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【大リーグ】

田中、復調ならず 6回途中5失点KO

2019年8月7日 紙面から

オリオールズ戦の6回、ピーターソンに2ランを浴びたヤンキース・田中=ボルティモアで(共同)

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◇ヤンキース9-6オリオールズ

 米大リーグは5日、各地で行われ、ヤンキースの田中将大投手(30)は敵地ボルティモアでオリオールズ戦に先発。5イニング1/3を10安打5失点と打ち込まれ、勝敗はつかなかった。試合はヤンキースが9-6で打ち勝った。エンゼルスの大谷翔平選手(25)は、敵地シンシナティのレッズ戦で代打出場。4-7の9回2死一塁で空振り三振に倒れ、最後の打者となった。

 完全復活への道は、一歩後退だ。最弱オリオールズ相手に楽勝かと思われた6-1の6回、田中に落とし穴が待っていた。ピーターソンに今季1号2ランを浴びるなど先頭から4連打を許し、この回だけで5失点。ベンチに戻ってもずっとうなだれたままで、一瞬上げた顔は怒りの表情だった。

 「自分に対してフラストレーションがたまる。耐える時だと感じている。大変な時って、全てうまくいかなかったりする。しんどいけど戦い続けるしかない」。30歳は悲壮感たっぷりに語った。

 直近7試合は防御率10・23、計25奪三振に対し、13与四球。持ち前のピンポイント制球も影を潜めている。大リーグ公式サイトによれば、ブーン監督は「最近の不調はスプリットの制球と、多分、疲れによるものだろう」と分析した。

 前回登板の前から宝刀スプリットの握りを深くし、メジャー6年目で初めて劇的に変えた。「いろいろな修正を重ねている。(スプリットの)精度はまだまだ高めていかないといけない」。幸い10月の本番、ポストシーズンまであと2カ月ある。爪を研ぐ時間は残されている。

 

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