プロレスラーの蝶野正洋(56)が、このほど東京都内で、自身が代表を務める一般社団法人「ニューワールドアワーズスポーツ救命協会」の主催による救命救急講習会を開いた。
2005年に橋本真也さんが脳幹出血のため40歳で死去。盟友の死で命の尊さを実感し、10年から救命救急の啓発活動に取り組んでいる。5日にプロレスラー生活35周年を迎えるにあたり、さらなる講習会の開催やAED(自動体外式除細動器)の普及を目指す。今回は、プロレス団体の垣根を越えてレフェリーを集め、東京芝消防署芝消防団の協力のもと講習を行った。
3人一組になり、救護のデモンストレーションを行った際、蝶野は全日本の和田京平レフェリーらとタッグ。倒れた人(人形)を発見すると「ガッデム!」とお決まりのセリフを発して笑わせながらも、AEDのガイダンスに従って心臓マッサージを行い、救急隊が到着するまでに必要な行動を、息ぴったりの連携でこなした。
レスラーとしては第一線を退いた“黒のカリスマ”は「プロレス界はこれからレフェリーに旗持ちしてもらって、スポーツ界や芸能界、いろんなところに白いネットワークを広げていきたい」と熱弁を振るった。
その上で「今まで悪いことやってきた人、ぜひ手を挙げて私のところに来てください。芸能界もそんな人ばかりでしょ? 吉本(興業)さんでもウエルカムですよ」と、“防災のカリスマ”として闇営業問題に関わった芸人たちにもラブコールを送った。