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『スター・ウォーズ』カイロ・レンが下っ端に変装して現場に潜り込む「Undercover Boss」が帰ってきた ─ 今度はインターン生として奔走

アダム・ドライバー adam driver
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/27163437599/ Remixed by THE RIVER

もしも『スター・ウォーズ』のカイロ・レンが、ファースト・オーダーの下っ端として職場に潜り込んだら?企業の社長が変装して自社の現場仕事を体験する人気企画「Undercover Boss」のスター・ウォーズ・スペシャルが帰ってきた。

米Saturday Night Liveが放つこの企画の第1弾は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)時に放送されて話題を呼んでいたもの。カイロ・レンがレーダー技術者の“マット”になりすまし、現場で不当な扱いを受けながら怒りをこらえ、時々こらえきれずに大騒動を巻き起こすパロディ企画だ。

あれから約4年。ファースト・オーダーの最高指導者として出世したカイロ・レンが、「Undercover Boss」に帰ってきた。今回カイロが変装するのは、ファースト・オーダーのインターン生、ランディ。今やファースト・オーダーの最高指導者となったカイロは、インターン生として現場でやっていけるのだろうか。『スカイウォーカーの夜明け』でカイロ・レン役を演じ終えたアダム・ドライバーが、髭を蓄えて再演する。

「ここ最近、自分はボスとしてあまり相応しくなかったと思う。個人的なドラマで気が散っていたから」と打ち明けるカイロ・レン。そう、カイロは忙しかった。父を殺し、自らのボスも殺し、母を宇宙船から放り出し……、今はレイという名の若きジェダイに夢中になっている。そこでカイロは今一度組織の規律を取り戻すため、今回は新人インターンのランディとして潜り込むことに。

カイロ……もとい、ランディが参加したのは、スター・デストロイヤーH17セクションのインターン部署。ブロンドヘアのカツラにニット帽を被り、インターン生の服装に身を包んだカイロの姿は、もはやあの暗黒の野心に燃える最高指導者には見えない。

突然現れたこの新人に“OK,Boomer”と声をかけられたインターン生たちはキョトンとしているが、このスラングは主にジェネレーションZ(1997年以降生まれの若者世代)が、上から目線のベビーブーマー世代(1946年〜1964年生まれの中高年〜高齢者)をやや軽蔑的に皮肉る際に使われるネットミーム。ランディの場合、同世代または自分より若い相手に放っているため、使い方が分かっていない様子なのだ。きっと最近どこかで覚えたのだろう。

初対面の相手との距離の測り方が独特のランディは、いきなり「で、みんなどう思う?カイロ・レンがもう一度レイに手を差し出したら、彼女は受け入れるかな?」と尋ねる。思わず女性のひとりが「どうでも良くない?」と苦笑すると、ランディは突然顔を接近させて「どうでも良くない!どうでも良くない!」と濃いめの主張で迫る。

ランディに化けたカイロは、艦内の清掃やドリンクの配達など雑用仕事に奔走。トルーパー兵に「燃料の請求書って誰に渡せばいいですか?」と聞いてみても、からかわれる始末。トルーパー兵のアーマーがファースト・オーダーのものではなく、旧帝国軍仕様となっているのはご愛嬌ということにしよう。

エクセゴルに関する作戦を練る司令室にドリンクを届けに来たランディだが、ここでクリームもストローも忘れてしまうという失態を犯してしまう。提督に「もう帰れよ」と嫌味を言われると、ランディ……カイロ・レンの忍耐も限界に。押さえきれず、提督の頭部を破裂させてしまう。

インターン生活の中で、カイロは次第に素の自分を押さえきれなくなっていく。「トレイが空」という自分の初歩的なミスで動作しないだけのプリンターを破壊すると、インターンの仲間たちは「あいつ、またプリンター壊しやがった」と陰口。しかも、提督を殺したという噂まで広まってしまっている模様だ。

ある夜、インターン生のパーティに招待されたランディは、部屋の隅でひとり泣いている女性に声をかける。この女性はTIEファイターのパイロットとして志願したものの、「女性がパイロットになるにはカイロ・レンから直々に指名されるしか道はない」と言われ、夢を断たれた様子なのだ。カイロは「こういう風習を変えたい。誰にでもチャンスはある。自分が少しでもその変化を起こせるなら、俺はやる」と発起。この女性に「チームへようこそ、パイロットさん」とのメッセージ・カードを添え、TIEファイターパイロットのヘルメットにリボンを付けてプレゼントした。

大喜びの女性に、ランディは「きっといつか、カイロ・レンみたいに良いパイロットになれるよ」と声をかけるが、女性は「カイロ・レン?私、ルーク・スカイウォーカーみたいなパイロットになりたい」と一蹴。これを聞いたカイロ・レンは……?

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」米配信が2020年8月に繰り上げへ ─ 「ワンダヴィジョン」も年内登場

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」の米国配信予定が、2020年秋から8月へと繰り上げられていることがわかった。米Deadlineが報じた。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、サム・ウィルソン/ファルコン(アンソニー・マッキー)とバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)の新たなる冒険を描く物語。スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカからの“盾の継承”がテーマであり、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からヘルムート・ジモ/バロン・ジモ(ダニエル・ブリュール)、シャロン・カーター/エージェント13(エミリー・ヴァンキャンプ)も再登場する。

本作はディズニーの映像配信サービス「Disney+」にてマーベル・スタジオが手がける初めての作品であり、MCU史上初のドラマ作品だ。これを皮切りに、2020年内には「ワンダヴィジョン」が、2021年には「ロキ」「ホークアイ」が配信される(タイトルはすべて原題)。なおディズニー/マーベル・スタジオは、「ワンダヴィジョン」の配信も2021年春から2020年内に繰り上げたばかりだ。

なお、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影は2019年10月より始まっている。2020年1月には、米自治領プエルトリコにて実施予定の撮影が地震のために中止され、計画が変更となることも伝えられていた。配信予定への影響も危惧されたが、むしろディズニー/マーベル・スタジオは当初の予定よりも早期の配信を目指して作業を進めているらしい。

シリーズの監督は「ハウス・オブ・カード」「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」などのカリ・スコグランドが担当。脚本は「Empire 成功の代償」マルコム・スペルマン、『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが務める。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and The Winter Soldier)」はDisney+にて2020年8月より米国配信予定

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Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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