ラグビーW杯日本大会の準決勝で相まみえるニュージーランド(NZ)とイングランドの注目の一戦は26日、横浜・日産スタジアムで激突する。1次リーグでともに危なげない戦いで1位通過し、優勝候補の最有力に挙がる。史上初の3連覇を狙うNZを、日本代表の前指揮官、ジョーンズ監督率いるイングランドが止められるか。25日の前日練習は、両チームとも雨中で行った。
イングランドはSOもできるゴールキッカーの主将ファレルを、12番のインサイドCTBに起用した。SOフォードとのイケメン「ダブルSO」で臨む。フォードは戦術眼にたけ、ファレルは強力なタックルを武器にする。幼なじみで、昔から好敵手の関係にあった2人の攻守に注目だ。
NZは、こちらもSOができるB・バレットをFBに回し、ゴールキッカーを務めるモウンガをSOに配置した。イングランドの10番―12番に対し、10番―15番がゲームをつかさどる。ダブル司令塔対決の軍配はどちらに―。
FWでは、現代ラグビーの申し子と言えるイングランドのロック、イトジェが異彩を放つ。195センチ、115キロの巨体をしなやかに動かす。一方のNZは、ともに2メートル超のレタリックにホワイトロックと巨木のようなロック陣。竹とヒノキの力比べも楽しみのひとつ。
今回もNZのバレット3兄弟がメンバー入り。本来ロックのスコットをフランカーに先発起用した。ラインアウト勝負も見逃せない見どころだ。