Bonjour ! HIKARUです!
クリスマス明けの数日間、ベルギーのブリュッセルを旅行していました。
実はこのベルギー、ヨーロッパを代表するマンガ大国だって知っていましたか?
代表例としてはスマーフとタンタン!
みなさんも名前くらいは知っているのではないでしょうか?
今回はこの2作品と、ブリュッセルのマンガ博物館について紹介します!
厳密にはマンガ(MANGA)ではなくバンド•デジネ(Bande dessinée)と呼ばれるジャンルです。
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ベルギー漫画センター
ベルギー漫画センター
Musée de la Bande Dessinée
Google Maps
ブリュッセルにある漫画の博物館。
基本的な漫画制作についてマンガの構成や話の作り方、絵の書き方などはもちろん、今回紹介するタンタンやスマーフといった具体的な作品を紹介/展示しています。
下書き→ペン入れ→色入れ→セリフ、などのプロセスを実際の有名作品を使って説明。とても面白かったです!
また「古代エジプトやギリシャの壁画がマンガの元祖である」というユニークな説も。日本の浮世絵なども絡め、マンガを歴史的に扱う一面もありました。
ドラゴンボール スーパーマン
ワンダーウーマン
日本やアメリカのキャラクターをアレンジした可愛らしい作品も。
ちなみに2枚目はトイレの看板です。漏れそう……
マンガ好きにはたまらない夢に溢れた博物館。しかし残念ながら日本語対応はしていません。
展示は全て英語、フランス語、オランダ語の3カ国語表記で、そのどれかを頑張って読む必要があります。
というわけで
博物館の説明はこのくらいで。
さっそくベルギー2大マンガ作品を紹介しましょう!
タンタンの冒険
Les Adventures de Tintin
世界中を旅する少年記者、タンタンの冒険を描いたドタバタコメディ作品。
1929年から「20世紀新聞(Le vingtième siècle)」で連載が開始されました。現在では世界100言語以上に翻訳され、マンガのみならずアニメや映画が制作されるなど、世界的な大人気作品です。
作者はベルギーの漫画家エルジェ(Hergé)。本作品の主人公タンタンは、エルジェの弟ポールがモデルになったとされています。
この通り、ブリュッセルの町中には至る所にタンタンのフラスコ画が。地下鉄やマンションの壁など、まるでタンタンと一緒に冒険をしているような気分を味わえます。
それではここからは、「タンタンの冒険」に登場するキャラクターたちを紹介していきましょう!
タンタン Tintin
本作の主人公で、ブリュッセル出身の少年記者タンタン。
設定では14〜19歳ということで、連載当初は本当に「少年」だったんですね。私の印象ではもっと大人だと思っていました…。
そんな幼さとは裏腹に、飛行機の操縦や華麗な変装術を披露するなど、十代とは思えない知識と勇気を兼ね備えたタンタン。
彼の特徴は「表情の薄さ」。
見ての通り数本の線だけで描かれたとてもシンプルな顔をしています。
「無表情」とも取れるこの顔つきが、その感情をより豊かに表現しているんだとか。さらにあまり激しく表情を変化させないことで、読者の感情移入を促すという目的があるそうです。
さらに重要なのはタンタンの優秀な才能。
射撃の腕前や水泳の能力は超一流。船やオートバイ、戦車の運転まで楽々こなし、悪者には強烈なパンチを喰らわせるなど、まさに万能少年なんです。
私もタンタンみたいな少年になりたかったなぁ〜
スノーウィ Milou
タンタンの相棒、ワイヤー•フォックス•テリア犬。第一作目から全ての作品に登場しています。
英語/日本語では「スノーウィー」という名前ですが、フランス語では「ミルゥ」と呼ばれています。その由来は作者エルジェの元彼女の名前なんだとか…
タンタン同様に勇敢で賢く、同作における第二のヒーローともいえる存在。タンタンが誘拐/監禁されたときには鍵を見つけ出してきたり、時にはタンタンよりも先に犯人を探り当てるなど、とっても優秀なんです。
その一方で、ウイスキーが大好きでベロベロに酔っぱらってしまう、犬らしからぬ一面も。タンタンが真剣に調査しているのもお構いなしに猫を追いかけ回したり、苦手な蜘蛛のせいで脚がすくんでしまったり…。オチャメですね!
ハドック船長
Captain Haddock
タンタンの親友、ハドック船長。
シリーズ第9作目からの登場です。
感情表現の薄いタンタンとは裏腹に、ハドック船長は喜怒哀楽がとても激しいキャラクター。大激怒したり大泣きしたり、騒がしいドタバタ劇を演じています。
さらに最大の特徴は「アルコール中毒」であること。これが原因で大失態を繰り返し、時にはタンタンも巻き添えに窮地に陥ってしまうことも。
ちなみに、前述のスノーウィーにウイスキーの味を覚えさせたのも、他ならぬハドック船長です…!
その他のキャラクター
デュポンとデュボン
Dupont et Dupond
インターポールの刑事でありながらドジばかりやらかすデュポンとデュボン。容姿がそっくりなのに、双子でもなければ家族でもない赤の他人という設定がまた笑いを誘います。
ちなみに、フランス語名は
Dupont et Dupond (デュポン & デュポン)
TとDなのに、発音が全く同じという言葉遊びなのですが、日本語では表現できないため「デュポンとデュボン」と区別されています。
ビーカー教授
Professeur Tournesol
原子力ロケットや潜水艦を発明するほどの天才科学者。しかしながら高齢のため耳が遠く、常に厄介事を引き起こすトラブルメーカーです。
普段は温厚な性格ですが自分の発明をけなされることを嫌い、「バカ」という単語に対して恐ろしいほどブチギレるという荒っぽさも持ち合わせています。
ハドック船長とビーカー教授の掛け合いが笑いのツボです!
タンタンについては以上です!
幼い頃にタンタンを読んだときは「ワクワクの冒険マンガ」としか認識していませんでした。しかしながらフランス語がわかる今となっては作中の言葉遊びが面白い!ハドック船長の暴言やダジャレなど、翻訳では伝わりにくい面白さがたくさん隠れていることがわかりました!
また後日、時間を見つけて読んでみたいですね!
参考文献: タンタン公式サイト (15. jan.2020)
お次はスマーフを見ていきましょう!
スマーフ Schtroumpfs
中世ヨーロッパのどこかの森に存在する青い妖精スマーフを描いた物語。
作者はベルギーの作家ペヨ(Peyo)。
世界25カ国語以上で翻訳され、2011年にはハリウッドで実写映画化されるなど、絶大な人気を誇っています。
英語/日本語では「スマーフ(Smurfs)」と呼ばれていますが、仏語では「シュトロンフ(Schtroumpfs)」と名前です。
主なキャラクター
パパスマーフ
Grand Schtroumpf
スマーフの中で1番年上で524歳のスマーフ。
(他のスマーフは全員100歳)
魔法や科学の知識があり、他のスマーフを周りの危険(後述のガーガメル)から守っています。
ガーガメル
Gargamel
本作品の悪役、魔法使いのガーガメル
どんな物でも黄金に変えるという賢者の石を作る材料として、スマーフを捕まえようとします。しかしながらいつもスマーフたちに返り討ちにされてしまいます。
スマーフェット
Schtroumpfette
作中に登場する中で唯一の女性スマーフ。
もともとはガーガメルが作り出したニセモノのスマーフでしたが、パパスマーフの魔法で生まれ変わり、可愛らしい姿になりました。
街中のスマーフたち
ブリュッセル市内を歩いていると至るところでスマーフを発見することができます。
柱に描かれたスマーフとガーガメル。
天井やアパートの壁に描かれたスマーフ。
2枚目をよく見ると、小便小僧アレンジのタンタンもいますね。全裸です。
さらにスーパーに行くと、通常のハリボーの脇にスマーフのハリボーも。
この「スマーフハリボー」はフランスでも売っています。ベルギーの漫画文化が周辺国にも深い影響をもたらしていることがわかりますね。
まとめ
タンタンとスマーフを「子供のころに読んだよ!」という人も「読んだことない!」という人も、この投稿を期に思い出して/興味を持っていただけたらうれしいです!
また、ベルギー ブリュッセルを訪れた際には街中に隠れたキャラクターたちを探してみてくださいね!
今回の投稿は以上です。
À la prochaine fois !!
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