王太女の婚約者1
ヒーロー未満トリオたちの密談。
悪だくみする魔王ジュニアとエリート従僕、一応は気にをしながらも止めない苦労人伯爵。
もともと、ラティッチェ公爵家からサンディス王家への移籍の話は再三あった。グレイルの死をきっかけに、さらに激しさを増した。そしてついに、打診という名の命令は来た。
慶事は来年までに持ち越さなければならないので、内密に籍だけ動かすことは了承していた。
ここで抵抗しても、ラティッチェに反意ありとみなされてしまう。現状、立場がまだ収まりの悪い状態のキシュタリアとラティーヌは、受け入れるしかないのだ。
一人でも、王家の瞳の王子か王女がいれば抵抗できた。
そして、改めてきた書状を見て鼻で笑う。
「アルベルティーナ・フォン・ラティッチェ・サンディス……ねぇ。
二兎を追うものはって知らないんだろうね、これを決めた奴らは。
わかりやすすぎだろう、強欲過ぎだとは思わない?」
「しゃぶれるものは徹底的にしゃぶりつくしたいのでしょう」
「まあ、予想はしていたよね」
「往生際が悪いですよね」
「はあ、問題はアルベルにどう説明しようかな。絶対、気に病むよな。ヤダヤダ、泣き顔だけは絶対見たくない」
ラティッチェとサンディス。二つ並んでいるのは、アルベルティーナにはその家の人間であると示している。
アルベルティーナは王族でありながらラティッチェの継嗣としての立場を残している――つまり、アルベルティーナを使ってラティッチェに介入しようとしている。
今まで散々といっていい程力を振るってきたラティッチェを、少しでも引き摺り落としたいというのだろう。
「余裕ですね」
「そりゃそうだよ。解っていたことだ。僕からラティッチェを奪うより、アルベルティーナの夫としてラティッチェに介入する方が楽に決まっている。
もともと、アルベルに子を複数産ませる気満々なんだろう。目が何色していようが、アルベルの子である以上は限りなく真っ当な血筋のラティッチェの子だ。
相手が屑だろうが、アルベルの人気を考えればラティッチェ公爵家の使用人たちはその子供を無下には出来はしない。分家が外野で喚くより、覿面に効果がある」
「そんなこといって、渡す気ないのでしょう?」
まあね、と肩をすくめるキシュタリアの顔に暗い影はない。
キシュタリアが公爵地位を望んでいる本当の理由を知るものは少ない。
美貌の貴公子であり稀代の魔法使いを嘱望されたキシュタリア・フォン・ラティッチェ。麗しい彼が絶対的な姉至上主義者だということは、あまり知られていない。
だが、彼に近しい人ほど嫌だというほど知っている。
ジブリールも同類なので、しょっちゅう取り合いをしている。
「アルベルが嫌がることはしない。でも、正直アルベルの子なら、ラティッチェを継がせるのを許せる。クソ分家に使われるより、ずっと腹が立たない」
「はあ、呆れるくらいベタ惚れですね」
「今更。何なら、養子として別に引き取っていいしアルベルの子供なら絶対可愛い。
僕だって養子だった。余所者の僕と母様を、アルベルは大切にしてくれた。僕に至っては溺愛されている。
まあ、一番公爵家を荒立てないには、アルベルと僕の子供であればベストだけど」
「それ、元老会が一番忌避している奴ですよ。全力阻止したがっていますし」
「僕とアルベルが結婚してしまえば、ましてや子供が王になったら誰も意見できなくなるからね。
王家はサンディスではなくラティッチェになる。
ぎりぎり、フォルトゥナが口を挟めるかなってところでだよね」
「でしょうね。元老会は王配や王位継承権にまつわることに口出しし続けて、あの権力を作り上げた老害ですし。
分家の由緒ある甘ったれたお坊ちゃま育ちたちとは違い、キシュタリア様は操縦しにくいでしょうしね。
それどころか、元老会自体を大きく衰退させられる可能性があります……グレイル様にもだいぶ煮え湯を飲まされていたようですし」
「ならちゃんと王家の後継ぎ管理しとけよ、ボケ老人どもが。なんでアルベルが糞爺の尻拭いに身を削るような真似しなきゃならないんだ」
「ラウゼス陛下の前に乱交三昧の馬鹿王や殿下もいましたから、まあ絶えはしないなどと管理を怠ったツケですね」
それがまわりにまわって、よりによってアルベルティーナに一点集中した。
最愛の父親と義弟や義母の為ならと若い身空で修道院へ行くことすら辞さないほど家族思いの彼女にとって、これは地獄であろう。
キシュタリアにしてみれば障害がグレイルから王家や元老会に変わろうが、さして気にしない。今まで通りアルベルティーナを支えながらも口説き続ける所存である。
「で、アルベルの結婚に口出ししようと俄然張り切っているってとこか」
「でしょうね。既に四大公爵家のアルマンダインとフリングスは婚約者候補の内定をしているそうです。
あとは王家の分家筋から選出すると思われます。この辺は露骨に元老会の息がかかっていますよ。現時点、およそ二十名まで絞られているとのことです」
そういって差し出された一枚の紙。
一覧にして出された人物たちは、名前、年齢、爵位と備考としてどこの派閥かがある。
ジュリアスの手から受け取ると、キシュタリアは視線を通す。そして、鼻で笑った。
「へえ、僕のところには一切きてないなぁ。打診」
「アルベル様自体がラティッチェですから」
「笑えるくらい露骨だよね――だけど分家にはいっているみたいなんだよねぇ、笑える」
魔王ジュニアと既に噂が立っているキシュタリアより、担ぎやすい盆暗をラティッチェの椅子に割り込ませることによって操縦したいのだろう。
分家も、本家に成り代われるならと息巻いている。そこに伴う重責など考えておらず、求められる能力も足りていないと分かっていないおめでたい連中。
マクシミリアン侯爵家を筆頭に、いまだにキシュタリアの傘下に加わろうとしないのはそれが理由だろう。
一見従順ぶっていても、裏で何を考えているか分からないのもいる。
「………何故、私の執務室でその話をする」
頭上で軽口のように語られるぶち込み気味の会話に、とうとう口を挟むミカエリス。
そもそも、ここは王都に構えたドミトリアス伯爵家の別邸である。
「情報を分かち合おうかと。この不愉快さを」
「キシュタリア様の公爵継承の書類、未だに貴族院が承認しないんですよ。
不備はないし、継承に問題ないはず。何故でしょうね。まるで、誰かが強引に押しとどめているようなんです。ねぇ?」
「誰がやってるか知ってるから、仲が悪いところにチクったけどね。さてと、あちらがどれだけ暴れてくれるか見ものだね」
性格が悪い。
アルベルティーナには、このキシュタリアを見せられない。
可愛くて優しい大切な弟と常日頃から溺愛し、信じているのにこのスレきった会話など聞かせられない。
キシュタリアはとても優しいのよ、と自慢げなアルベルティーナの無垢な笑顔がよみがえる。いろんなところが痛い。
だが、現実目の前にいるキシュタリアは、自分よりいくつも上の大人たちを手の平で操っている。悪びれなく、罪悪感も欠片もない。むしろ楽しそうだ。
しかも、火種だけばら蒔いて高みの見物するつもりだ。手を汚さずしてという奴である。
グレイルも相当にアルベルティーナを溺愛していたが、キシュタリアも相当拗らせている。
ちなみに毒舌をぶちこむ従僕であり子爵のジュリアスは始終とてもいい笑顔である。
こっちもこっちで色々と手を回していそうだ。
「……旗色は良くないとは思うが? どうしようもないとはいえ、アルベルティーナを押さえられたのは痛い。
本人の意向はともかく、彼女を取り巻く派閥はお前を排斥したがっている奴も少なくない」
「ただでやられてやるつもりはない。今後、功績作りには事欠かなそうだからね」
「まあな」
紙にペンを滑らせているミカエリスは、唸るように同意した。
キシュタリアに足りないのは実績だ。未だ子息である彼は、ラティッチェ内ならともかくサンディス王国という単位ではまだ貢献度は少ない。
真紅の万年筆は、数日前にローズ商会から贈られてきたものだ。ジブリールは濃いピンクであった。
揃いのデザインでドミトリアス家の家紋である交差した剣が刻まれている。
光沢があり、どことなく鋭さの感じられるデザインは剣をイメージしているのだろう。赤といっても濃淡がありミカエリスは炎のようであり、ジブリールは薔薇を連想させる美しいグラデーションだった。ペン先は白銀に輝き、よく磨き上げられていた。それがまた、よくできておりシャープなラインはミニチュアの剣のようである。
「どうするつもりだ?」
「どうもこうも、後は実力で黙らせるよ」
「――戦場で?」
「勿論……そっちにも来ているだろう?」
頷くミカエリス。国境沿いの砦や、噂からゴユラン国の動きがますますきな臭い。
まるで、開戦の準備をしているように色々と買い集めているそうだ。
情勢に敏感な商人たちは、慌ただしくその国から脱出していると聞く。おそらく、狙っているのはこの国だ。
サンディス王国最強の剣である、グレイル・フォン・ラティッチェの死。
それが、戦争という形になろうとしている。
まだ小競り合い程度だが、着実に緊迫したものへと変わりつつある。
「豊富な水と肥沃な土地。サンディスは、砂漠地帯の多いゴユランからしてみれば喉から手が出るほど欲しい物だろうね」
「奴隷産業国としても、大量の高品質商品が多くありますからね。
サンディスは奴隷を禁じておりますので、奴隷が容認されている国から逃げ出した者たちが多く亡命してきています。
食料・産業・人材という国の基本的なモノすら事欠いているゴユランは、すぐにでも新しいものを奪い取らないと国の存続すら暗いでしょう。
あのような薬が流行ってしまった時点で、もうどうしようもないとは思いますが」
「はあ、呆れる……良くそれで、サンディスに戦争を仕掛ける気になったな」
「王家の魔法が攻撃魔法でないだけやりやすいのでしょう。
ちょうどお誂え向きに、最も大きな障害だった元帥閣下が亡くなったところですしね」
グレイルは幾度となくあった小競り合いを、その圧倒的な頭脳と魔力でねじ伏せてきた。
一騎当千以上の価値がある国防の担い手だ。
存在だけでも十分なほど、周囲を威圧していたのだ。
「この国はどうも甘ったるい貴族が多いからね。
父様たちが先に叩き潰して、若者は実戦を知らない。徴兵されたことのない連中ばかりだ。かといって、積極的に討伐遠征に加わるわけではない。
ミカエリスや僕みたいに、家が騎士であり軍と関わり合いの深いところなら心得や覚悟はある。
というより、僕らみたいにダンジョンに置き去りにされたり、スタンピードの収まりきらない場所に投げ捨てられたりするなんてそうそう体験してないだろう」
思い出して、三人は遠い目になる。
それは、幼い頃からのグレイルのしごきが原因としてある。
アルベルティーナがいない状況で、珍しくグレイルから近付いてきたときは危険だ。
気まぐれに試験が行われる。もはやあれは死験だ。中には魔封じを付けられ、現地で武器を調達して来いと叩き出されたこともある。
三人の身分を超えた友情は、幾度となく修羅場と死線を潜り抜けたグレイル被害者の会でもあるからだ。
何かあったらどうすると言いたいが、何かあったらその程度なのだろう。グレイルの中では。
ちなみに、その間にグレイルは愛娘を堪能している。
血反吐を吐く思いで泥水を啜り、傷だらけで這いずり回っているキシュタリアたちを知っていて自分だけが楽しんでいるのだ。
むしろ嫌がらせと訓練を兼ねながらも可愛い娘に近づく羽虫を追い払えて一石二鳥も三鳥もできると思っていそうだった。
なにせ、どうにか戻ってきたら大抵つまらなそうな顔をしていたのだから。
「第五師団もそうだけど、国中枢軍ですらお飾り以下枠ができているくらいだ。
フォルトゥナ公爵がかなり厳しく律しても、名を変え姿を変えてのらりくらりと居座り続けている。処罰しようにも、そういうのに限ってやたら大層なご身分の連中ばかり。
父様がいない今、国軍の指揮や戦力の低下は否めない。
その状況で、僕を手放せる? 僕は自分が人間兵器並みの能力を持っているって解っている。王宮魔術師にだって負けはしない。
アイツらだって、僕の実力は謁見の間で見ているはずだ。それを放っておいて、自分が前線に出なくてはいけないリスクを取りたがると思えない。
無理だね。僕に軍を牽かせるためにも、ある程度の肩書をもった大きな力を持たさざるを得ない」
そうでなければ、貴族として己や自分の子供たちを差し出さなければいけない。
王都で有閑貴族をしている連中が、血と土埃が飛び散る場所で功績を上げるなんてできやしないし、できるだけ理由を付けて逃げたがるだろう。
笑いながら饒舌に語るキシュタリア。
嫣然と咲き誇る笑みは蠱惑的でありながら妖しい。歌い上げるように朗々と響く声は甘さと冷酷さを併せ持ち、それだけで酩酊してしまいそうだ。
慣れない人間が見れば、まるで魅了されたようにキシュタリアに跪いてしまいそうな存在感と凄絶な雰囲気に吞まれるだろう。
「あいつらは無能な以上、僕に諂うしかないんだよ。
戦場では貴賤なく死は平等だ。力ない者から死んでいく。指揮官でも何でも、最後には強いのが勝つんだ」
個人戦ならともかく、集団戦であればキシュタリアのほうが強い。
彼の本領は、広範囲そして高威力の大魔法だ。まさに、戦場向きの能力である。しかも、四属性使えるというのは敵からすれば非常に厄介だ。
大規模な戦闘やスタンピードの対応の時、キシュタリアは「新しい魔法の試し打ちしていい?」といってバカスカ放ったのを何度も見ている。魔王の教育はこんなところまで行き届いている。
地形が変わったのを何度も見たが、キシュタリアは「ただ更地になっただけじゃん」と首を傾げていた。
上に人外魔境がいると、普通の定義がブレるのを理解した。
「キシュタリア様、ご機嫌麗しくあるのは大変結構ですが……アルベルお嬢様にちゃんと説明なさってくださいね?
あのポンコツ、他所から入れ知恵されたらまた変に暴走しかねませんよ」
「解っているよ。アルベルのことだし、ラティッチェの家名が残ってることを単純に喜んでそうだしな……無駄に凹ませたくないし僕から言う。
フォルトゥナ側にもそれはもういってある。あっちも、僕をどう扱えばアルベルからの心象が良くなるか理解しているようだしね」
「余り虐めすぎるなよ? アルベルの後見をしている家だし、フォルトゥナ公爵家は歴史も実力も本物だ」
「心得ているよ」
幼馴染の言葉に、手を振ってこたえるキシュタリア。
軽口のような対応だが、ミカエリスがキシュタリアを心配していることは解っている。
同時にキシュタリアを信頼しているからこそ、必要以上に手を貸さないのだ。
読んでいただきありがとうございました。
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