シンセサイザー1号機

2005年05月13日更新

<記念すべき第一歩>

 シンセサイザーというには大げさですが、小学生3年生の時にエレキットの電子オルガンを組み立てました。UJT (Uni-Junction Transistor) と、トランジスタの2石構成だったと記憶しています。五線譜のようなプリント基板に1オクターブ、8音階分の音符のような端子があり、その端子にテスター棒で触れると、それぞれの音階で単音を発音するというものです。これが全ての始まりでした。

 正確に言えば、始まりはもっと昔で小学校一年生になる直前の春休みに旅行先で父親に買ってもらった「小学一年生」だったかも知れません。その雑誌には何と富田 勲氏のシンセサイザーの記事が載っていたのです。何故小学一年生で富田 勲氏を取り上げたのか、今思えばとても不思議です。記事の前半は竹でシロフォンを造ったという話だったと思うのですが、大昔のことで記憶が定かではありません。

 記事の後半では大金を工面して購入したMOOGのシステム・シンセサイザーの素晴らしさと可能性が語られていたかと記憶しています。記事の写真で見たシステム・シンセサイザーの姿は、秘密基地の司令室のようにも見えました。結局これが何者なのか解らないまま「シンセサイザー」というキーワードだけが頭に埋め込まれたようです。

システム・シンセサイザーのイメージ
松島基地の航空祭にて。(2001年08月26日)
幼い頃見たシステム・シンセサイザーの姿と重なる。こういうの結構好き。

 その後シンセサイザーの事はしばらくの間忘れていましたが、電子オルガンを作った時に思い出しました。この電子オルガンはきっと「あれ」に近いのだ、「あれ」の基本形だと思いました。その後、図書館で本を読んで電子オルガンとシンセサイザーにはかなり開きがあるということを知りました。


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