第二十三話「月夜の兎狩り」
『飛んで火に入る夏の虫』――突如現れた鈴仙・優曇華院・イナバ。幽々子の気まぐれから生まれた異変解決の糸口を逃すまいと、悠子と幽々子は再び戦いに身を投じていく。
◇
――――あれ? もしかして私、墓穴を掘った???
私、鈴仙・優曇華院・イナバは、凄まじい後悔の念に駆られていた。
竹林で人間と妖怪、そしてあの『蓬莱人』がドンパチやっていると聞いて私は急いで様子を見に駆けつけた。
私は
私の能力は完璧なはずだった。
――が、隠れていた私の目の前に突然ナイフが飛来した!
私はとっさに避けようとしたが、避けきれず左手を負傷。
――気付かれた……!
そう判断した私は『徹底抗戦だ!』と思って飛びだした。
しかし、人間と妖怪(?)の二人組(黒髪の見たことのない服装をした少女と、和服に身を包んだ桃色髪の少女)は、突然現れた私に対しキョトンとした顔で言ったのだ。
『あらあら…… 飛んで火にいる――』
『――夏の虫、ってことね!』
――くそっ!! やつらは私をはめたんだ!
私はやつらの額に標準を合わせた。
そして、ゆっくりと目を閉じた。
――師匠と姫様のために、ここで食い止める!
私はゆっくりと高まってくる力を感じ、目をカッと開いた!
そして、赤く輝いているであろう瞳で二人組を見据えた。
「許さわよ…… 人妖の二人組!」
私は名の知らない人妖の二人組を睨みつけた――――
◆
――――許さわよ…… 人妖の二人組!
突如現れた妖怪に最初は面を食らった。
しかし、よく考えてみるとこれはチャンスだ。
妹紅さんが消えて(帰って)しまって、異変解決の手掛かりが途絶えてしまっていた。
幽々子の冗談みたいな行為から生まれた今の状況――これも異変解決への糸口に他ならない!
――よくやったわね、幽々子! それとも、これが狙いかしら?
幽々子の方を見つめると、涼しげな顔をしていた。
――相変わらず何を考えているのかわからない。
私は火傷と肩口の傷を抑えた。
――私の体、もう少し頑張れるよね。
私は自分を励ましながら、爛々と赤く光る兎の妖怪の目を見据えた。
『目は口ほどに物を言う』――非常に有名な故事が存在する。
しかし、彼女の目から伺える感情は――『無』であった。
そう『何もない』――のだ。
――幽々子はあの目を見てどう思うのだろう?
幽々子の方に再びサッと顔を向けると、どこからか取り出した新しい扇子で顔を覆い隠していた。
「何をやっているの? あの鈴仙とかいう妖怪は、何をしてくるかわからないんだから、目をそらさない方がいいわよ」
「……悠子はそういうところが甘いのよ」
相変わらず顔を覆いながら、幽々子は私にそう言った。
私はその言葉にムッとして言い返した。
「敵を目の前にして顔を隠すのに比べれば、ずいぶんと真剣よ!」
私はそう宣言して、小太刀を構えなおした。
幽々子はため息をつき、『だから、悠子は……』と呟いた。
鈴仙はそんな私たちを見ながら、フウッと息を吸い込んだ。
「それじゃ、開幕よ!」
鈴仙がそう高々に宣言した――
――と、その瞬間、私を囲い込むように、弾幕が展開された!
「なっ!?」
私は横に飛び、地面を転がった。
――ズキッ
これまでの戦いの傷が痛む。
――くっ、凄まじい攻撃…… こんなの避けられない!
私は幽々子を心配して振り向いた。
「幽々子、だいじょ――」
私は幽々子の様子を見た瞬間、驚いてしまった。
幽々子は傷一つなく、『先ほどと同じ場所』に佇んでいた。
そして、私の涼しげに見ながら私の顔をピッと指差した。
「何をしているの、悠子」
「えっ、えっ???」
私は訳も分からず、言葉にならない声を漏らした。
鈴仙はニヤリと笑い、高らかに宣言した。
「兎の眼を直視したあなたはもう逃れられない」
鈴仙の指先から、再び弾丸が二発発射された。
直後、その弾丸は無数の弾丸に分裂した!
私はまた横っ跳びして弾丸を回避した。
――スドン、ズドン
地面に弾丸が撃ち込まれる重い音が響いた。
着弾点に視線を向けると、そこには『二つの弾痕』が見えた。
――おかしい……
弾数と弾痕の数が一致しない。
しかし、私には見えていた――無数の弾丸が。
「くっ―― まるで、種なしトリック……!」
私が呟くと同時に、幽々子の叫びが聞こえた。
「悠子っ! 右よ!!」
私は幽々子の言葉を聞き、回避しようと周囲に目を向けると――私の左側に凄まじい弾幕が展開されていた!
「って、左側が弾丸だらけじゃない!」
私はとっさに弾幕の薄い右側へと飛んだ。
これで、だいじょう――
――ブシュ!!
――えっ?
私がそう思った時には、すでに弾丸が脇腹をかすめていた。
「くっ、ぐぁ!!」
私は痛みで体勢を崩し、地面に転がった。
叩きつけられたからだが悲鳴を上げる。
――逃げないと……
薄眼を開けると、また新たな弾幕が。
――あっ、あっああ…… 終わったわ……
私はギュッと目をつぶった――
「 桜符『センスオブチェリーブロッサム』!」
幽々子の声が響くと同時に、周りから弾幕の気配が消え、温かい春の陽気に包まれた。
私が恐る恐る目を開けると、扇子を構えた幽々子の姿が目に飛び込んできた。
幽々子は地に伏す私に目を向けた。
「悠子、大丈夫?」
「はぁはぁ…… 質問に、質問で返すようで――悪いけど…… これが――大丈夫そうに見える……?」
私は血が滴る脇腹を押えながら、呟いた。
そんな私の姿を見ながら、幽々子は目を細めた。
「悠子は相変わらず無茶するわね……」
幽々子は相変わらず鈴仙から目を反らしながら、ため息をついた。
「あなたの『無茶苦茶』ぶりには、いつもウンザリしているわよ……」
私も幽々子に対してため息をついた。
一方、鈴仙はそんな幽々子の様子を見ながら、感心したように言った。
「ふ~ん。妖怪の方はもう――いや最初から気付いていたのね」
鈴仙はやれやれと言うように首を振った。
兎耳がその動きに従うようにふらふらと揺れた。
そして、鈴仙はスッと私の方を向いた。
「人間。あなたには無数の弾が見えたようだけど、違うわよ」
「……どういうこと?」
疑問を口にした私に対し、鈴仙はピッと顔の前に人差し指を立てた。
そして、片目をつぶり私の瞳を覗き込んだ。
「ここで負けるあなたには、ネタばらし。弾丸が増えたわけではない、あなたの目が増えたように『錯覚』を起こしているだけ」
鈴仙は『ふふん』と胸を反らせながら、得意げに言った。
私はふらふらしながら立ちあがった。
「私はまだ戦え…… あっ、ああ!?」
私は心の底から、叫び声をあげた。
私の視界には――恐怖が映し出されていた。
鈴仙の声が響く。
「これ以上の戦いは無用よ。妖怪の方ならまだしも、月の瞳に侵されたあなたは、もう戦うことはできない!」
鈴仙の言っていることは何一つ間違っていなかった。
――私の視界にはすでに、何百、いや何千の弾丸で覆われていた。
――無理だ。
私の心がこの連戦に悲鳴をあげている。
つい先ほどのレミリアと妹紅さんの言葉が反芻された――
『あなたの運命は――再び私に負け、霊夢と同じ道を引き返す運命よ』
『不死は勧めないが、生身の人間が無茶するもんじゃないよ』
――――悔しい。
私はもう負けてしまうのか。
所詮『ただの人間』である私にはやはり無理だったのだ……
そう思うと、レミリアに噛まれた肩口の傷、妹紅さんの炎に焼かれた右腕、先ほどの弾丸による脇腹の傷、そして何より圧倒的力の差を見せつけられた紅魔館での戦いの傷が疼いた。
――ガタガタガタガタガタガタ
突然、私の体が震え始めた。
傍から見ると、まるで孤独に兎のように震えていることだろう。
自らの身の程をわきまえていない私なんて
きっと私は、このまま弾丸に貫かれて――
―― ペシッ
「痛っ!」
幽々子は私の頭を扇子で小突いた。
そして、言い聞かせるように言った。
「どうしたの悠子。あなたらしくないわね」
「でも、私もう――」
「あなたの視界はもう駄目かもしれないわ」
その言葉を聞き、私は落ち込んでしまった。
――やっぱり無理だよね……
幽々子はそんな私に向かって、ピシャリと言った。
「最後まで聞きなさい。でもね――あなたの『真っ直ぐな心』は、幻視にかかっていないはずよ」
私はその幽々子の言葉を聞き、頭に衝撃が走った。
そうだった。
私の取り柄はある意味、真っ直ぐなこと。
そして、妖夢師匠の言葉――
『真実は斬って知るもの』
――そうだ、前を向かないと!
私はこの
私にもう少しだけ戦える『心』をください――師匠、そして弟の翔太!
私はギュッと小太刀を握りしめた。
「ふぅ、そうね! 私、何度倒れようとも、真っ直ぐ突き進むわ!」
幽々子は目を細めてにっこり笑った。
そして、ボソッと耳打ちした。
「それじゃ、ちょっと耳を貸しなさい――」
その内容を聞き、私は俯いてしまった。
「でもそれじゃ……」
幽々子はそんな私の頭を扇子で小突いた。
「あなたがいろいろと単純なのがいけないのよ――いや、逆ね。単純でよかったわ」
幽々子はくるっと、鈴仙の方を向き直った。
「ちょいとよろしいかしら、赤い瞳の兎さん」
「何よ……?」
鈴仙は雰囲気の変わった私と幽々子に対し、警戒を露わにしながらそう返答した。
幽々子は扇で口元を隠しながら、艶やかに笑った。
「ふふっ、最後に一つだけ言わせてもらうわ。 私を謀ろうなんて、百年――いや、千年早いわ! 霊蝶『蝶の羽風生に暫く』!!!」
スぺルカード宣言をした幽々子の背後に扇が展開した!
そして、数多の光が竹林全体に広がった!
「くっ!?」
鈴仙はその光に目がくらみ、立ちすくんだ!
幽々子が弾幕の美しさで唖然とする私の背中を押した。
「行きなさい、悠子!」
「ええ! ――剣伎『桜花閃々』!!!」
私は小太刀を引き抜き、光の指し示す方向に向かってスペルカード宣言した!
再び、竹林に桜が舞い散った――
◇
―――― 剣伎『桜花閃々』!!!
竹林に悠子のスペルカード宣言が響き渡った。
と同時に、光の中から無数の桜の花びらが舞いあがった!
鈴仙は目を抑えながら、呟いた。
「くっ、次は桜の花びらで視界が……」
すると、桜吹雪の中から悠子が鈴仙に飛びかかっていった!
悠子は握った光輝く小太刀の鞘を鈴仙に向けて突き出した!
「もらったわ! 蝶符『鳳蝶紋の死槍』!!!」
「がっ――――」
悠子の小太刀の鞘が鈴仙の胸部を突き上げた!
鈴仙の苦しげ声が響いた。
と同時に、悠子の目の前にあった鈴仙の姿が霧散した。
「なっ、幻!?」
悠子は突然の出来事に後ずさった。
鈴仙のいたはずの空間を見つめ、悠子は不安げな声をあげた。
「うっ、嘘…… こんなことも―― がっ!?」
悠子の背中に凄まじい衝撃が生じた。
悠子はよろめきながら、背後に視線を向けるとそこには霧散したはずの鈴仙の姿が。
「言ったでしょ。もうあなたの視覚は――『マトモ』じゃない」
鈴仙はそう呟くと、素早い動きで悠子の足を払い、地面に叩きつけた!
「がっ――ぐっ、あっ……!?」
叩きつけられた悠子の肺から空気が漏れる音が聞こえた。
鈴仙は悠子に馬乗りになり、その頭部に向かって指を突きつけた。
その姿勢のまま、鈴仙は呟いた。
「 幻兎『
鈴仙は悠子の視界を惑わし、鈴仙の幻影を見せていたのだ。
反応を返さない悠子に対し、鈴仙は会話を続けた。
「妖怪でもないような、視覚だけに頼った人間が私に勝てると思うな。 ――今、降伏すればここで許してあげるわ」
鈴仙は悠子に降参を促した。
しかし、その言葉を聞いた悠子は――口もとを釣り上げた。
「なっ、何がおかしい!」
悠子の態度に、鈴仙は動揺を隠せなかった。
そんな鈴仙に対し、悠子は挑戦的な目を向け、言い放った。
「正々堂々と――勝負なさい。兎の妖怪!」
煽るような悠子の言葉を聞き、鈴仙はカッと目を見開いた!
そして、間髪入れずに指先に力を込めた。
――ズドン! ズドン! ズドン!
――月下の竹林に重い銃弾が撃ち込まれる音が響いた。
鈴仙は手の構えを解き、ゆっくりと立ち上がった。
そして、頭から血を流しながら倒れる悠子に向かってポツリと呟いた。
「残念な人間。 あなたがいけないんだから…… 私は、冷静に対処しようとしたのに……!」
鈴仙はそう言った後、俯いた。
――鈴仙は悠子が人間であることを承知した上で、実弾を撃ち込んだ。
地上の妖怪ではなく、元・月の民である鈴仙にとっては、穢れた生命を奪うことは辛いことではない。
しかし、長い期間地上に住み、共存を目指してきたその心境は複雑なものであった。
――弔ってやろう。
鈴仙はそう考え、静かに手を――
――合わせようとした瞬間、頭から血を流す悠子の目がカッと見開かれた。
鈴仙はその光景を見て、悠子の上から飛びのいた。
「うっ、嘘――あなたは、えっ……? ――何で!!!」
鈴仙の叫びが月夜の竹林に木霊した。
そんな鈴仙を見据えながら、悠子はゆっくりと立ち上がった。
――ぽたっ、ぽたっ
悠子は地に血の跡を刻みながら、ゆっくりと鈴仙に近づいていった。
そしてあろうことか、鈴仙に飛びかかり、体に手をまわして抱きついた!
鈴仙の服には、赤い血の跡が広がった。
「きゃぁぁぁあ! 離しなさい、化物おぉぉぉ!!」
鈴仙は悲鳴をあげ、体を振りながら悠子から逃れようとした。
――鈴仙は自分の想定していなかった状況に、悠子の常軌を逸した様に恐怖した。
そんな鈴仙を見ながら、悠子は艶やかに微笑んだ。
「ふふふっ…… 良い声で鳴くわね。本分を…果たせた…ってところかしら……。 残念なのは――あなたの方よ……!」
そう悠子が呟いた瞬間、鈴仙の背後から一閃が放たれた!
「面っ!」
――――スパァーン!
「がっ!?」
闇夜から放たれた一閃が鈴仙の頭部に直撃した!
――ドサッ
鈴仙は自分自身に何が起こったか理解する前に――堕ちた。
「はぁはぁ……」
――息をあげながら闇から姿を現したのは、先ほど頭から血を流していた悠子とまったく同じ姿をした少女。
――『本物の悠子』であった。
『本物の悠子』は、崩れ落ちている『頭から血を流す悠子』に駆け寄った。
そして、涙声になりながら呼びかけた。
「 『幽々子』!」
その言葉に反応するかのように、『頭から血を流す悠子』はポツリと呟いた。
「 魂魄『幽明求聞持聡明の法』――解……除」
すると、『頭から血を流す悠子』は白い光に包まれ、幽々子の姿へと戻った。
『頭から血を流す悠子』の正体は、悠子の魂を映し出した幽々子だったのだ。
幽々子は苦しそうに、呟いた
「いくら……亡霊だからって……無茶するもんじゃないわね……」
「本当よ…… わざわざ弾丸まで打ち込まれるまで挑発するなんて」
悠子はそう言って、幽々子の頬を撫でた。
幽々子は苦しげにしながらも、小さく笑った。
「得意げな兎さんが……激情する姿、見たかったん……だもの……ねぇ?」
「本当に幽々子は――冗談が好きね……」
悠子は涙声になりながら幽々子を抱きしめた。
――いくら亡霊とはいえ半霊を媒介にしていたのだ。
その痛みは――――人間が頭部を撃ち抜かれたものとまったく同じである。
幽々子は苦しそうに悠子の手を握り返した。
「私は……あなたの……中に戻……るわ。私が……回復するまで……無茶しな……いこと」
「ええ…… ゆっくり休んでね、幽々子」
悠子が返事すると同時に幽々子は光に包まれ、丸い『半霊』となった。
そして、悠子の胸の中に吸い込まれていった。
「ごめんね、幽々子。私が馬鹿だったばかりに」
悠子は自分の胸を撫でながら、呟いた。
それに対する返答は――無かった。
悠子がスッと目をあげると、鈴仙が倒れている背後の空間が大きく歪んだ。
そして、目の前の竹林が揺らぎ、純和風の屋敷が現れた。
「ここに――異変の元凶がいるのかしら?」
やはり、幽々子の返事は聞えない。
「待っててね、師匠と幽々子。ここまで来たら、解決は無理でもいけるだけ行ってみるわ」
悠子は深く深呼吸して、その屋敷に足を踏み入れた――
アグサンです。約一ヶ月ぶりです。こちらの事情で、これからはゆっくりと更新して行こうと考えております。
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