。

 

また、動画の下に、その際に討論を行いましたので、以下にその原稿を貼り付けておきます。

ちょっと違う言い回しをした部分もありますが、おおよそ以下の通りです。

動画を見る時間がない方は、コチラをお読み頂ければ幸いです。

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私は、議案56号 契約の締結(飯塚市新体育館等建設工事)から議案第58号 契約の締結(飯塚市新体育館等建設(給排水衛生設備)までの3本の議案に対し、反対の立場から討論致します。

大きな理由はコロナ一点であります。

 
今は、コロナとの戦いの中であります。ここ数週間、福岡県内も落ち着いた状況にあり、第1波は押さえつけたように思いましたが、飯塚市内でも、新型コロナウイルス感染症の患者さんがお一人亡くなりましたし、ここ数日は北九州での新規感染者の発生が続き、第2波ではないかとの報道もなされるようになりました。
 
このように、コロナとの戦いは、まだまだ続くものだと考えなくてはなりません。
 
その上、経済面・生活面でのコロナの影響はすさまじいの一言につきます。
学校は、3月から5月まで約3ヶ月間休みになり、4月は緊急事態宣言が出され、会社の形でさえ、大きく変わりつつあります。
 
このコロナの影響で税収も下がるでしょうし、生活保護も増えるでしょう。いつコロナが終息するかも分からないので、コロナ対策に必要なお金も増えてくるでしょう。また、コロナのまっただ中に水害や大地震などの災害が来るかもしれません。

つまり、いつお金が必要になるか分からないのが全ての方の現状認識ではないでしょうか。
そうであれば、手元にできるだけ多くのお金を持っておくべきだと考えます。
 
そのために、「体育館や市場の建設も含めて、不要不急の事業は一旦中止として下さい」との申し入れを同僚議員とさせて頂いていました。
 
行政側は、予定していた事業であるし、補助金も確保している。今、やらなければ市の負担が増える懸念があるとして、このまま進めさせて頂きたいと言われています。
 
 
しかし、数字は正直です。
市の貯金とも言われる財政調整基金は、今年度はじめに73億円ありますが、3度の補正予算の結果、今年度末の残高は30億円を切る見込みです。
これを指摘したら、財政調整基金だけではなく、減債基金も一緒に財源調整に使うし、双方あわせて64億あれば良いと言いますが、減債基金は、その名の通り、市債=市の借金返済のために貯めているものです。
 
直近の財政見通しでも、2021年度から2028年度までの8年間で82億5千万円もの赤字が見込まれています。
市の貯金である財政調整基金だけで対応するとなると2023年でもうマイナス。貯金は全部使ってしまいます。
それ以降は、地方債の返還に使うはずの減債基金を50億も使わなくてはなりません。
 
さらに、月曜日の本会議での答弁では、コロナの影響で来年度以降、10%税収減を5年間見込んでいると市は答弁しています。
しかし、その財政見通しについては、委員会では私の資料要求に対し、内部資料であり、提出できないとしています。
同じ、情報のもとに議論もできません。
 
もっと付け加えると、この財政見通しに載っていない大型公共事業も見え隠れしています。
心配でなりません。
 
また、コロナだからと言って、台風や水害、大地震などは遠慮してくれません。
平成30年度の水害の時は、財政調整基金から9億円を取り崩しています。
 
平成15年のような更に大規模な水害が起きたら・・・もっと大きな金額が必要となります。
 
また、コロナ前提での避難所の見直しのために、テントなどを購入するにもお金が必要になります。
 
もしコロナの第2波が来たら、どうなるでしょう。
今回、教育関係の予算、1人1台の端末は整備されるように予算を計上されておられますが、片一方で、もし第2波が来たと。もう一度学校を、残念ながら休業せざるを得ないとなったとき、もしそのときに1人1台の端末が入荷をしてても、それでも通信の部分がないと実際にはオンライン授業は使えません。そうするとそこの部分のやっぱりお金がかかります。
GIGAスクールサポーターやICT支援員などにも、お金はかかります。
食事が取れない、食費にさえ、困る方々が出て来るかもしれません。
今厳しい思いをしておられる方々、市民生活をしてもそうですし、事業者としての未来も閉ざされようとしておられる方がおられるときに、そこに対する支援を届いてない方々に対する支援を、まずすべきだと考えます。
 
今はコロナ有事です。そうであれば、それなりの対応をする、そちらのほうにしっかり全力を注ぐことが大切です。
委員会のと気もお話しましたが、ここにおられる議員の皆さんは、それぞれの市民の方々からいろんなご相談があっていることだと思います。その中でもやっぱり厳しい状況は理解されていることだと思います。
 
先日、東京都内のとんかつ屋のニュースが流れていました。
覚えておられるでしょう。
東京都練馬区とんかつ店で四月三十日夜、火災があり、東京五輪聖火ランナーに選ばれていた店主の男性(54)が全身やけどで死亡した。警視庁によると、現場の状況から体に油をかぶったとみられる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、店は四月中旬から営業を縮小していた。男性は「店を閉じる。もう駄目かもしれない」と、将来を悲観する言葉を周囲に漏らしていたという。
 
 
飯塚でも不幸にしてそんな方が出られるかもしれません。実際、私に相談されてきた方は、もうやってはいけないとして、このままの状態が続いて、それこそ本当にというときになったら、市役所の前で腹を切るよと言われました。
 
 
新しい体育館を使いたい、それは皆さん方も思っておられると思うんですが、それは平時での考えではないでしょうか。
有事の今、体育館よりもコロナ対策をしっかりやって欲しい。それに万が一のことがあっては困る。
体育館は今ではない、そう思っておられる市民の方々が多いのも現実であります。
 
市が、このまま体育館建設を進めると言う判断の大きな要因は、今やらないと、せっかく確保した補助金や有利な起債が使えないかもしれないという事です。
これに対し、非常時であり、延ばせないのかという質問に対して、市は、「県や市長会を通して、問い合わせ、要望をしたが、良い返事がもらえなかった」とのことでした。しかし、地元の国会議員や県会議員を通しての要望活動についてはなされていないようです。
 
日本全国、この厳しい状況の中で、財源を生み出すために、様々な工夫をされています。
補正予算の討論の際に取り上げた別府市は、予定していた巨⼤露天ぶろ「別府版ブルーラグーン」計画や図書館整備などを⼀旦、ストップするとのことです。
また、県内でも大型の独自支援をいち早く発表した福岡市も、新年度事業でも、事業を⾒直し財源をコロナ対策に振り分けるなど⼯夫できることは沢⼭あるので全部やるとのことです。
 
この飯塚に、今の日本を代表する政治家がおられます。副総理兼財務担当大臣、この有事の際の補助金や起債のルールを変えるのに尽力して頂けるのに最適な方がおられるのです。
このようなときにこそ、地元自治体として、しっかり要望活動をすべきです。
それが実を結んだら、安心して体育館建設を延期できるだけでなく、同じような悩みを抱える日本全国の自治体にとっても、大きな成果となります。
 
東日本大震災など大きな災害の時は、ルールが変わります。合併特例債についても、期限が延長になったりしています。
今回も、その時同様、自治体が動きやすいように、補助金や起債のルールを変えて頂きたいと、飯塚市だけでなく、市長会の皆様と共に要望すれば、道は開けると私は信じています。
国が気づいてないことを、しっかり現場の自治体が声を上げる、それが国を動かす力になるのではないでしょうか。
 
 
今は有事です。⾔わば、コロナとの戦争状態。
戦争の時であれば、それなりのお⾦の使い⽅、戦い⽅があります。
新型コロナとの戦争をまず⽣き抜くこと。これが⼀番⼤事。それまで全⼒で戦う。
国にも必要なことをしっかり申し述べ、市⺠の⽣命と財産を守る。それが飯塚市の最⼤のミッションです。
 
二兎を追う者は一兎をも得ずと言います。
まずは、コロナとの戦いに全力を尽くすべきです。
 
そして、コロナが収束し、改めて、大きく変わった環境の中で、どうすべきか、知恵を結集すべきではないでしょうか。

最悪に備えるのが行政・そして議会の仕事です。
その事を申し述べ、私の反対討論といたします。

 

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以上です。

今回も討論原稿作成のため完徹です。あ〜、疲れた。。。

 

今回、体育館建設だけでなく、もう1本コロナ対策の補正予算に関して討論をしています。

その件はまた別の機会に。

 

飯塚市議会令和2年第2回臨時会開会。

今日は臨時議会の開会日。

提案された議案に関しての提案理由の説明の後、委員会付託前の質疑が行われました。

そして、明日は、私の所属する協働環境委員会。

10時開会の委員会では、昨日紹介した体育館の工事契約議案3本が審議されます。

総額35億円の契約議案を認めるかどうかが問われています。

でも、今はコロナ有事。

これから先も第2波、第3波がくるかも知れません。

まずは、そのコロナ有事を乗り越えることを最優先に。

体育館建設もステイホーム。

コロナ有事が終わるまでは、一旦凍結して、備えましょう。

明日は、そのような趣旨で質疑を重ねたいと思います。

ぜひ、ネット中継でご覧下さい。

今日は、その準備でまた寝られないかも。。。

ガンバリマス。